• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

みちみっくのブログ一覧

2022年06月24日 イイね!

スロコン撤去?、タイヤ再評価、他

スロコン撤去?、タイヤ再評価、他先日のガレージ123さんの練習会での蘇武選手の逆同乗で受けた指摘と、その後ちょこっと調べた事の結果、スポーツ走行を行なう場合、Z34にスロコンは適さないと言えそうです。
これは実際の走行フィーリングからも言える事ですが、クルマの仕組み的にも言えるんだろうなと言う事が(だいたい)分かりました。

練習会当日、まず最初に走ったウェットの小8の字で、やはり振り返し時に違和感(エンジン回転を上げ難い、調整が難しい)があったため蘇武さんに相談し、逆同乗で走りを観察してもらった結果、「R5(最高レスポンス)」というモードに設定していたスロコンをオフにすることを提案され、結果は大正解で、とーっても走りやすくなったというのが前のブログに書いたことです。

当日の逆同乗の際に蘇武さんに言われた事は、既にアタマから抜け気味なので記憶を掘り起こしてポイントをメモすると・・・。
「走行時、右足(アクセル操作)とスロコンのアクセル開度モニター(デジタル表示されるもの)を確認していた」
「スロコンのモニターに表示されるアクセル開度の数値が、どうもヘンだ」
「スロコンによるゲインの拡大の仕方がアクセルワークを邪魔しているのだと思う」
「なので、スロコンをオフして(ノーマルモードに変更して)みてください」
といった所でした。

さらに、蘇武さんからは「ドライビングスタイル変えましたか?」とも言われました。。。

過去、蘇武さんには何度も乗ってもらった事があるので、「みちみっくのドライビングはコレコレこういう感じだ」というのが蘇武さんの記憶にあったのだとは思いますが、わたくしとしては「え? そんな質問(聞き方)を素人にしますか?」という感じでした。

「よし、今日からはXXXというドライビングスタイルに変更するぞ!」なんて思って運転する人(シロート)、いるんでしょうか?と蘇武さんに聞き返したかったですが、一旦、「んー。アクセルワークを気にするようにはしています。なるべく滑らかに、とか、パッと全オフにしない、とか。。。」といった返事をしました。
そしてその後スロコンをオフにしてノーマルモードで走った所、とても走りやすく変化し、楽しく気持ち良く走る事ができました。

ここから考えられる事は、スロコンが介入してノーマルとは違う状態になったクルマを何とか上手く走らせようとして、結果的に自分のドライビングスタイル(主にアクセルワーク)を変えざるを得なかったのだと思います。
それが、蘇武さんの「ドライビングスタイルを変えたか?」という指摘になったのだろう、と。

そして、スロコンをオフにして走った結果は、アクセル操作とエンジン回転数の変化に違和感がなくなり、一言で言えば「アクセルに素直に応じるエンジンになった」という感じで、ベリーグッドなクルマになりました。
自由自在に動かせるクルマってこういう状態なんだろうな、という感じです。
(それがノーマルのZ34なんですけどね、、、)

という事で、でもこれってどう言う事なんだろう?と思いスロコン(PIVOT 3-drive PRO)の取説を見返してみると、こんな気になる事が書いてありました。


んー。だから何なの?

あれ?もしかすると・・・

と思い、Z34のVQ37VHRエンジンの可変バルタイの事を確認しようと日産のサイトを見てみると、こんな事が書いてありました。


なーるほど。

まずスロコンは、アクセルペダルの開度に対するスロットルバルブの開度のゲインを変更するだけの装置です。その他のエンジン制御の変更はしません。
そして、アクセルペダル開度に対するスロットルバルブの開度のゲインをスロコンが変えてしまったので、アクセルペダルの開度に応じて制御され(続け)ている吸気バルブの作動角&リフト量と、(スロコンによって変えられてしまった)スロットルバルブの開度にミスマッチが発生してしまった、という事ですね。

振り返しがしにくい(エンジン回転数を上げにくくなったので)と言った、アクセル操作とエンジン回転数や操作性についての違和感の原因は、これですね。

これ、知っている人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、、、。
でも今回、走りにくくなった原因と理屈が分かって良かったです。

と言う事でスロコンは撤去しようかと思いましたが、渋滞時などにエコモードにすると良い(レスポンスがダルくなって運転がラクになる)という話を聞いた事があるので、それを試すまでは残しておくことにします。

@@@@@

さて、以前の練習会で指摘されたタイヤ(NITTO NT555 G2)の評価、タテは喰うがヨコはズコっと抜ける、についてですが、今回の練習会ではほとんど気になりませんでした。


今回は減衰を更に締めて、全20段の最強から5段戻しで走りましたが、これが良かったのかもしれませんし、スロコンをオフにしたために走りやすくなったおかげかもしれませんし、単に自分自身がタイヤの特性に慣れただけかもしれません。

今回はほぼドライ路を走りましたが、ターン(スライド)開始時のタイヤのねじれ具合も、リアへの荷重のかかり具合も手に取るように分かる(感じられる)ようになり、スライドコントロールも振り返し時の操作も非常にし易かったです。
唐突な動きも感じられず、滑らせている時のコントロールも容易です。

初心者もしくは初心者脱出しかけの頃は、十分な安全マージンを取ったパイロンコースで、ぎょーん!と大きくクルマをスッ飛ばして(パイロンの大外を)走っていましたが、それはつまりコントロールできていないって事なので、最近は広場で走っていても「小さく走る」事を意識していますが、それもうまく出来るタイヤだと思えます。
つまり、走らせたい、狙ったラインにクルマを持って行く事が簡単なタイヤだと感じられました。

NITTO NT555 G2、ドリフトも街乗りも、十分に使えると思います。

ふー。
おしまい。
Posted at 2022/06/25 17:29:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2022年06月22日 イイね!

ガレージ123さん練習会

ガレージ123さん練習会きょうは、ロードスター専門店のガレージ123さんが主催の練習会に参加してきました。

ガレージ123さんの練習会には4月にも参加しており、今回で2回目です。
4月の時は午前中に2速の定常円エリアを設けていましたが今回はそれはナシで、終日、小定常円エリア、スラロームエリア、ミニコースの3コースで、ミニコースは終日ドライで、他は散水ありでした。走り慣れていない方も少なくないようだったので、2速の定常円はナシにしたのかもしれません。しらんけど。

さて、今回は最近の練習会でどうもうまく(気持ちよく)走れない理由を解明してちゃんと上達しよう!という目的での参加でした。
今回も前回と同じく、インストラクターとして蘇武選手がいらしていたので、午前中のうちに相談してみました。
相談としては、まず口頭にて:
 振り返しが上手くいかない(気持ちよくいかない)
 振り返し時にエンジン回転が上げ難いと感じる
 以前はもう少し気持ちよく(違和感なく)できていたと思う
 今のタイヤ(タテは喰うがヨコは抜ける)が原因か?
 今のこのクルマの状態でどのように走らせれば良いか?
といった内容を説明しました。

その上で蘇武さんから「大体理解できたが、実際に走ってもらった方が間違いがないので自分(蘇武さん)を横に乗せて走ってください」とのコメントをもらったので、スラロームエリアで「ほら、これこれ、今みたいな所なんですよ」などと説明しながら小8の字をクルクルと描いてみました。

すると、「あー。なるほど」と、すぐに気付いた事があったようです。
それは「このクルマ、スロコン付いてますよね」という指摘でした。

そう。付いています。昨年8月に付けました。
別のプロから「ドリフトやるなら付けた方が良いですよ」というアドバイスをもらったためです。
そして、その後はドリフト時にはスロコンの「高レスポンスモード」を使用するようにしていました。
が、今回の蘇武さんの指摘は「一度、スロコンをオフにして(ノーマルモードにして)走ってみてください」でした。

その理由は・・・(細かく説明してくれましたが省略)と言うことで、「なるほど。確かにその理由は納得できます!」となり、いざ実走すると、なんと、すーごく走りやすいではないですか。
これだよ。これ。このかんじ。
以前に気持ち良く走れていた時の感じに、かなーりのレベルまで近付きましたよ。

と言うことでひとまず解決です。
蘇武さん、ありがとうございました、、、。

で、午前中はその良い感じの確認をして、お昼はこちら。


サービスのカレーをいただきました。
全ての参加者に、器からこぼれんばかりの思い切った盛りをしてくれていましたが、わたくしは「小盛りで」とお願いいたしました。美味しくいただきました。ご馳走様でした。

いや、しかし。
困っている時は信頼できる誰かに相談するに限りますね。
最近、ホントにそう思います。
今回の件、こんなに簡単に(簡単な方法で)解決するとは思ってもいませんでした。

ちなみにこのスロコンの件を超要約(意訳)すると、「スロコン自体が絶対に悪いという訳ではなく、走り慣れていない人にとっては助けになるかもしれないが、繊細な操作が行ないにくい」ということでした。
以前にわたくしにスロコン導入を進めてくれたプロの方は、その時のわたくしのレベルを見てのアドバイスだった、もしくは一般論としてと言うことだったのかもしれません。
でも、こういうのって自分では気づきにくいものですよね。

と言うことで、午後もドライ路を気持ち良く走れました。
こんな感じです。


以前からの課題だった超小刻みな(不必要な)ハンドル操作はだいぶ改善されていると思いますが、やはりいまだにシュルシュルやってしまっています。
カッコ悪いんですが、今回のような簡単なコースだと操作がラクなので(シュルシュルでもカウンターのタイミングが間に合うので)やってしまいます、、、。

そして、このところ思うこと。

クルマって、なんだかんだ、ノーマルがいちばん良さそう(諸説あります)。

おしまい。


Posted at 2022/06/22 23:40:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 練習会 | クルマ
2022年06月14日 イイね!

ほっこりんご練習会@富士ジムカーナ場

ほっこりんご練習会@富士ジムカーナ場きのう、ほっこりんごさん主催の練習会に参加してきました。
わたくし的には超久しぶりの東名方面へのお出かけ、初めて走る富士のジムカーナ場です。
(タイトル画像他、ほっこりんごさんから拝借しています)

筑波のジムカーナ場に比べると広いですが、すーごく広い!という感じではありません。自宅からだと筑波へ行くよりちょっと遠い分、少しだけ広い場所で走れるという感じです。

まずは走行前のブリーフィングです。


さて、今回は最近の自分的なテーマになっている、減衰設定のあれこれを気にしながら走ってみようと思い、ふたたび前後共に最弱で臨みました。

ちなみに前回、最弱で走った際には、とても走りにくい(難しい、気持ち悪い)と感じました。具体的には:
「おー、こんなにすぐロールするの??」
「えー、まだロールするの??」
「どこまでロールするんだよ!!」
といった感じが、難しさ&気持ち悪さのポイントでした。

減衰を最弱にする以前は強めの設定(20段階の最強から5段戻し程度)で走っており、(恐らくはそのために)曲げた時のクルマの姿勢(最終的なロール量)がパシっと一発ですぐに決まるように感じられたので、その後のステア&アクセル操作がしやすかったのでは無いかと考えていました。

で、練習会では、いつも最初の1本目は小さな8の字を走ってみて、あーこんな感じかという、その日の感覚を掴んでから、その後どうしようかと言う事を決めるという方式にしています。

今回も1本目に8の字を走ってみたところ、前回と同様に気持ち悪く、かつ、操作が難しいと思えました。
具体的には(なぜか)タイヤを空転させにくいような感じを強く受けました。
エンジン回転を上げにくく、アクセルのレスポンスが悪いような感じ(これらは減衰設定とは直接の関係は無いですが)で、振り返しが難しくなった印象です。

うーん。なんだろうこれは。。。
ということで、インストラクターのりんごさんに乗ってもらったところ、意外なコメントをもらいました。
こんな感じでした。

「アシのセッティング以前にタイヤの特性によって難しく感じているのだろう」
「このタイヤ(NITTO NT555 G2)は、タテは喰うがヨコは喰わず、そのギャップが激しい」
「減衰が弱い状態では(強い状態に比べて)ヨコのグリップが発生するまでに時間がかかるため、ヨコに流れやすい(ヨコに止まり難い)。しかし、その後にアクセルを踏むとタテには喰う」
「タテがもっと喰わないタイヤであれば、減衰最弱だったとしても(ヨコのグリップが出るまでに時間がかかっても)走り難く無い(違和感がない)はずだ」
「なぜならば、タテも同様にグリップが低いという前提であり、タテヨコのギャップが無いからだ」
「タテは喰うのにヨコがズコっと抜けるという、タテヨコのギャップが激しい事が原因で走り難く感じたのだろう」

その上で「このタイヤであれば減衰は絞めた方が良いかもしれない」と言う事となり、前後共に20段中の10段(中間)に変更しました。

すると。
どうでしょう。

減衰設定を変更した結果、驚くほど走りやすくなりました。
以前に気持ち良く走れていた時と同じような感じのコントロールのしやすさが戻ってきた感じです。

外撮りしてもらったのがこれです。
終盤、とっ散らかってますが、、、。


ただ、走りやすくなったとは言え、今回の減衰設定がベストとは限らないので、このタイヤを使う上でのベスト位置を探してみた方が良いだろうとの事でした。

タイヤのタテのグリップ、ヨコのグリップという話はよく聞きますが、今まではそれが具体的にどのように感じられるものなのかがさっぱり分かりませんでした。
が、今回、なぜかタイヤを空転させ難い、エンジン回転を上げ難いと感じ、それは、タイヤが喰ってしまっている状態から空転させるために必要なアクセル量と、空転させている状態を維持するために必要なアクセル量に大きなギャップがあったからだと考えることができ、スッキリしました。

というように、今回、自分としては意外な形でタテヨコのグリップ力、グリップバランスについて具体的に知り、感じ、理解の入り口に立てたような気がしてきたような気がしなくも無いとは言えなくも無い感じです(要は、まだかなりぼやーっとしたかんじ、、)。

とは言え、減衰の設定はタイヤの特性を踏まえた上で行わなければ意味がないって事がわかって良かったですし、タイヤを変えたら減衰設定もやり直しなんですよね。

それより何より、クルマってホント色々と分かっていないと上手く走らせられないって事が改めて具体的に実感できた1日でした。
タイヤを解らないとダメだ、っていうのうはこう言う事なんですね。

おしまい。

Posted at 2022/06/15 00:00:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 練習会 | クルマ

プロフィール

「オイル処理待ち、、、」
何シテル?   12/13 10:13
みちみっくです。よろしくお願いします。 Z34ロードスターを購入したものの大して乗る事も無く、もったいないなー、と思い、そうだ、いちどサーキット走ってみよう!...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/6 >>

   1234
567891011
1213 1415161718
192021 2223 2425
2627282930  

リンク・クリップ

[日産 フェアレディZ]日産(純正) メッキドアハンドル 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/03 13:39:44
アウタードアハンドル交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/03 13:28:19
油圧ジャッキのオイル漏れを直すだけ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/23 08:03:23

愛車一覧

日産 フェアレディZ ロードスター 日産 フェアレディZ ロードスター
日産 フェアレディZ ロードスターに乗っています。 テニスに行く足にしか使っていませんで ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation