エアバッグ警告灯点灯 スパイラルケーブルユニット交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
購入6年目で走行中にエアバッグ警告灯が点灯。(2017年式 64780㎞)
点灯したら、いくつかの故障個所の可能性が有ります。エアバッグ本体、スパイラルケーブルユニット、シートベルトバックル、シートベルトプリテンショナー、助手席用エアバッグキャンセルボタン、バッテリー本体などが考えられます。
2
エラーコードをテスターでチェックしたら、ステアリング系統までしか判断出来ず、エアバッグ本体か配線部を担うスパイラルケーブルユニットのどちらかで、スパイラルケーブルが怪しいと思い交換してみました。
部品取り外し前に品番を探し、『6RA.959.653』に絞り、入手しました。
重要保安部品ですの作業する場合、自己責任でお願いします。自信が無い方はプロにお任せしましょう。(部品、工賃で結構高価です)
3
エアバッグ本体の取り外しから。2か所のピンでハンドルの金具に引っ掛けられています。(画像はすでに外れた状態)ハンドルを左右どちらかに90度回しエンジン停止。矢印の穴の部分を真上位置にして短めのマイナスドライバーでロックピンをずらし、エアバッグ本体を引っ張り片側が浮き上がったら、再度エンジンを掛け逆方向にハンドルを回し、もう片方の穴も上側になるようにします。同じようにロックピンをずらし、もう片方も外れるとエアバック本体が浮き上がり外れます。(5の画像)
4
赤丸二カ所がロックピンです。
既に外している画像です。
web上を探したが、UP!のエアバッグ本体、ロックピンの画像が見当らなかったです。ゴルフ、ポロとは違っています。
5
エアバッグが外れただけの状態です、決してこの状態では黄色いコネクタを抜かないように。
エアバッグが間違って膨らむ可能性が有ります。
ここで、バッテリーのマイナス端子を外し、約15分作業待機し、充分放電させてから黄色コネクタの白い部分を引っ張りロックを解除し、コネクタを抜きます。この車両は今回、時刻がリセットされただけで、オーディオのプリセット周波数、Bluetooth情報は大丈夫でした。
6
次はハンドル外しです。センター部に取付けネジは、「3/8" トリプルスクエアソケットビット、12mm」です。かなりきつく締められています。ネジには緩み止めも塗布されています。反時計回りで緩ませ、ネジをすべてを外さず、半分くらい緩ませたらハンドルを引っぱり、スプライン部よりハンドル本体を引き抜きます。
ハンドルが抜ける状態になったらネジを取り外します。
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先人の方々の通り、親切にハンドルのセンターが分かるように印が有ります。
(センター取付ネジは取り外して有る状態)
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コラムカバーは下側にトルクスのネジが1本留められているので外し、上のカバーを浮かせます。
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カバーを上側に浮かせ、2本の取付トルクスネジが見えたら、2本を外し、コラムカバーを完全に取り外さず、上下それぞれにずらすだけでスパイラルケーブルユニットの取付ネジ3本にアクセス出来る様になるのでトルクスネジを外します。
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ユニットに車両からのコネクタが繋がっているので、赤色部を引きロック解除後、コネクタ本体を引き抜きます。
一応、スパイラルケーブルユニットのセンター出しをします。
センター出しの方法はネット上に多く出ていますので、そちらをご参考にして下さい。
後は、逆工程で組み上げます。
ほとんどの欧州車はエラーコードが残ってしまっているので、組み上げただけでは警告灯は消えません。、正常にセンター出しが出来ていれば、再度、テスター等でリセット処理を行えば消えます。
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