
FSWへ走りに行って来ました。本日のテーマとしては表題にもあるようにリヤウイングを外して走ってみることです。ウイングを付けたことで安定性が高くなったのは実感としてあるのですが、同時に加速力とトップスピードは確実に落ちています。安定性は何ぶんにも感覚的なものが小さくないですが、加速力とトップスピードの低下はロガーを見ると明らかです。そこで、今の自分とクルマの状態でウイングのあるなしでどうなるのか?を確かめてみたくなったというわけです。
で、8時50分からの1本目はいつも通りにウイングありで走行。気温15℃、路面13℃とエンジンにはいいですが、路面が結構冷たい!コースインから2周をかけてタイヤを温めてからアタック。ちょっと他車に絡み気味で1分59秒19、次が1分57秒58。クルマの状態に違和感などはなく、まずまずのタイムが出たのですぐにエアチェックしてもう一度アタックしようと考えていたのですが、この日一緒に行ったkuma4Cさんも後ろから同時にピットイン。走行前に15分くらいしたらクルマを交換しましょう、ということを話していたのですが、結局10分ほどで走行したたこの時点で交換。まあ、筑波に続いて富士でもkumaさん号に乗ってみたかったのでいいのですが。
そのkumaさん号は筑波で乗った時とはかなり印象が異なり、コースインした直後からふわふわのぐらぐらでロールとピッチングがものすごく大きく、ステアリングを切るとリヤイン側が浮き上がるような感覚があり、接地感が希薄。ロールが速くてリヤが腰砕けで動きがピーキーで怖くて走れずにコースインしたその周に即時ピットイン。前後とも減衰を2段階強くして再度走ってみると、先ほどよりはステアリングの応答感もリヤの踏ん張り感も出てきましたが、出来ればもう少しリヤをしっかりさせたいところ。低速のセクター3ではリヤがスッと出て素早い旋回が出来る感覚がありますが、セクター2のような速度が乗るコーナーではかなり慎重な操作が必要です。
もっとも、最初のフラフラに感じた状態でもオーナーのkuma4Cさんはベスト更新の2分1秒台を出しているので、慣れれば最初の状態でももっと行けるのかも? いやしかし、最初の状態でコンスタントにいいタイムで走るのは精神的に厳しいのは間違いなし。もっとリヤがしっかりすれば進入が楽になりミスも減ると思います。
で、私の本日のテーマに戻りますが、10時10分からの2本目でリヤウイングを外してコースイン。1コーナーを抜けてアクセルを踏むと加速感が軽い!やはりあのウイングは相当なドラッグになっているようです。が、安定性にもかなり寄与しているのも確かでした。コーナー進入時のリヤの動き方が違うし、スピードが乗る100Rや300Rでもリヤがビシッとした感じが薄い。さらにホームストレートでの直進性も低下しました。ただし、速度の乗りはやはり格段に違います。ロガーを見ると次のコーナーまでのトップスピードがどれも高い。トップスピードは10km/hほど違い、久しぶりに230km/h台が出ました。
一応頑張ってタイムアタックしてはみたものの、1周でビビリモードが入ってしまいました。コーナー進入時の安定感がやや低くく気を使うだけでなく、加速時もリヤが出がちになります。100Rも不安定でアクセルを踏む力が緩むだけでなく、他車を抜くとき抜かれるときのライン修正も恐る恐るになります。なんとかアタック2周目で2分を切れましたが、3周したところでクタクタでした・・・。
リヤウイングなしの挙動に慣れたとしても、トップスピードの高さを生かしてのタイムアップはかなり難しそうです。もちろん走り込んでいいサス設定を探し出せば扱いやすい操縦性にすることは可能でしょうが、今からそれをやる時間とお金をかけるのは私には・・・。
今後もリヤウイングに頼っていきます!

帰りがけに御殿場のとんかつ屋さんにて二人でプチ反省会を実施しましたw
動画は上がリヤウイングあり、下がリヤウイングなし。リヤウイングなしはコースインの周から明らかに恐る恐る走ってます。
Posted at 2018/10/30 18:17:50 | |
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