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2018年04月26日 イイね!

25年目のお手入れ

25年目のお手入れタイトル画像は、今からちょうど25年前の1993年4月に行われたF1ヨーロッパGPの表彰式でトロフィーを掲げるアイルトン・セナです。

この頃は、SEGAもイケイケドンドン(死語)だったんだなぁ・・・(遠い目)

さて、私の愛車もVINコード(車両識別番号)によると1993年の3月生まれで、今年で製造から25年目を迎えました。

流石に色んな所にガタが来るもので、昨年の夏頃もエアコンを始め、いろんなところに手を入れてやったのですが、昨年の暮れ頃から新たな症状がチラホラと出始めていました。


まずは、電動ファンの劣化によるヒューズボックスの焦げです。該当部分の端子が見事に黒くなってしまっています。直4モデルがどうかは分かりませんが、少なくとも直6を積んでいる2.6はフロントバンパーを取り外さないと電動ファンの交換ができません。

これについては、端子を磨いた後、接点復活剤を吹いて、様子を見ることにしました。


次に、ブレーキブースターからのオイル漏れです。ブースター表面の塗装がフヤケてしまっているのがお分かり頂けるかと思います。

流石にブレーキ関係は様子見というわけには行かないので、直ぐに主治医さんに状況を説明して、ひとまず入庫待ちとなったのですが、ブレーキオイルの漏れを放置しておくと、エンジンルーム内の塗装をどんどん侵食してしまうので、週一くらいで水をかけ流ししていたのですが、その時にクーラントの量が少ないことに気づきました。


エンジンが冷えている状態で、リザーバータンクのつなぎ目くらいが適正な水位です。

このため、クーラントを補充したのですが、数百キロ走ったくらいで、また画像くらいの水位になってしまったので、これはどこからか漏れているなということで、最寄りのディーラーで点検してもらったところ、外観からチェックできる範囲では漏れを確認できず、エンジンオイル及びATFも綺麗な状態ということで、消去法でヒーターコアから漏れ出しているのではないかとの見解でした。


赤枠部分がヒーターコアです。かなり奥まったところにあるので、エバポレーターと違ってエンジンルーム側からの交換は不可能です。

ディーラーのサービスエンジニアの方から、ヒーターコアからクーラントが漏れていると、空調のヒーターを入れた際に天津甘栗みたいな香りがしますよと言われたので、ディーラーからの帰り道に嗅いでみると確かにそんな匂いがします・・・。

これを主治医さんに報告したところ、ダッシュボードをバラした上でのヒーターコア交換も実施すること相成りました。ちなみに主治医の方曰く、190Eのヒーターコアは経年劣化でほぼ間違いなくお漏らしするようになるらしいです。

ここ最近は、そんな爆弾を複数抱えるような状態で恐る恐る過ごしていたのですが、先日ようやく整備の順番が回ってきたので、車を預けてきました。その際に色々と部品を持ち込んだので、ご紹介してみたいと思います。


運転席のリフレッシュにと、押し入れで大事に保管していた表皮の擦れていないスポーツライン用のシートです。手動タイプの助手席なので、電動タイプの運転席にそのまま転用は出来ませんが、表皮とクッションは使えそうだったので、ヤマト運輸の家財便で事前に送りました。


これもリフレッシュ用にと保管していた座面クッションです。


センターのエアコン吹き出し口のパネルです。愛車のパネルはヒビ割れてしまっているので、部品があるうちに交換することにしました。


上記パネル用のメクラ板です。


POSケーブルです。目視でちゃんと確認していませんが、おそらく現状品はプラスチックの被覆がボロボロになっていると思われます。


スロットルケーブルです。これは被覆が劣化でかなり剥げてきてました。


OVPリレーです。以前にいつ交換されたのかわからないので、念の為に交換してもらうつもりです。


中古のヒューズボックスのカバーです。カバーそのものは今でも新品が出るようですが、案内のシールが欠品なので程度の良い中古品をネットオークションで購入しました。


中古のE320(後期W124)のリアブレーキ・キャリパーとローターです。190Eの中でも2.6モデルはマスターシリンダーとブレーキブースターがW124と共通なので、M103の24VモデルとM104の3.2Lモデル用の制動力が強化されたキャリパーとローターがポン付け出来るとのことで入手しました。

このリアのブレーキ強化でブレーキ時に若干前のめりになるのが、解消されるらしいです。


先行で送付していたので入庫時に見ることが出来た上記ブレーキローターの加工後の様子です。主治医さんのお勧めでブレーキのタッチと耐久性を大幅に向上させる加工(ショットピーニング加工?)が行われています。

こんな感じで色々と持ち込んだのですが、結果として今年もかなり大掛かりなお手入れとなりそうで、仕上がりが楽しみな半面、果たして諭吉さんがどんだけ旅立っていってしまわれるのか・・・については、あまり深く考えないようにしています。テヘペロ☆
Posted at 2018/04/26 15:25:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 190E | クルマ
2018年04月13日 イイね!

M103エンジンの断面図を壁紙用に画像加工してみた

M103エンジンの断面図を壁紙用に画像加工してみた前回のブログで触れた断面図を試しにPCの壁紙に設定してみたところ、アイコンが非常に見にくいので、画像加工してモノクロ化+低コントラスト化してみました。


元画像


色反転


脱色


低コントラスト化

これであれば、壁紙に設定しても違和感なく使えそうです。

お気に入りの画像があるけど色が鮮やかすぎて壁紙には使いにくいという場合、今回の手法は応用できそうな気がしましたので、記事にしてみました。

ちなみに画像加工には「GIMP」という画像編集ソフトを使用したので、あわせてご紹介しておきます。
Posted at 2018/04/13 22:07:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 190E | クルマ
2018年04月11日 イイね!

W201(190E) / W124 関連の断面図

W201(190E) / W124 関連の断面図だんめんず【断面図】

製図で、物体を一つの平面で切断したと仮定して、その内部構造をかき表した図。(出典:三省堂/大辞林 第三版)

世の中、結構な割合で乗り物や建物、機械などの断面図を見ると無性にワクワクしてしまうというフェチな方がいらっしゃると思います。

かくいう自分もその一人な訳ですが、このたびW201/W124関連の断面図を何枚か手に入れることが出来たので、同好の士のためにスキャンしてご紹介してみたいと思います。



元々がどういった目的で作成されたものかは不明ですが、恐らくは社内教育もしくは整備士向けの資料だったのではないかと推測しています。


Motor M103

我が愛車の心臓部でもあるM103エンジンの2.6Lモデルの断面図です。


4-Gang-Autimotic Getriebe W4A020

同じく我が愛車に搭載されている機械式4速ATである722.4の断面図です。より排気量の大きいモデルが積んでいた722.3はW4A040となるようです。


Armaturenanlage/Heizung und Lüftung

計器類の配置と暖房及び換気による空気の流れを表現している図面のようです。この図面は印刷が83年3月ということから、最初期の頃の状態を表しており、後年のモデルとはハンドルやコーソル部などが異なります。


Zweikreis-Bremsanlage

ブレーキシステムの概要図です。


Zahnsegment-Kugelumlauflenkung L075Z

この頃のメルセデスの乗り味を特徴づける要素の一つであるボール循環式ステアリングの断面図です。文字通り内部でボールが循環している様子がわかります。


Rohbaukarosserie

W124の車体構造を表している図面のようです。よくこの時代のメルセデスは剛性感が素晴らしいという話は聞きますが、基本設計が30年以上昔なので、流石に今どきの車の方が頑丈だとは思うのですが、実際のところ、どうなんでしょうね。

どの図面も見事な筆致で描かれ、鮮やかな彩色と相まって、額縁に入れて飾っておいても様になるのではと思っています。
Posted at 2018/04/11 11:46:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | 190E | クルマ
2018年03月07日 イイね!

【散財日記】エンジンオイルとスペアホイールを個人輸入してみた

【散財日記】エンジンオイルとスペアホイールを個人輸入してみた前回のブログでは、次回交換時のオイルについて銘柄まで絞り込んだは良いけど、国内でのラインナップが20Lからしか無いのが悩ましいと書きましたが、その後色々考えた結果、試しに個人輸入してみることにしました。

そう、「国内になければ輸入すれば良いじゃない」です。

なんとなく油=危険物というイメージで輸入は難しいのかと思っていましたが、ドイツのAmazonで商品ページを見てみると日本へ発送可能とあったので、5Lと1Lのボトルを一本づつショッピングカートに入れて注文してみたら、普通に配達されました。


配達日数は、発注から8日ほどでした。

商品代金と送料等は以下のような感じです。

 5Lボトル: EUR 30.24

 1Lボトル: EUR 8.16

 送   料: EUR 45.98

 諸 費 用: EUR 9.96 ※Import Fees Deposit(4/19追記 後日全額払い戻しされました)

 合   計: EUR 94.34 (今日のレートで¥12,400くらい)


1Lあたり約\2,060(4/19追記 Import Fees Depositの払い戻しまで含めると約\1,850)となりますが、ドイツから輸入したと考えれば許容範囲でしょうし、まとめ買いすれば国内で買うのと遜色ないレベルに落ち着きそうです。ただ、内訳で考えると1Lあたり\840が商品代で、\1,220が送料他となる訳で、こうして本国の値段を知ってしまうと日本で正規流通しているオイルは、ちょっと高すぎるような気がしてきます・・・。

同時期にスペア用にとebayから輸入代行経由で買ったホイールも届いたので、ご参考までにこちらも送料を載せておきます。


DHLのPaket Internationalで送られてきました。

重量9.93kgで送料62.99EURでしたが、10kgを超えると送料が101.99EURになるようなので、結構ギリギリでした。輸入代行業者さんに感謝です。


こちらは発送から11日ほどで到着しました。


ホイール自体の重量は8.4kgです。

試してみたいエンジンオイルがあるけど国内では入手困難という場合、個人輸入というのも一つの手だということでご紹介してみました!

2018/4/19 Import Fees Depositの払い戻しに伴い本文追記
Posted at 2018/03/07 17:10:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 190E | クルマ
2018年02月24日 イイね!

悩ましきかな、オイル選び

悩ましきかな、オイル選びここのところ、次に入れるエンジンオイルの候補を色々と物色していたのですが、あまりの情報の多さに電脳の海で溺れかけていました。

いやはや、ドライブレコーダーを選んだときにも散々迷いましたが、エンジンオイルについてはその比ではありませんね…。

さて、何故オイルについて急に調べだしたかというと、自分が思っていた以上にエンジンオイルの影響というのは大きいと感じたためです。

というのも、今までは整備工場さんお任せで、もっぱらA.S.H. PSE 10W-40だったのですが、前回のオイル交換の際に、エンジン保護を期待して、試しにFuchs TITAN UNIVERSAL HD 15W-40を入れてみたところ、吹け上がりが重くなったような感触があり、燃費もパッとしない感じになってしまいました。

もちろん、粘度を硬めにしたので当然のことではあるのですが、鈍感な自分でも体感出来るほど変化するとは思っていなかったもので・・・。

ここでA.S.H. PSEに戻せば話は早いところを、あえて新たな選択肢はないかと調べだしてみたは良いものの、モノの見事にエンジンオイル選びという名の迷宮に囚われてしまい、新たな情報に接するたびに判断基準がクルクルと変わって、なにやら精神的な消耗戦の有様を呈してきたので、途中から自分なりに一定の基準を設けて選定を進めてみました。


1.粘度は10W-40とする

これは取扱説明書にある粘度の通りですね。15W-もOKですが、今回それで微妙だったので、柔らかめの10W-40から探すことにしました。5W-40まで行くと柔らかすぎて漏れが心配ですしね。


実際の取説とは若干差異がありますが、M103エンジンでの粘度指定は概ねこのような感じです。


2.100%化学合成油は除外する

ベースとなる構成成分に100%化学的に合成されたPAOやエステルなどを使用した所謂「100%化学合成油」は、シールへの影響が心配なので除外することにしました。最近のオイルなら大丈夫だとは思いますが、万が一漏れたら面倒なので・・・。


この分類図におけるグループ3までを対象にしました。 引用元⇒エンジンオイルのベースカテゴリ分類について

ところで、このグループ3、素直にVHVIや高度水素化分解精製油などと表示すべきところを、鉱物油を精製したものであるにもかかわらず合成油だと名乗っても良いという虚偽表示がまかり通っているせいで、オイル選びの際にお困りの方も大変多いのではないでしょうか。

どうもこの摩訶不思議な商慣習は、その昔にカストロールが行ったゴリ押しに原因があるらしいので、選定候補からカストロールは「いの一番」に外しました。逆に、この辺の分類を有耶無耶にせず、キチンと表示してくれているオイルメーカーさんは好印象ですよね。


3.メルセデス・ベンツ承認オイルであること

これを選定基準に入れるかは正直なところ迷ったのですが、あるに越したことはないので・・・。ちなみに承認オイルのリストですが、ネットから閲覧することが出来ます。

Mercedes-Benz Specifications for Operating Fluids (MB BeVo)
各種油脂類の承認リスト一覧

このリストの中で乗用車向けマルチグレードエンジンオイルのリストは229番台ですが、10W-40が設定されているのは229.1および229.3だけなので、この2つのシートから探せば良いことになります。

229.1 Multigrade engine oils (Specification 229.1)

229.3 Multigrade engine oils (Specification 229.3)

ここで気になるのが、「229.1と229.3の違いは一体何なのか?」ということです。それについては以下の文章中に記述がありました。

Requirements in respect of engine oils ※PDFです。

該当部分(7ページ目)をGoogle翻訳にかけると、

シート229.1と比較して、これらのエンジンオイル[229.3]は以下の特徴を示す:

 ・より高い品質(摩耗と清潔さに関して)
 ・省燃費
 ・より良好な冷間始動特性
 ・より良い環境適合性(塩素および硫黄含有量の低減)


となりました。まあ、基本的に229.3の方が性能は上のようですね。という訳で早速、229.3の10W-40をツラツラと眺めていくと、とあるオイルメーカーが候補として浮かび上がってきました。



そう、ドイツの潤滑油メーカーであるリキモリ社です。


自分としては、もっぱら添加剤のイメージだったのですが、ドイツ本国でのエンジンオイルにおけるアフターマーケットではかなりの存在感があるようで、試しにドイツのAmazonで10W-40のエンジンオイルで検索して、レビューの評価順にしてやると、ライバルと比べて割高な値段設定にもかかわらず、トップと3番目がリキモリ製品でした。



Amazon.deでの検索画面のスクリーンショット(※18/2/23現在)


日常的にアウトバーンを速度無制限でかっ飛ばしている連中が、評価しているのであれば、まず間違いなかろうということで、リキモリ社の本国サイトのオイルガイドで190E2.6にお勧めのオイルを調べてみたところ・・・。


オイルガイドの検索結果画面

これによると、青いボトルのSuper Leichtlauf 10W-40が一押しとのことで、商品説明を読んでみるとこんな感じでした。

ハイテク合成オールシーズン、低摩擦モーターオイル。Super Low-Frictionは、メンテナンス間隔を延長することなく、最新の高性能ガソリンおよびディーゼルエンジンの最も厳しい要件を満たすために開発されました。

触媒コンバータとターボチャージャーの使用をテスト済み。燃料を節約し、最適な摩耗保護を提供します。この配合物は、シーリング材料に有益な効果を及ぼし、ひいてはエンジンの漏れ止め性に有益な効果をもたらす。

これにより、スーパーローフリクションモーターオイルは特に60,000を超える走行距離の車両に適しています。

- 低温での迅速な油供給
- 優れたエンジンクリーン度
- すべての市販のモーターオイルと混合可能
- シールを再生する
- 高いせん断安定性
- 100,000 km以上の走行距離を持つ車両に特に適しています
- 高い潤滑信頼性
- 燃料を節約し、汚染物質の排出を削減する
- シールを維持する
- 滑らかなエンジン走行
- 優れた摩耗保護
- 老化に対する最適な安定性
- ターボチャージャおよび触媒コンバータのテスト済み

翻訳 by Google先生


過走行車にオススメでシールの維持再生までしてくれるとは、まさに190Eにぴったりな感じです!ベースオイルもSynthesis technology=水素化分解油ということで、Fully synthetic(100%化学合成油)には当たらないようなので、全ての条件を満たしています♪

あとは、日本で入手出来るかどうかだけですが、日本国内でのリキモリ社公式サイトの製品案内を見ると「Super Leichtlauf 10W-40」も、ちゃんとラインナップされています!


ただこれ、内容量が20Lからなんですよねえ・・・。




・・・あゝ、悩ましい。


Posted at 2018/02/24 09:32:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 190E | クルマ

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