
タイトル画像は、今からちょうど25年前の1993年4月に行われたF1ヨーロッパGPの表彰式でトロフィーを掲げるアイルトン・セナです。
この頃は、SEGAもイケイケドンドン(死語)だったんだなぁ・・・(遠い目)
さて、私の愛車もVINコード(車両識別番号)によると1993年の3月生まれで、今年で製造から25年目を迎えました。
流石に色んな所にガタが来るもので、昨年の夏頃もエアコンを始め、いろんなところに手を入れてやったのですが、
昨年の暮れ頃から新たな症状がチラホラと出始めていました。

まずは、
電動ファンの劣化によるヒューズボックスの焦げです。該当部分の端子が見事に黒くなってしまっています。直4モデルがどうかは分かりませんが、少なくとも直6を積んでいる2.6はフロントバンパーを取り外さないと電動ファンの交換ができません。
これについては、端子を磨いた後、接点復活剤を吹いて、様子を見ることにしました。

次に、
ブレーキブースターからのオイル漏れです。ブースター表面の塗装がフヤケてしまっているのがお分かり頂けるかと思います。
流石にブレーキ関係は様子見というわけには行かないので、直ぐに主治医さんに状況を説明して、ひとまず入庫待ちとなったのですが、
ブレーキオイルの漏れを放置しておくと、エンジンルーム内の塗装をどんどん侵食してしまうので、週一くらいで水をかけ流ししていたのですが、その時にクーラントの量が少ないことに気づきました。

エンジンが冷えている状態で、リザーバータンクのつなぎ目くらいが適正な水位です。
このため、クーラントを補充したのですが、数百キロ走ったくらいで、また画像くらいの水位になってしまったので、これはどこからか漏れているなということで、最寄りのディーラーで点検してもらったところ、外観からチェックできる範囲では漏れを確認できず、エンジンオイル及びATFも綺麗な状態ということで、
消去法でヒーターコアから漏れ出しているのではないかとの見解でした。

赤枠部分がヒーターコアです。かなり奥まったところにあるので、
エバポレーターと違ってエンジンルーム側からの交換は不可能です。
ディーラーのサービスエンジニアの方から、ヒーターコアからクーラントが漏れていると、
空調のヒーターを入れた際に天津甘栗みたいな香りがしますよと言われたので、ディーラーからの帰り道に嗅いでみると確かにそんな匂いがします・・・。
これを主治医さんに報告したところ、ダッシュボードをバラした上でのヒーターコア交換も実施すること相成りました。ちなみに主治医の方曰く、
190Eのヒーターコアは経年劣化でほぼ間違いなくお漏らしするようになるらしいです。
ここ最近は、そんな爆弾を複数抱えるような状態で恐る恐る過ごしていたのですが、先日ようやく整備の順番が回ってきたので、車を預けてきました。その際に色々と部品を持ち込んだので、ご紹介してみたいと思います。

運転席のリフレッシュにと、押し入れで大事に保管していた表皮の擦れていないスポーツライン用のシートです。手動タイプの助手席なので、電動タイプの運転席にそのまま転用は出来ませんが、表皮とクッションは使えそうだったので、ヤマト運輸の家財便で事前に送りました。

これもリフレッシュ用にと保管していた座面クッションです。

センターのエアコン吹き出し口のパネルです。愛車のパネルはヒビ割れてしまっているので、部品があるうちに交換することにしました。

上記パネル用のメクラ板です。

POSケーブルです。目視でちゃんと確認していませんが、おそらく現状品はプラスチックの被覆がボロボロになっていると思われます。

スロットルケーブルです。これは被覆が劣化でかなり剥げてきてました。

OVPリレーです。以前にいつ交換されたのかわからないので、念の為に交換してもらうつもりです。

中古のヒューズボックスのカバーです。カバーそのものは今でも新品が出るようですが、案内のシールが欠品なので程度の良い中古品をネットオークションで購入しました。

中古のE320(後期W124)のリアブレーキ・キャリパーとローターです。190Eの中でも2.6モデルはマスターシリンダーとブレーキブースターがW124と共通なので、M103の24VモデルとM104の3.2Lモデル用の
制動力が強化されたキャリパーとローターがポン付け出来るとのことで入手しました。
このリアのブレーキ強化でブレーキ時に若干前のめりになるのが、解消されるらしいです。

先行で送付していたので入庫時に見ることが出来た上記ブレーキローターの加工後の様子です。主治医さんのお勧めでブレーキのタッチと耐久性を大幅に向上させる加工(ショットピーニング加工?)が行われています。
こんな感じで色々と持ち込んだのですが、結果として今年もかなり大掛かりなお手入れとなりそうで、仕上がりが楽しみな半面、
果たして諭吉さんがどんだけ旅立っていってしまわれるのか・・・については、あまり深く考えないようにしています。
テヘペロ☆
Posted at 2018/04/26 15:25:17 | |
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