皆様、こんばんわ。
連休明け、体が本調子じゃない方も多いと思います。
本当に、お疲れ様です。
私事ですが、三週間前に契約したマセラティ・クーペ。
連休を挟んだと言えど、いまだ納車待ちとなっております・・。
車が好きな皆さんにはきっと解って頂けると思いますが、それはそれは待ち遠しい気持ちです(笑)
そんな時に限って、マセラティのディーラー様から、特別試乗会のレターが。
貴重なグラントゥーリズモに試乗できるとこの事で、行ってまいりました。
イタリア豆の美味しいコーヒー。
前も感じましたが、ほんとに美味しいです・・。
今日のお供は、2歳の利発な娘♪
マセラティのカタログが気に入っていただけあって、上機嫌。
写真やフレグランスが飾ってありました。
いまいち認知されていないマセラティの素敵な歴史、もったいないです。
オブジェとして、エンジンさんまで。
私はメカに疎いのですが、V6ですから現行のギブリかクアトロポルテのエンジンでしょうか?
そして、試乗車とご対面。
4200ccではなく4700ccが搭載された、赤いヘッドのV8エンジンが搭載されるグレードでした。
あのフェラーリですらダウンサイジングターボを採用しつつある現代となっては、とても貴重な、極上NAの大排気量エンジンです。
室内を開けたら、ムード満点のコックピット。
イタリアンレザー、発色が美しいです。
ここで、残念な事に気が付きました。
娘を乗せる為、チャイルドシートをリアに乗せようとしたのですが、入りません。
チャイルドシートはレカロとコンビ、小ぶりなレカロでも入らず。
私が契約したクーペ(現行のグラントゥーリズモの1つ前のモデルです)もしかり・・。
息子はもうすぐ6歳でチャイルドシートが要らなくなる為、息子と妻を後ろに乗せて、2歳の娘を前に乗っければ、何とか家族で使えそうです(^_^;)
高鳴る気持ちを抑えつつスタート。
かなり、敏感な反応です。
ブレーキもアクセルも、ちょっと踏んだだけで結構な効き目・・只者では無い事を主張してきます。
サイズは大ぶりですが、見切りが良いので気になりません。
ギブリと違う点は、ギブリはスポーツ心を持ったセダンですが、グラントゥーリズモは完全なるスポーツカー、それもハイパフォーマンス。
同じメーカー様で雰囲気は似ていても、開発思想が全く異なり、走りの絶対的性能、だいぶ違うんですね・・。
最高なのはやっぱり、高周波のエンジンサウンド。
ギブリもジェントルで素敵な音でしたが・・。
グラントゥーリズモはさらに甲高く、やる気満々のサウンド、これこそがスーパースポーツって雰囲気。
脚も適度に固く、ハンドリングも適度にクイック。
全体の動きや味付けもアルファとは異なり、フェラーリに似ているように私は感じるんです・・。
コストのかかった良質なダンパーが、巧みな動きをしている味付け、素晴らしいです。
無知ゆえに今更気が付いたのですが、これはかなりの高級スポーツカーではなく、一級のスーパーカーだったんですね・・。
ご厚意で、高速道路へ。
せっかくの機会、スポーツモードのスイッチをオンにします。
排気音が勇ましくなり、ダンパーが引き締まり、ステアリングに対する反応も高レスポンスに、パキパキ曲がってくれます。
ここでアクセルベタ踏み、プブァーーーーァンッ♪
4700ccのエンジンの圧倒的なパワー、全く別物の極上ユニット、最高過ぎます!!
ここでふと、なんで私が数あるメーカーの中からマセラティに惹かれたのか考えてみましたが、最近愛車にしていた車で唯一足りなかった部分、それは音だったと再認識。
結果として、フェラーリエンジンが乗っていたからこそマセラティに魅了されたため、きっと不純な動機だと思います・・。
クラシック世代やビトゥルボ世代のオーナー様のマセラティへの純粋なこだわり、私には遠くおよびません。
しかしながら、近代のマセラティのお洒落なデザインや、希少な豪華な内装があったからこそ、特別な「何か」を感じ、出会えたとも思います。
試乗を終えて。
グラントゥーリズモは、至高のFRスパーカーでした(価格的にも)。
これはもはや、気軽に普段使いするような車じゃなく、イタリアが産んだ芸術的逸品です。
イタリアの方って、いい意味で、無駄な贅沢をさせたら世界一ですね。
貴重な運転の機会を与えてくださり、心から感謝感激です・・。
正直に話しますと、私のクーペですら、納車されても大切に感じすぎて、あまり乗れない気がします。
妥協した車ぐらいの方が、ガシガシ乗れて、関係も長く続くのかもしれませんね、人間関係のように(笑)
終わりなき道、これからもエンドレスです(^^)
最後までお読みくださって、ありがとうございました。
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試乗 | 日記
Posted at
2019/05/10 21:20:09