リヤブレーキパッド交換（２回目）

リヤブレーキパッドの２回目の交換をしました。
一月前位から、左後ろのブレーキの引きずりが酷くなりリヤブレーキパッドの交換と併せて整備しました。
30分位走行後、左リヤブレーキディスクのみが手で触れない位熱くなっていました。
エンジンの負荷が増し、燃費も30％程度低下していました。（燃費の比較データ「燃費復活しました」で報告）

前回交換は2016年7月で約10万km走行、今回2024年１月で22.5万km走行で、
交換後7.5年で12.5万km走行しています。
写真は交換前の左後ろのブレーキ
交換パッドは前回と同じくMKカシヤマ製です。

参考（前回交換）
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649267/car/2217963/3812103/note.aspx

14mmのメガネレンチと17mmスパナで２本のロックピンのボルトを外すとシリンダーボディが外れ写真の様になります。
写真上部はロックピン上側、下部にロックピン下側
シリンダーボディは紐等で吊っておきます。
この状態で、車のキーを持ってドアを開けるとブレーキ油圧モーターが作動し、ブレーキピストンが出てしまいます。
作業前にカギを閉め、車のキーを別の所に置いておきましょう。

左後ろのブレーキの引きずりの原因
ロックピン上側（写真左側）が錆びで固着していました。
ロックピン下側は正常でした。ただ、反対側のピンと比べると、製造時のグリス塗布が悪かったのでは？

ロックピン上側の取り外しは回したり、叩いたり、潤滑剤を吹きかけたりしながら、悪戦苦闘ようやく引き出せました。

前回交換時にグリスアップしておけばと反省

1000番の紙やすりとピカールで錆びを落とします。
シリコングリスを塗布しておきます。

右リヤは正常でした。
グリスも十分効いています。
こちらも清掃し、シリコングリスを塗布しておきます。

旧パッドからシムを外して清掃、ブレーグリスを塗布して新パッドに組付けます。

パッド上下のマウンティングブラケット固定面はヤスリで面取りし、グリスを塗布ておきます。
右側のパッドは嵌りがきつく、そのまま組み付けると偏摩耗してしまいます。
パッドの残量は、
右外側：7.0mm、右内側：3.6mm
左外側：5.5mm、左内側：3.7mm

ブレーキディスクの裏側
2/5位しか当たっていません。

ヤスリとワイヤーブラシで錆びを落とします。
22.5万km走行なので、新品交換した方がいいのですが。

ブレーキピストンは、ラジオペンチなどで、時計回りに回すと引き込まれます。
ブレーキディスクを脱脂し、各部品を元に組付けます。

交換後はエンジンを始動させ、ブレーキペダルを数回踏みつけて、ブレーキパッド・ピストンを所定の位置に落ち着かせます。
安全な所で、ブレーキの利きをチェックして完成です。

整備・交換後はスムースに走るようになりました。

燃費の計測は、リヤブレーキパッド交換（２回目）燃費復活しました　で報告します。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2649267/car/2217963/7650880/note.aspx

つづく