・ゴールド部塗装テスト
・ライトゴールド部塗装テスト
・ガンダムマーカー エタノール希釈テスト
ゲート処理とスジ彫りが終わったので次は塗装に入るワケですが、今回の制作にあたってどういう風に作ろうかと考えた時にまず、ゴールドの成形色がイマイチだと思ったのでゴールド部は塗装するのと、トップコートは半光沢にしようと思ったことです。
ただ、塗装で成形色を再現しても自分のイメージとはちょっと違うのでいつもの様に他の人の作例を見て良さげな色をテストして塗装する色を決めていこうと思います。
ゴールド部と言ってもRGガオガイガーには胸のタテガミや膝のドリル等のゴールドとギャレオンの頭部のライトゴールドの2種類があり、まずはゴールド部から。

左からクレオス/ゴールド、クレオス/GXレッドゴールド、ガイアノーツ/勇者カラー ゴールデンイエロー、ガイアノーツ/ヴァーチャロンカラー ヴィクトリーゴルドで上から下地がガイアノーツのアルティメットブラック、アルティメットホワイト、成形色となっています。
自分にとってはやはりアニメのイメージが強いのでオレンジがかったゴールドにしたいと思うんですが、この中に理想の色は無いですね。
専用の色なので勇者カラーも試してみたんですが全然イメージと違いました。

次にライトゴールド部。
左からクレオス/GXメタルイエロー、ガイアノーツ/勇者カラー シャインイエロー、ガンダムマーカー イエローゴールド、クレオス/GXブルーゴールドです。
こちらは黄色がかったゴールドです。こちらも勇者カラーを試してみた所、成形色の上から塗ると結構イメージと近かいんですが、メタリック感が無いというか、ただの濃い黄色なんですよね。この中では成形色からのGXメタルイエローが1番イメージに近いです。
それにガンダムマーカーのイエローゴールドがゴールド部のイメージに近いです。

他にもテストします。
YouTubeである人が、「説明書のカラーレシピ通りに調色したが、黒下地で塗装したら全く発色しなかったが、シルバー下地で塗装したら綺麗に発色した」と言っていたので色んな下地で真似してみたんですが、動画と全然違う色が出来ました。

他にもいい色は無いかと探していたらボーンペイントというブランドのゴールドマイカとイエローマイカのという塗料を見つけたので試してみました。
結果的にイエローマイカはライトゴールドの成形色の上から、ゴールドマイカはゴールドの成形色の上から塗装するとかなりイメージに近い色になります。
ちなみにですが、ボーンペイントの塗料は初めて使うので推奨される同シリーズの薄め液で目安とされている通り10:10~15(と書いてあったので1:1.5)で希釈して塗装してみたんですが、あまりに濃すぎてノズルが詰まって出てこなかったですね(;^_^A
少しずつ薄め液を足して最終的に1:3の希釈で適度に吹けるようになりました。
その後、エアブラシを掃除するワケですが、いくらウガイをしてもメタリックの粒子が無くならないのでYouTubeでやり方を調べたり分解したりと塗装より苦労しました。

エアブラシ内部もそうですが、赤い丸で囲ったカップと本体に接続するネジ部品との隙間に塗料が入り込んでしまい、それがいつまでも粒子が無くならない原因になっているようなのでカップが少し劣化しているのかも知れません。
そんなこんなでエアブラシの清掃にずーとツールウォッシュばかり使っていて、勿体ないというか、コストがかかると思って調べてみたら、塗料が乾いていなければ薄め液でも十分塗料は落ちるし、ガイアノーツの薄め液【大】が一番コスパが良いそうなので自分も薄め液で掃除して最後の仕上げだけツールウォッシュを使うようにしてみました。
長い間悩んだ結果、ゴールド部は成形色の上からガンダムマーカーのイエローゴールド、ライトゴールド部は成形色の上からGXメタルイエローにしようと思います。
ただ、ガンダムマーカーエアブラシって手軽なのは良いんですけどちょっと塗りにくいんですよね。ペン先に塗料が浸透していないと綺麗に吹けなかったりダマになったり、そのため何回もペンを外して振ってペン先を押して浸透させ、またセットして位置を微調整して…と、自分のやり方が悪いか、ペンが少し古いというのもあるかもしれないですが中々作業がスムーズに進まないんですよね。
なのでガンダムマーカーの塗料をペンから出して直接エアブラシで吹けないかと考えました。

で、調べた結果、ガンダムマーカーはアルコール系の塗料なので同じくアルコールである無水エタノールや消毒用エタノールで薄められることが分かったので実際にやってみました。
車のフロントガラスの霜取り用に無水エタノールを持っているので今回はそれでやってみました。
最初、塗料とエタノールを1:1で混ぜてみたら薄くなりすぎてしまったので塗料を追加して2:1で吹けるようになりました。ひょっとしたら薄めずにそのままでも吹けるかも知れません。

塗装結果。左側がエアブラシシステム、右側がエタノール希釈の物です。
塗装自体は問題なく出来ました。ただ、エタノール希釈の方が微妙に色味が薄いんですよね。ペンの撹拌が悪かったのかエタノールでの希釈が原因なのかよく分かりませんがこれではまたイメージと変わるので今回は頑張ってエアブラシシステムで塗装しようと思います。
直接塗装出来る事は分かったので機会があればまたテストしたいと思います。
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Posted at
2024/12/15 10:56:25