POWER FLEX front wishbone rear bush 装着 その2
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
それでは続きです。
いざ、ロア・アームの再装着と成ったのですが、ボルト穴が合いません!!!。
前方ブッシュをサブ・フレームに組み込むと、後ろの三角形のブッシュ・ホルダーの穴が、後方へ10mm程ずれてしまいます。
流石に焦りました。
純正ブッシュは当然、写真の状態であり、後戻りは出来ません。
レンタル・ガレージで不動車!!・・・シャレになりません。
新品の左右ロア・アームが必要!!
少し冷静になって、まずは観察を・・・何が間違っている?
2
原因は、何のことは無い、アームのブッシュ(黒色)への、挿し込み量が少ないためでした。
写真の赤線の所まで挿し込まれないと、車体への取付けが出来ません。しかし、これ以上は入りません。
3
赤三角の部位までブッシュに入らないと、車体への取付けが出来ません。しかし、そのためには、アームが10mm程長すぎます。
切ってしまえば良いのですが・・・流石に・・・
4
もっと簡単な方法が見つかりました。
黒いブッシュの後端が、ストッパーみたいになっているのですが、その厚さが約10mmでした。
よって、切りました。
5
叩きこんで。
6
無事、取付け出来ました。
何故?マイナー・チェンジの前後、若しくは国内と海外用で相違がある?
ZF1とZF2では、確かにサブ・フレーム、ロア・アーム共に部品番号は違います。
しかし、こういう部位の寸法は、全世代共通ではないのでしょうか。
7
少しばかり、焦りましたが交換完了です。
前方ブッシュ部のボルトは、1G締め付けが必要です。
ブレーキ等、外した物を取付けて終了です。
8
ボール・ジョイント部のナットの、締め付けトルクは 64ー74Nm です。
最低値で締めて(64Nm)締める方向に回してピン穴を合わせます。
9
4/17 インプレッションです。通勤で3日乗りました。普段から走っている道での比較が、最適と思われます。
先ずはロード・ノイズです。若干の上昇が感じられます。もっと煩くなると想像していたのですが、意外でした。(パフォーマンス・ダンパーが効いている?かなりの手間をかけたので、そう思いたいです。)
振動と言うか路面の細かい凹凸が、しっかりと伝わってきます。リア・アクスルのブッシュ交換時も同様だったのですが、路面の状況が、より把握できるため良しとします。
交換による効果は、しっかりと感じ取れます。
交換前は、荒れた路面(大型車の通行によりデコボコに変形してしまった路面)では、ロア・アームが暴れているような感じで、ボコボコとした感触があったのですが、解消されました。荒れた路面での「収まり」が良いと言うか、接地性が向上した感じです。純正ブッシュは左右に隙間がありますが、その隙間分ロア・アームが振動していたと思われます。
荒れた路面での接地性が向上しているので安心感が段違いです。
リア・アクスル・ブッシュのみの交換時には、前側の「バタつき」が強調されたようになっていたのですが、今回の交換により前後のバランスが取れたように思います。
大満足です。
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海外のサイト(CR-Zフォーラム)に投稿された装着状態と比較してみました。
下の写真が私の車両です。アームが同じ位置まで挿し込まれています。しかし、上の写真はブッシュは無加工で、私は10mm切り落としています。何が違うのでしょう?
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4/23
追加インプレッションです。
ロード・ノイズ、振動が若干増加しますが、それらを上回るメリットがあります。
荒れた路面での接地性が向上して、スタビリティが格段に良くなりました。(パフォーマンス・ダンパーも効果的に効いているのかも知れません。)
一般道は綺麗な路面ばかりでは無く、当然荒れた路面も存在します。荒れた路面での挙動は重要な要素だと思います。
写真の様に純正のブッシュは、NVH対策の為か左右に隙間が設けられています。
荒れた路面では、この隙間のために、ロア・アーム後端が、左右に暴れているように感じます。
POWER FLEX 製のブッシュには、当然ながら隙間はありません。
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