ガレージいじり第2弾は、2柱リフト設置編です。仕事や子育てで多忙を極め、、記憶が薄れ忘れる前にと、なんとか思い出し8ヶ月前のことですが投稿します。
Kernel製の油圧式2柱リフト。国産ではありませんが、プライベーターが個人で使う分には十分すぎる性能です。また単相200で動作可能なこと、リフト量も適度な量であり、室内高が低くても、スポーツカー上げる分には十分と判断したため、購入しました。
まずは、支柱を起こすところから。
早速苦労しました。かなり重量があり、1人作業では色々な道具を駆使する必要があります。。
まずは位置決め。予め決めていた予定の設置場所付近に、油圧ホース格納フレキ管を埋設してましたが、イイ感じの位置に出せてたみたいで、まずはホッとしました。
支柱の固定は、グリップアンカーを打ち込み計6本のボルトで締め付け固定します。
その際、土台であるコンクリート厚みは最低200㎜以上かつ鉄筋コンクリートで補強する必要あります。ぼくは支柱センターから四方約800㎜のエリアを高強度のコンクリートで施工するよう設計しておきました。
穴あけ。これがまた難しい、、
φ22のコンクリートドリルで穴あけしますが、真っ直ぐかつ、深さも一定にする必要があり、失敗しても修正効かないので、緊張しました。
また穴の深さを一律にしないと、アンカーがリフト本体に干渉したりと、不具合もでてきます。また、運悪く穴開け途中に地中の鉄筋とぶつかったりなど、なかなか穴開けだけでも苦労しました。
お次は油圧ホース取り付けのためのカップリングの設置です。ホースの取り回しの関係上カップリング接続位置をオフセットする必要が出てきたため、エルボやストレートを組み合わせ変換しました。
油圧ポンプ兼制御盤の位置は、固定します。
ホース長さが3.9mと決まっており、車両の後ろ側に目一杯離れた位置で設置しました。
お次は、アーム取り付けです。
こちらの調整が一番苦労しました。
まず、アームの個体差が大きく、4箇所の水平レベルのズレが1箇所のみ許容範囲を超える物があったりなど、、特にFLアームのバンザイ度合いが他3本に比べ酷く、車高によっては車体に干渉してしまう可能性もでてきました。。
そこで色々計測して調べてみると、こんな感じで、1本のみアーム取り付け部の溶接に寸法バラツキが大きく、それがマウント部の高さに影響している要因の1つと判明しました。(FLアーム)
代理店に事情を説明し、アームを取り換えてもらいました。
交換品を入れると他3本と同様になりましたが、それでもまだ傾向は残っています。
本体支柱のアーム取り付け面自体の水平も若干ズレており、次はそこの修正かなとは思いましたが、めんどくさいので、これでよしとします。笑
アームを入れ替えてみたり、その他色々微調整し、最終的にはこれです。。これでも、マシにはなりましたが、最大で18㎜も差があります。
そこは、マウントでなんとか調整できる範囲だったので、これで良しとします!
まぁ、そこら辺が国産と違い、値段相応の品質なんだと思いました。笑
あとは、油圧ホースのエア抜きしてからの試運転。はじめS2を上げるときは緊張しましたが、何とか形になりました。一安心。
S2の場合、フロントはサイドのジャッキポイントへ、リアはメンバーのフロント側の接合部へそれぞれ2箇所、マウントします。サイド4点より、アーム角度と前後方向の支点を広げれるため、安定するかと思います。
その後、クラッチ交換やデフ下ろしなど、今まで出来なかった重作業も楽々できるようになり、かなり重宝してます!
特にトラブルは今のところありませんが、油圧ホース接続部付近の養生と日々のメンテさえしっかりすれば安全に使えると思います!
最後にかかった費用!
自分で施工すれば、込み込みで50万切ります!
高級ジャッキ4機買ったと思えば安い😏笑
場所や計画的な準備は必要ですが、やる気のあるプライベーターには、オススメかと🙆
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2024/03/09 10:53:16