
9月18日はアルファロメオチャレンジ富士第4戦に出場しました。
この日の富士は台風が過ぎ去って天気が回復。路面は朝イチのプラクティスからドライでした。
私は今回もMR300クラスで出場。私を含めて8台が出場しました。とはいえ、目標は最上級クラスのSRクラスに割って入ることです。しかし、エントリーリストをよーく見ると4Cに乗るテッツォの郷田選手がこれまでのタイムアタッククラスからついにレースクラスにエントリーしてきました。郷田選手はみんカラの皆さんならご存知かと思いますが、フェラーリ使いと言われたあの方です。7月のアルチャレ富士ではラジアルタイヤながら2分フラットを記録。私もレース中になんとか2分フラットに入りましたが、私はSタイヤでのタイム。まあ、そもそもの人間力が違うのですけれど、今回は同じ時間に走るので要マークとしました。
私の走行はプラクティス2から。午後になってますます気温があがり、路面温度は40℃にまで上昇。50台が走るのでタイムを出すのはなかなか難しいのですが、私はフロントのブレーキパッドが新品なのでパッドの当たり付けのつもり・・・と思いながらも中盤からはタイムを詰めに行きました。しかし、リヤの動きが神経質で100Rであたふた。結果は2分1秒498と前週の練習時のタイムに及ばず。とはいえ、気温の上昇に加えて前日の豪雨で路面が洗われてしまったのか、上位クラスの車両も全般にタイムが低調でした。
お昼ご飯をはさんで2時28分からの予選では、気温はさらに上がったものの路面温度は41度とさして変化なし。日差しはあるものの適度に風が吹いているからでしょう。
プラクティスからの変更は路面温度が前週より高いのでタイヤの内圧が上がっていたので調整しました。内圧上昇が走りにくさの原因だったのでしょう。
予選はほぼ全車が出払ってから、前の間隔を開けてコースイン。計測1周目で勝負することにしました。慎重にタイヤを温め、最終コーナーは大回りしてストレートでスピードを稼ぐようにします。
がっ!いきなり1コーナーでややオーバーラン、コカ・コーラコーナー前で前車と遭遇して100Rで並走、1ヘアもイマイチなど失敗が多かったのですが、何とか2分0秒777。
次の周で失敗を修正して何とか2分切りを・・・と思って勢い込んだのですが・・・。なんと赤旗で終了!
メインストレートでエンジンブローでオイルを漏らし、さらに火を噴きながら走ったクルマがあったそうです。なので、ほとんどの選手が1アタックの状態での予選終了となりました。
上は予選アタックの動画です。2周目のシケイン入り口で赤旗が出ていましたが、前車に気を取られて見逃してます(汗)。そして13コーナー入り口で前車がスローダウンしたところをパス。手など上げてしまってますがこの後に赤旗に気が付きました(大汗)
予選結果は総合6位。マークしていた郷田選手はなんと1分59秒036!う~ん、完敗です。
でも、グリッドは郷田選手の直後なのでうまくすればそのまま後ろに付いて行くことも可能です。怖いのは直後のグリッドにSL55AMGがいること。プラクティスでは59秒台を出しているので、ちょっとコーナーでミスったら即抜かれます。それから、SS300クラスのケイマンSも注意です。ここ2戦ほど好バトルをさせてもらっている方で気を抜けません。
決勝は予定より30分ほど遅れて16時半ごろにスタートしました。
スタートはローンチは不使用。Sタイヤでローンチを使うとクラッチへの負担が大きいからです。前の郷田選手はローンチを使うと言っていましたが、手順を間違えたようで動き出しが遅い。ローンチを使わないでよかった~、と思うのもつかの間、左からSL55AMG、右からケイマンSに抜かれました。1コーナー入り口では大外からアウディTTSもやって来ました。
え~、そこまで抜かれる予定はないよ~、と必死に前車に食らい付きます。でも、後ろが気になって気になって・・・。後ろばかり見ながら前にも付いていきたいしでアタフタ・・・(汗)
直線に出ても後ろをキョロキョロ見て、かと思うとストレート中盤ではオイル処理の煙幕に戸惑い(大汗)
そうはいいながらも前後に挟まれてレースしている感はタップリで、自分なりにかなり集中して走れました。2周目の1コーナーを抜けると、前車のケイマンSの走りを冷静に見ることが出来るようにもなりました。私もかなり一杯ですが、ケイマンSの方もかなり頑張っている様子。抜くチャンスは十分にありそうです。
3周目に入って1コーナーで1回目のチャンスが来ました。私がインに入ったので譲ってくれたのか、それともややオーバースピードだったのかケイマンSがなかなかターンインしません。なので1コーナーで前に出ました。しかし、ミラーを見るとけっこう近くにいます。そして、コカ・コーラであっさりと抜かれました。ここは苦手なのですが、ホントにあっさりでした!
しかし、100RからヘアピンはかなりケイマンSは苦しそうで、離されることなく追従。300Rでは並べそうでしたが、リスクが高いのでここは引きました。とはいえ、ここを逃すと1コーナーまで我慢になります。シケイン進入でパスというのも比較的安全なパッシングポイントですけど、ケイマンSはここの減速が4Cとは大違いで太刀打ち出来ません。
シケインからは頑張り過ぎないように気を付け、最終コーナーで離されないことだけに集中。なんとかその作戦がうまくいき、最終コーナー立ち上がりで真後ろに付けることができ、たっぷりスリップを使う事が出来ました。でもでも、スリップから抜けると並ぶまでで完全には前に出ることが出来ません。動画で「ひょえ~」なんて奇声を発しているのは想像以上に前に出られなかったからです。まあ、何とか1コーナーで前に出て、コカ・コーラも無事に前で抜けたのでよかったですが。
その後、ときどきチラチラと前車が見えるのですが、後方が離れたことで気が抜けて来ました。100Rをかなり安全に走っています。タイムも少しずつ落ちています。どーせ、前には追いつかないさ~。なんて諦めが頭の隅でささやいてました。最終的に総合5位になり予選より1つ前のポジションになりましたが、2台は抜いたのではなくトラブルで下がってきた結果です。郷田選手、上松選手ともミッショントラブルでスローダウンしていました。
目の前にターゲットがいないとなかなか集中が続かないものですが、そのあたりを何とかしたいものです。というか、基本タイムをもっと上げれば上位勢に離されずに済む問題なのですけど(汗)
下の動画は決勝の様子です。
Posted at 2017/09/19 13:01:49 | |
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