ヘッドライトのLED化【組付け編】

興味本位で発注していたLEDバルブが届いたのでTT8Nヘッドライトをガラス球からLEDに変更する実験を行います。

ハイビームについては整備手帳で成功例がありますが、ロービームについてはおそらく初の人柱です。

届いたハイビーム用のH7バルブ。
ファンレスで一番明るく安く買えた商品です。
英語の説明書ついてますが読むまでもなく差し替えるだけですね。

こちらはロービーム用のD2Sバルブ。
やはり英語の説明書がついてますが、図解の形状がD2Sではありませんので役に立たず（笑）

実験用のヘッドライトを用意。
予備のヘッドライトを2セット持ってますのでヘッドライトを外してこなくても取り付けの確認は行えるんです。

裏側のアクセスハッチを開けたところ。
あーこれはTT購入時についてた配線ボロボロの一番状態の悪いやつですわ（笑）

ではハイビームから交換作業です。
購入したH 7バルブには極性の印があります。

ヘッドライトユニットのコネクターを外して極性を確認。
赤白ラインがおそらくプラスで間違いないでしょう。

極性を合わせて差し込むだけの簡単な作業。
車両側が拒否反応を起こさないか だけ心配。
多分キャンセラー内蔵のはず？

続いてロービームの人柱作業です。
今まで整備手帳にロービームの交換記録がないのはいくつか理由があると思います。

1.この形状のせいでしょう。
2.HIDからの交換は敷居が高い。
3.輸入車を下手にいじるとわけのわからないエラーを吐く
4.ググっても成功例がヒットしない。
5.人柱実験して失敗するリスクが高い。

LEDバルブとHIDバルブの比較。
D2Sを謳ってるだけあって発光点の位置は ぴったりです。

この LEDバルブは純正のバラストをそのままで接続できます。

LED化を思いとどまらされるのはこれが最大の要因ですかね（笑）
どのメーカーのD2Sバルブでも冷却ファンが装備されていてTTのバルブ固定リングがはまりそうにないと一目でわかります(汗)

ではどうやって取り付けるべきか…
何か方法はあるはずだが現物を見れば思いつくのでは？と人柱覚悟で購入したのがこのバルブ。

取説が当てにならないし読めないのでバルブを観察しながら触りまくってたら、わかった、はまってるだけでした！！

なるほど〜こういう構造だったのか。
販売ページに載せとけよっていう（笑）

なら、話は早いわけで。
難解なパズルを解いたようなアハ体験。

英文取説は読む気になりませんが、この図が気になってググって色々調べてみました。
ローバルブはこの図のようにバーチカル（垂直）に取り付けるのが正解だそうな。
ただし上下があるので一般的には電源線が出てる方が下側だそうです。

取り付けに方向があるとわかったので間違えないようによく確認しました。
3つのパーツこの上下で取り付けます。

バルブ固定リングはバルブに組み付けると上下が分かりにくくなるのでマステを貼ってトップの印としました。

LEDバルブの軸はフリーで回転する仕様になってます。回してカットラインの微調整ができるようにしてあるそうな。

上下を合わせてカチッと固定ロックもできました。
ところが電源コネクター配線の収まりが悪い。

ひとまずバルブを外して電源コネクター配線が中でガタガタ動かないように収まる場所を探したらこの位置がベストでした。

スッキリ収まりました。
配線を固定しなくても隙間にぴったりはまってます。

アクセスハッチを閉じた状態。
余裕を持って閉めることができましたが内部の密室でファンが回って放熱してそれで長時間作動に耐えられるのかという疑問はあります。このあたり人柱ですね（笑）

これはハイビームのバルブをレンズ側から見たところ。
ロービームはバーチカルに取付でしたのでホリゾンタル（水平）であせりました。
そもそも極性あるので付くようにしか付かないし。

購入ページで製品の説明を調べてみると図解を発見しました。心配には及ばなかったようでございます（笑）

ちなみにハイビームバルブのスペックは
H7 ホワイト 6000K 20000LM 80W (すべて左右合算？)
時価(およそ1500円)

ロービームバルブのスペックは
D2S クールホワイト 6000K 35000LM 110W (すべて左右合算？)
100%エラーフリー＆ワーニングレス
時価(およそ2800円)

ローハイともに中国製ですので眉唾スペックです（笑）

実車に接続してエラーの有無や動作と明るさ などを調べる予定でしたが、雨が降ってきたので後日に行いました。

肝心の結果は如何に!?