バッテリーインシュレータを作ろう
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ウチのエスティマさん
車検の際に『バッテリーが結構ヤバいです』
…とおじいちゃんサービスから言われた。
バランスシャフトも車検の際に交換したので
20万超えの車検費用になったためか…
『早めに交換してね』と言われただけだった
今まで使っていたバッテリーは
オートバックスブランド
GAIA GOLD Q85/S115D23L
もう4年位経つのでそろそろダメだろう。
2.4Lの寒冷地仕様は何故か23Lが標準なんだよね…
2
今回はワンサイズ上の3.5Lの寒冷地仕様と
同じ26Lのバッテリーにしました。
VARTA S100/130D26L
サイズアップしたので…
これまで使っていた
バッテリーインシュレータがハマらない…
26サイズのインシュレータを買おうかな?
と思いましたが…
結局はただの『プラダン』だし…
なんか…
自分でも作れそう…
『前フリ』が長くなりましたが
バッテリーインシュレーターを作ってみたいと思います。
3
まず材料の『プラダン』ですが…
プラスチックダンボールの略です。
大きめのホームセンターの資材コーナーなどに置いてあります。
サイズや色もたくさんありますが
ボンネット開けた時をイメージしたら…
おっさんは『黒』一択かな
大きなサイズを買っても
プラダンが余るので他に使い道が思いつかないので…
一番小さなサイズ450×910mmを購入した
1枚404円
たぶん…
1度失敗しても
もう1回作れると思います。
(2回は無理かな…)
4
汚い手書きで申し訳ないが…図面です( ^ω^ )
26Lのバッテリーは
高さ 225mm
横幅 260mm
奥行き173mm でしたが…
元のバッテリーと見比べると
『高さ』と『奥行き』は同じだったので
古い23Lのバッテリーインシュレータと
同じになる様にしました。
『横幅』だけ大きくなってるので
バッテリーの横幅260mmに『+5mm』にしています。
これは片側2.5mmの隙間になる計算で
『3mm厚のクッションテープ』を貼ることで隙間を埋めることにしています。
また、各面の間の『5mm』は
プラダンの『折り目』として設けています。
ちなみに『プラダン』のサイズが
横幅910mmなので…
繋ぎ目を1箇所にしたい場合
『折り目』を考えないといけないので
微妙に長さが足りない…。
かと言って910mm以上のプラダンを選ぶと
倍の1800mmになるので…余りの方が多くなるので『不経済』かなと思います。
5
3面分を切り出したとこです。
プラダンは横方向に『リブ目』があるので
リブ目に沿って切り出しました。
目にそって切り出すのはダンボールより切り出しやすかった。
6
『のりしろ』20mmと『折り目』5mmですが
『プラダン』の曲げ加工などでググって貰えれば細かい説明があると思いますが…
リブ目に垂直方向にカッターをいれますが
裏面まで『切れない』ようにカッターで切れ込みを入れます。
イメージ的には『リブ目』だけを切るイメージです。
7
カッターの切れ込みにそって
プラダンを『折り曲げる』と裏面だけで繋がってる状態になります。
この瞬間が結構気持ちイイ( ^ω^ )
8
更に『折れ目』としている『5mm』も
同じように折り曲げます。
この時点でペニャペニャですが
破けて取れたりしない…
9
ここまで折り曲げるとリブ目はカッターで切れ込みが浅くても勝手に切れるので
『薄皮一枚』の状態ですが…
破れたりしません。
(カッターを入れ過ぎてると破れる)
なんかこんなお菓子あったな…( ^ω^ )
10
5mm幅の『折り目』をカッターで切り落とします。
あまり『ギリギリ』を狙わずにテキトーに切ってもリブ目は柔らかいので…
残っていても潰れるのでフリーハンドでも問題ありません。
この瞬間も更に気持ちイイです。( ^ω^ )
11
5mm幅を切り落とせたら
『反対』に曲げます
すると…
イイ感じに『折り目』が出来ます。
12
元のインシュレータと同じような
バッテリーの液面を見るための
『切れ込み』を作ってみました。
古いインシュレータを型取りからカッターで切りましたが…
この作業が一番大変でした(;ω;)
ちょっとずつカッターを入れて『曲線』を
カットするのがとても難しいです…。
13
『のりしろ』のところですが…
表面をカッターで切り落とします。
『ギリギリ』を攻めたくなりますが…
半分くらい切れてれば大丈夫だと思います。
14
残ったリブはカッターのオシリなどで
『押しつぶし』てなるべく『平ら』になるように潰します。
15
プラダンの『接着』は『熱で溶着』が
本来の接着方法ですが…
プラスチック用の接着剤でも大丈夫です。
プラダンの材質のほとんどが
『ポリプロピレン』(PP)なので…
プラスチック用の接着剤であれば
問題なく接着出来ると思います。
16
接着剤をつけたら『おもし』として
ペットボトルで代用しました。
接着剤が瞬間接着剤じゃないので…
2,3時間放置したら大丈夫だった。
17
接着後の裏面ですがちゃんとくっついています。
手前はのりしろの処理が甘かったので凸凹ですが…もう片方は綺麗に接着出来ました。
裏面なので見えないからイイかな…。
18
後は上下にクッションテープを貼って完成
なんかイイ感じに出来た( ^ω^ )
あとは『純正風』に極めるなら…
『エプトシーラー』を用意して
前側に貼り付ければ純正と遜色ない物になると思うが…
めんどくさいので…
らおる( ^ω^ )さんはこれで完成です。
19
バッテリーに被せてみて…
違和感なく
それっぽい( ^ω^ )
トータル1500円かかっていないので
自作で十分なモノが出来ると思います。
いつか誰かの整備手帳で
グリーンやイエローのインシュレーターを
付ける人が現れたらイイな…
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました( ^ω^ )
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