妻が富山の実家に帰ると言うので、送って行こうかということになる。
長男のくせに同じ富山に年老いた両親を放ったらかしにしている私は、妻の里帰りの際には同行して両親の顔を見に行くことにしている。
それというのも、高齢の父が昨年免許を返納し、自家用車も処分してしまった。
以前書いた様に、富山という土地は車が無いと生活できない所である。
ホントならSLKで帰りたいのだが、両親を乗せて移動する用事があるとSLKでは役に立たない。
しかもたまたま富山の週末の天気は雨らしい。
10/25
SLKは諦めて、妻のC-HRで出発。
出発して30分後、妻が「ケータイ忘れて来た!」と騒ぎだす。
夕方の車が混む時刻、戻ってケータイを回収するのに1時間のロス。
この季節の北陸道はあちこちで車線規制だの対面交通をやっている。
雨は大したこと無かったが、400km足らずに6時間かかる。
相変わらず高速走行にも関わらず、C-HRの燃費はよくない。
22km/L。
クルコン115km/h走行(
クルーズコントロールを115km/hにセットして、前に遅い車がいたら追い越し車線に移動を繰り返す)は時間は短縮できるが、燃費にはヒジョーによくない。
10/26
午前中はお袋の買い物に付合う。
まずはBOOK OFF。
ここで買った古本を読むのが日課で唯一の娯楽だそうだ。
その後、郊外のショッピングセンターでお買い物。
これでもかってくらいに買いだめする母の姿に、故郷を捨てた長男は申し分けなくてしょうがない。
なのにそんな私に「欲しいものがあったら買ってやるから」とせかす母。
何も要らないのだが、母が納得しないのでインスタント麺と野菜ジュースをカゴに放り込む。
午後からは父も乗せて寿司屋に出かけて昼食。
回転寿司の注文が今やタッチパネルになり、年老いた両親は分らないとのことで、私が操作。
美味しく頂いた。
実は夜の私のつまみもお刺身で、今回の里帰りはずっとお魚づくし。
10/27
今日は大阪に帰る日。
2ヶ月前に々C-HRで娘と孫を尼崎まで送って行ったばかり。
さすがに北陸道~名神の帰路は飽きたので、お気に入りの山越えルートで帰ることにする。
国道41号線で岐阜の山越えして、名古屋を抜けて亀山から名阪国道。
毎度のごとく、母が「心配だからさっさと帰れ!」と言うので朝9時過ぎに出発。
実はこのルート、先の愛車のコペンでもSLKでも走っている。
だから3回目。
紅葉し初めている山々、道ばたのススキ。
冬の前の秋の景色。
混むことはまず無いのでお気に入りのルート。
3回目なので覚えている景色がビミョーに違うのがまたいい。
お昼は高山ラーメンの予定だったが、市街地に入るのはめんどくさいし、高山付近の到着時刻はまだ11時だったので、高山ラーメンはスルー。
それにしてもどこもセルフ給油のスタンドばかりなので、割高なのは覚悟で給油。
その後41号線沿いの「飛騨ラーメン」の看板のお店はどれも道路の反対側なのでこれまたパス。
車に乗っていると食欲はどうでもよくなるのは毎度のこと。
どうしようもなくお腹が減ったらどこかで食べようと思いながら、先へ進む。
急ぐ旅でもないので、後続車が迫って来たら路肩に車を停めてやり過ごすことを繰り返す。
「狭い日本、そんなに急いでどこへ行く」
気がついたら小牧からの渋滞に飲み込まれた。
道沿いにいくつもラーメン店を見かけたが、3車線道路の真ん中の車線で渋滞にハマっているのでどこにも入れず。
そのまま名古屋市内をズルズル。
今春名古屋の親友に会うために出かけた際、「徒歩」で出かけた大須観音を横目で見ながら、結局やっと渋滞を抜けた所で見つけた「ラーメン 横綱」で昼食・夕食兼用のチャーシューメン。
地元大阪でも食べられる「ラーメン 横綱」。
いいもん、グルメじゃ無いし。(自爆)
11時間で約415km。
燃費は27km/L。
最後にハッキリ言っておこう。
3台の愛車の中でC-HRは格段にラクチンだった。
このシーズンの北陸の路面はやたら荒れている。
それをさりげなく吸収してしまうC-HRの乗り心地は素晴らしい。
岐阜県内の国道41号線は基本的に空いているので、運転に飽きたらクルコン任せにできたし、やっとヘロヘロで辿り着いた名阪国道でも大活躍だった。
「こんな旅が楽しいか?」と言われて答えに困るのは、C-HRだけがオープンにできない車だったからだと思う。(笑)
Posted at 2019/10/28 22:55:51 | |
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