バルクヘッドデッドニング、カウルトップ外し
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今回はバルクヘッドのデッドニング、室内静音化を狙って施工しました。先日デッドニング記事をまとめてたら再燃してしまった…
今回用意したのは
レアルシルト 1シート(400×300)
ゼトロ耐熱吸音シート(900×360 15厚)
3Mスプレーのり 99
それぞれ少し余るくらいでした。びっちり貼ればちょうど良さそう。一応エンジンルームなので耐熱素材と剥がれ防止にスプレーのりも使ってます。
作業工程としてはカウルトップを剥ぐ必要があるので、最初に両サイドの小さいパネルを剥ぎます。
ツメで止まってるだけのパーツです。下部から指を突っ込めますので少し引くと内側が剥がれます。外側のツメは折れやすいので内張剥がし等で隙間からゆっくり剥がせば安全にリリースできました。
2
パネルを剥ぐと黄◯の+クリップが出てくるので左右計4箇所外します。内側はクリアランスが無いので短いドライバーでもキツかったです。
緑◯のクリップは曲者です。上下で挟み込む構造のクリップですが外す事を想定していないのでは?と思うほど緩まない…ラジオペンチで引き抜くようにチャレンジしてみましたが、ちゃんとリリースできたのは1箇所のみ、残りの2箇所は折れました(
ここは事前にディーラーで注文しといた方が良さそうですね。折れるのはアッパー側のクリップです。
仕方ないので戻すときは一旦タイラップ止めにしてます
3
この後ワイパーも外しますが、その前に定位置を記録するためにワイパー際にマスキングしときました。
4
ワイパーを外します。
まず根本のカバーを外します。普通にパコっと取れます。ナット(M14)を外してワイパーをリリース。
ここまでくるとカウルパネル本体を外せるようになります。手前に引き抜く感じでリリース。
5
ワイパーモーターも外します。3箇所(M10ボルト)で止まってるので外します。カプラーも外したら取り出せます。
きたねぇ…
6
こっからやっとデッドニング作業です。
バルクヘッド内には雨水も流れ込みますので、経路は避ける感じで施工。
順番逆になりますが、経路把握のために最初にフロントガラスに水を流しておきました。
一段低くなってるところを避ければ大丈夫そうですね。
泥だらけになってるので綺麗にしてから脱脂。
室内側壁面と上部にレアルシルトを張り込み。とにかく圧着しにくい…
7
その上からゼトロ耐熱吸音シートをカットしながら張り込み。粘着力が不安だったので接着面にスプレーのりをかけて貼り貼り。
この素材初めて使いましたけど、写真で見るイメージと違って軽くてふわふわでした。施工もしやすかったです。
8
あとは逆手順で戻して行って完了です。
カウルトップ戻すときはツメが付いてるのでフロントガラスに沿って嵌めていく感じで少しコツがいりました。
効果の程は…
これは実感できるタイプのデッドニングです!
ほとんど分からない程度の効果を積み重ねる事が多いデッドニングですが、これはちゃんと違いを感じられました。
街乗りだけですが走ってると「あれ、窓開いてたかな?」と思ってしまうほどエアコンフィルター付近から吸気音が聞こえる、今までに無い感覚です。明らかにエンジンルームからの音は減りました。というか気にしないと聞こえない。代わりに後ろからのマフラー音やガラス越しに入ってくる外の音が聞こえるようになりました。
ただ環境が結構変わるので好き嫌いはあると思います。ちゃんと走りを実感したい人には向かないと思いました。
もうここまできたらフロアやるしかないな…
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