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ちゃん ☆のブログ一覧

2024年08月04日 イイね!

2stスクーター ZZ タイヤ交換

2stスクーター ZZ タイヤ交換19年目でオド3,100kmのZZ。新車装着のタイヤは'04年8週製造品でランフラットタイヤみたいに固くなり、溝底や側面にひび割れも起きていました。DIYタイヤ交換は未経験ですが、動画を見るとコツを抑えれば出来そうなので新しいタイヤや必要工具を購入。早朝に冷風扇で涼みながら二日掛りで前後タイヤ交換・ブレーキ廻りのメンテ作業をしました。

先ずはフロントタイヤ、アンダーカバーを外してパンタジャッキで支え、アクスルシャフトの緩み止めナットに14mmメガネレンチを掛けて足で踏んで緩め、反対側を12mmソケットで回り止めして取り外す。
(アクスルナットM10×1.25、六角部14mm)
(アクスルシャフト六角部12mm)

リアは片持ちのセンターロックナット、車体の割に大きな締付けトルク104N・mなので、浸透潤滑剤を噴きブレーキを掛けていてもホイールがズルッと空回りします。車体が動かない様に当て木を敷き、タイヤレンチをエイッと踏んで緩めました。
(ホイールナットM16×1.5、六角部22mm 104N・m)
 22mmソケット TONE 4S-22 554円

19年目の固いタイヤは踏んだくらいではビードが落ちません。パンタジャッキを使いました。

タイヤ組み込みにビードクリーム以外の使用はご法度だけど、廃棄するのでリムの縁にシリコンスプレーを噴いて滑りやすくして外します。

購入したL型エアバルブ、タイヤレバーセット、ビードクリーム。エアバルブは安心の純正品メーカ・太平洋工業製を選択。タイヤレバーはロングサイズ375mmの最安品で問題なく使用出来ました。ただ付属のビードクリーム5gは油分がとび固形石鹸と化したゴミでした(笑)。念の為に別で20g購入した方を使用。良くのびるので使用量は3g程でした。
 L型エアバルブ IRC PVR-70 443円×2
 タイヤリムーバーセット  1,780円
 ビードクリーム 20g(10g×2) 451円

タイヤ取り外し時、タイヤレバー操作がきつくなり確認すると、ビードが上がっている事が何度も有った。レバー操作がきつくなったら無理せず、リムのドロップセンターに確実に押し下げるのがコツ。冷風扇を近くに置いて、焦らず少しずつ外しました。

新しいタイヤも安心の純正品iRC MB68を選択。注文2日後に大阪から新鮮なタイヤが到着。エアー洩れしない様にビード密着面を清掃。エアバルブはビードクリームを塗って通し、プラスドライバーで押し込んで取付け。
 Fタイヤ iRC MB68 100/80-12 4023 5,134円
 Rタイヤ iRC MB68 110/70-12 1524 5,233円

タイヤ組付け作業はタイヤ回転方向と軽点合わせを間違えなければ、作業自体は簡単。ビードクリームをタイヤ、ホイールにしっかり塗ればヌルッと入り、リムプロテクター無しでキズ付かずに組めました。
バルブコアを外してイプシロンの車載電動ポンプでエアーを入れると、2.5kg/c㎡ほどでパンパンとビードが上がった。2本目はエアー圧が上がらず、ホイールを立て、腰かけてタイヤをグリグリ押しつぶしたらエアー洩れが止り、ビードが上がりました。バルブコアを付けてエアーを入れる途中、ポンプが過熱したのか止り、足踏みポンプで補充。翌日確認するとポンプは起動、連続稼働時間20分との注意書きは猛暑下では厳しい様です。

ホイールベアリング、スピードメーターギヤ、シールリップ接触部にリチウムグリスを塗布。内径φ10の小さなベアリングは指で軽く回り異常なし。ついでにブレーキキャリパを点検、パッド、ディスク共4mmあり殆ど減っていません。

パンタジャッキでアクスル穴高さを合わせ、カラーのシール接触部に薄くグリスアップしてシャフトを通しナットを締付け。規定トルクが分からないが、M10フランジナットの標準トルク 39N・mで締め付けました。

リアシャフト、ブレーキシューのブレーキダストを清掃。ブレーキシュー厚みは3.8mm、こちらも残量は充分。カラーとスプライン部の錆防止にグリスを塗ってホイールを取り付けます。

トルクレンチでリアホイールナットを104N・mで締め付け。新しいタイヤはグリップ力があり、ブレーキを掛けておけばぎりぎり空回りせず、トルクアップ出来ました。マフラーとアンダーカバーを元に戻し早速試走。カチカチのタイヤから柔らかいタイヤになったので、傾けた瞬間にリアがよれる感触がありドキッとしたが、直ぐに慣れてしなやかな乗り心地で快適になりました。廃タイヤは近くのショップに持ち込み処分してもらいました。
 廃タイヤ処分費 550円/2本
Posted at 2024/08/06 16:57:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原付スクーター | 日記
2024年07月24日 イイね!

2stスクーター ZZ エンスト修理

2stスクーター ZZ エンスト修理2005年に購入し19年目でオド3,100kmのZZ。1ヶ月前息子が乗ると700m程でエンスト、なんとか再始動するも1km足らずで再び停止して押して帰り、その後放置していた様です。確認するとエンジンがかかり、暖気後は回転も上がるので走り出すと同じ場所でエンストし押して帰りました。猛暑が少し和らいだので、軒先で冷風扇に涼みながら、数日かけてノンビリと修理しました。

先ずはスパークプラグを確認。アンダーカバーを外してプラグキャップを抜き、バッデリーカバーを外してスパークプラグを緩めます。

取り外した新車装着19年目の純正プラグBPR6HS。ネジ部はNC750と同じM14だけど六角部が20.8mmと大きく、40年前に買った21mmプラグソケットの出番。首振りエクステンションをかませて臨んだら軽い力で緩んだ、長期使用中に締結が緩んだ様です。

取り外したプラグは中心電極先端にカーボンがこびり付いて尖り、ギャップが狭くなっています。碍子部や接地電極の付け根は2stオイルで湿ったカーボンが堆積し、このプラグが不調の原因の様です。

念の為シートを外して、燃料ラインやキャブレター、オイルポンプを洗浄剤(クリーナームース)で汚れを落とし、ホース破損や緩みがないか確認します。

ホース破損や緩みなど、異常はありません。

2stマフラーは内部が汚れるので家に有るパイプ洗浄剤で洗ってみます。内容積を満たすには何リットルも必要ですが、しかられるので使いかけの残り0.4Lを入れて密閉し、時々姿勢を変えては翌日まで放置します。テールパイプは外したプラグにシールテープを巻いてねじ込み、エキパイ入口はφ22ゴムキャップとマスキングテープで塞ぎました。

50ccスクータでも純正マフラーは6.6kg程重量が有り、シェイクして洗うのは困難。ホースで水を注入するとしばらくして真黒な水が出てきた。油が混じった感じは無く、すすけた五徳を洗った様な水なので雨水マスに流しました。

マフラー内部はチャンバー室と複数のサイレンサー室に仕切られ、隔壁面よりパイプが突き出ているので簡単には水が抜けません。傾けたり上下を回転し出来るだけ排出して注水を計5回繰り返した。中のグラスウールなどの汚れがいつまでも出てくるので、麦茶程度に薄まったところで終了です。

シリンダブロックの排気口を真下から確認、ピストンに縦キズなどは無い様です。数日開けたままだったので念の為、潤滑スプレーを吹き付けてマフラーを取り付けました。

近くのショップで同じプラグを購入(495円)。ギャップを測ると0.65mm、仕様0.7らしい。外したプラグを清掃したら電極先端に付いたカーボンが取れ、ギャップを測ると0.68mm。電極はあまり消耗してない様でした。

プラグキャップを外すと強制空冷導風ダクトの中にシリンダヘッドが見えます。プラグホール周囲を清掃し新しいプラグを取り付け・

トルクレンチで25N・mで締め付け、外したシートやアンダーカバーを元に戻して作業終了です。

セルスタートするとすぐにエンジンが始動。以前はしばらく暖気しないとフケなかったのが、すぐにアクセルを開けられ、白煙が目立たなくなりました。試走すると以前の様にメーターを振り切るパワーが復活していました。
涼しくなったら、次はランフラットタイヤみたいに固くなった19年物タイヤを交換しましょう。
Posted at 2024/07/26 21:21:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原付スクーター | 日記
2019年06月16日 イイね!

レッツ4 キックペダル固着の整備 ほか

レッツ4 キックペダル固着の整備 ほか我が家の原付弐号機のレッツ4。息子が乗りっぱなしなので、見かねてオヤジが整備しました。

バッテリー上がりなので、キックスタートしてみると、キックペダルが引っかかります。かまわず踏み下ろすと、バネの力だけではキックペダルが戻りません。シャフトの根元に潤滑スプレーを吹いてみたが改善しないので調べると、原付スクーターあるある不具合らしいので分解整備します。

キックペダルを取り外す前に噛み合い位置の目印を付けます。12mmレンチでボルトを緩め完全に抜くと、セレーション軸からキックペダルが外れます。

固定ボルト7本を取り外し、駆動部ケースカバーを取り外します。使用するソケットレンチのサイズは上2本は10mm、中段と下の5本は8mm。
三角形のアルミダイカスト部品が問題のキックギアAssy、これを取り外します。

取り外したキックギアAssyの内側。キックアームを踏み下ろすと、右の半月状の大きなギアに噛み合う手前の小ギアが回る。小ギアの胴部を挟む太い針金状のパーツとの摩擦力で、強ねじれのヘリカルギヤに軸方向の反力が発生してせり出し、クランク軸に噛み合ってエンジンを回転させる。
胴部の潤滑不良で接触面がかしり気味になり、引っかかるようだ。構造上、セル付き原付スクーターのキック始動は、非常時程度にとどめるべきの様です。

金属摩耗粉やベルトの摩耗粉で黒く汚れているので、洗い油とパーツクリーナーで洗浄し、面圧の大きい部位の潤滑に適した、モリブデン入りのグリススプレーを塗布した。

ついでにスターターピニオンを点検、洗浄し歯面にグリススプレーを塗布しておいた。ピニオンギアの摺動はスムースで、バッテリーさえ交換すればセルスタートO.Kのよう。

早速バッテリーを手配し、交換しました。3,068円(送料込み)

ついでにエアーフィルターを点検、触るとボロボロと剥がれとっくに交換時期だった。急いでエアーフィルターも手配。849円(送料込み)
湿式なので、4サイクルエンジンオイルを染み込ませ、余分なオイルを絞って装着しました。次は兄貴の原付壱号機のZZも点検してみよう。
Posted at 2019/06/24 21:51:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 原付スクーター | 日記

プロフィール

「[整備] #イプシロン ミッションオイルDIY交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2641786/car/2209517/8260482/note.aspx
何シテル?   06/09 16:38
気がつけば、愛車はイプシロンにスマートと、マイナーな車ばかりになってしまいました。(笑) 今まで閲覧専門で、みんカラは初心者です。 免許証を返納するまで、ボ...
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