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田んぼESのブログ一覧

2018年05月28日 イイね!

R30の謎30

R30の謎30数多くのボディバリエーションを展開したR30シリーズですが、骨格となるフレーム部分とフロアパネルはバンを除いて共通となります。また個性的なフロントデザインで一世を風靡した鉄仮面マスクの裏側も、形状は標準車とほぼ同じラジエーターコアサポートによって支えられています。そんなコアサポートにも不思議な部分が存在します。


青ポール号のフロントエプロンを下から覗いた(←何故か少しイヤらしい表現に聞こえますが)部分になります。まるで片手鍋の注ぎ口のようにプレスされた場所があるんです。


横から見たところです。かなり大掛かりなプレス加工ですよね。そしてシワシワ。


後方から見るとこんな感じです。ここまでしてあると言う事は何か機能を持たせてある筈ですよね。しかも助手席側にしか存在しないんです。


この形状からして走行風をすくい上げたり排水を垂れ流したりするような役割を想像しますが、そのような物はこの付近には存在しません。そうなると他の部品との干渉を避ける為に設けられた物と解釈するのが自然です。しかしこのプレスの上側には何も存在せず、有るとしても遥か上方にあるホーンくらいです。

形状からしてエアコンのリキッドタンクに対する逃げかとも思われましたが、このプレスとは全く別の場所に配置されています。


そして不思議なのが前期には存在しない点です。現に、昭和57年製の ことぶき号にはプレス加工が無くて真っ平らです。何らかの理由で途中から追加になった物である事は確実です。


部品カタログを見ると、ラジエーターコアサポートも数回に渡って品番が変更されています。



62500-01L51
ALL 8108-8210
これはデビューから昭和57年10月の小変更までの品番です。ことぶき号はこの年式に該当しますので、この品番の物はプレスが無いタイプと思われます。

62500-01L52
ALL 8210-8402
昭和57年10月の小変更からターボC登場までの全車に対する品番です。青ポール号はこれに当てはまりますが、このタイプから謎のプレスが追加されているのでしょうか?

62500-01L52
ALL-FJ20ET# 8402-
上記の物と同品番ですが、ターボCのみを除外すると書かれています。ターボC登場後の標準車用と言う意味でしょうか。

62500-05S70
FJ20ET# 8402-
ターボC用に用意された新しい品番です。

具体的には以下のような項目になります。
まずは前期用です。マイナーチェンジまでは全車共通で、バンは引き続き最後まで使い続けたようですね。
ALL(8108-8308)
V#〔8308-〕


そして鉄仮面がデビューしたタイミングで変更が入ります。恐らくフロントのエアダムを固定するブラケットを取り付ける穴の追加と思われます。
ALL-V 〔8308-8402〕
ALL・(V.FJ20ET)〔8402- 〕


そしてターボCが登場したタイミングです。インタークーラーの新設に伴って形状変更が入ります。
インタークーラー車
RS#・FJ20ET 〔8402- 〕


これはテッポロトルさんが所有されるターボCの部品取り車ですが、例のプレスの真ん中から潔くぶった切られているのが分かります。プレスは残したままで、風の通り道に邪魔になりそうな部分をカットされているような形状です。ちょっとヤッツケ感が漂いますよね。「あぁ、この瞬間が日産車だね」と言う台詞が脳裏に浮かびます。


ラジエーターコアサポートの端部分がカットされているので標準車のフェンダーとフロントエプロンを接合するプラスネジの受け側が存在しない事になりますが、これはエアダムを固定するブラケットが役割を担っています。その昔、叔父が乗っていたターボCにTI用のフェンダーを移植しようとした際にインタークーラー周辺の部品と干渉して嵌らなかったので、フェンダーの一部を金切りハサミでカットした事がありました。ターボC用のフェンダーは品番が変更されているので形状が違う可能性があります。

そのターボCの写真が出て来ました。4ドアのX無しで、叔父も何気にR30を3台乗り継いでいます。この車も私の友人の手に渡りましたが、その後全損しています(悲)


だいぶ脱線しましたが、結局のところは例のプレスの真相には迫れませんでした。


何故こうなったのか今や誰にも分からない・・・。何故か助手側にのみ謎のプレスが存在する、ラジエーターコアサポートでした。
Posted at 2018/05/28 20:50:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2018年05月01日 イイね!

掃除と運行後点検

掃除と運行後点検先日のP&S春祭りの余韻に浸りつつも、背番号の有効期限内に燃料を満タンにしておかなくてはなりません。行きつけのガソリンスタンドへ行った帰りにテッポロトルさんの家の前を通ると、自転車にFJ20エンジンの搭載作業中(嘘)でしたので暫し雑談して帰って来ました。この、ほんの数分が楽しいんですよね。突撃にも関わらず、お相手ありがとうございました。

給油量は20.8リットルでした。レギュラーガソリンも144円ですかぁ。普段はディーゼル車に乗っているので、高く感じます。


単純な満タン法ですが、227.7km走行した今回の燃費を計算してみるとリッター当たり10.94キロでした。


高速走行が殆どだったとは言え、省燃費運転を意識せずに帰路はほぼキンコン鳴りっ放しで軽油のリッター価格程度の速度で巡航した事を考えれば、なかなかの好成績と思われます。加えて往復の道中はエアコンも使っています。これはO2センサーを交換した効果でしょうか?そう言えばECUにあるLEDモニターランプの点滅状況は未確認でした。整備要領書によると、エンジン暖機状態で回転数を2000rpm一定にした時、モニターランプが10秒間に5回以上点滅を繰り返していれば正常であると書かれています。

実際に見てみると平均で8〜9回の点滅を繰り返しているので、きちんとフィードバックされているようです。無駄な燃料噴射が無くなったと解釈しても良さそうですね。と言うか、こんな重要なモニターランプなのにもう少し見易いレイアウトには出来なかったんでしょうか?


ヘッド周りをオーバーホールした事も少なからず貢献してくれているとは思いますが、施工後のトルクアップや回転フィーリングの変化は特に感じませんので性能的には変化ないものと思われます。そう考えると、空燃比が狂ったままで無駄に噴射していた量ってバカになりませんね。

そう言えば、以前に1度だけ青ポール号もシャシーダイナモでパワーチェックをした事があるんです。Mウェーブで行われた車のイベントでしたが、この帰り道にオバチャンに玉突きされたんですよね(苦笑)


損失馬力を加味して修正された値が117.1ps/17.6kg-mとなっています。L20ETはグロス145ps/21.0kg-mですので、ネット換算で8割としても116ps/16.8kg-mです。そうなるとまずまず新車状態の性能を維持できている事になりそうですよね。ガソリンエンジンの、しかもターボ車と考えれば上出来の数値と言えるのではないでしょうか。と言っても17年ほど前の話ですが。

ではドライブの汚れを落として行きましょう。この季節になると虫も増えてきてフロント周りが汚れますね。洗車をしてよく拭き上げます。テールランプの筋を拭く時なんか、指の感覚が覚えてますよね。


続いて車内の掃除です。内装にはこれを使っています。


ペーパータオルに含ませてから、ダッシュボードやクラスターリッドを丁寧に拭きます。


ステアリングにはこれです。本革のヒビ割れ防止に効果的なビタミンEやミンクオイルも配合されているようです。


このステアリングは昨年のロクミーでバンカーDR30さんからお譲り頂いた逸品です。もはや家宝ですね。


掃除機で隅々までゴミを吸い取ります。助手席側には煎餅の破片が大量に落ちていました(困)


室内はこんなもんでしょう。


次にエンジン周りです。早速、chuuさんから頂いたクリップを交換しました。


今までの物は綺麗に生け捕りできたのでポリメイトで磨いてから保管しておきます。先日の岡谷でも話題になりましたが、退役した部品もやすやすと捨てられませんよね。


アース線も自分の好みで別の場所に繋いでありましたが、HR部会で皆さんのエンジンルームを拝見した際に「これはいかん!」と思い、正規の位置に戻しました。


エンジンオイルと冷却水の量を確認してから、いつもの格納場所へ移動します。


内気循環にして除湿剤をセット。


チキチキチキチキチキチキチキチキチキチキチと、スタンガンで放電するようなインジェクターの作動音はハーネスのコネクターをワンタッチタイプに交換した時から大きくなっています。皆さんのL20ETはもっと静かなんですよね。果たしてこれは正しいのでしょうか??


エンジンを止めたらメインスイッチを切ります。


下手くそポールは電光式の為に配線が繋がっていて取り外しできませんので、根元のネジを緩めてから靴下を再利用したカバーの中にしまいます。それをサイトシールド上に倒して置いた状態でボディカバーを掛けて行きます。


ハイ、おやすみなさい。


シャッター?を下ろして格納完了です。この手造り車庫も建造から丸2年が経ちました。



車検、自動車税、保険・・・。車の維持には多額の費用が掛かります。納税額がもう少し安くなればナンバーを取得したいんですけどね。年間39500円としても35年で1382500円。もう充分な額を納めたってもんですよ。更に増税なんて、罰則以外の何者でもありません。部品入手の苦労だけでも罰則を受けている事に値すると思います。そんな血税の使い道を決めている方々の失言や不祥事が目立ちますが、国◯議◇の◎与や退△金をもっと常識的な額にすれば旧車の税金なんかタダにしてもお釣りが来るような気がするのは私だけでしょうか??

決して旧車は悪者ではないと声を大にして言いたいです。せめて税制面だけでも旧車に優しい国になって欲しいと願って止みません。
Posted at 2018/05/01 11:55:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月29日 イイね!

P&S春祭り 2018

P&S春祭り 2018いよいよP&S春祭りです。しかし前夜の夜勤は交代できたものの、地区の川掃除があって早朝から参加できませんでした。作業も想像以上に手間取ってなかなか終わりません(汗)

先に到着されているテッポロトルさんから第2駐車場の様子が写メで送られて来ました(!)


こんな事はしていられん!!適当な理由をつけて川掃除を途中で抜け出し、シャワーを浴びてから出発します。あーあ、こんな時間になっちゃいましたよ。


エンジン修理後では初の高速走行です。少し緊張しながら信州中野ICから上信越道に入ります。先日オイルポンプを交換した甲斐あって、油圧もしっかり掛かっていますね。


100km/h巡航も以前と変わりありません。ブーストの掛かりも良く、滑らかな回転はまさにジェントル。


SAで休憩しながらエンジンの点検をします。この様子を側から見れば連休中にトラブった旧車そのものですが、調子は絶好調です。


今日は岡谷に来られませんでしたが、無線談義を通じてお友達になって頂いた山源商店さんと事前に打ち合わせしておいた144.30MHzで往路に無線交信を試みるというワクワクする計画も実行しました。残念ながらこちらの機器のショボさから交信は叶いませんでしたが、遠い茨城の山の上から私が岡谷に到着するまで電波を出し続けて頂きありがとうございました。やはり青ポール号の無線機は近距離の編隊走行用ですね。

スタートが遅れたせいか、岡谷ICからやまびこ公園に登る途中にも帰路に着かれるR30とすれ違います。約束があったミナミナさんともギリギリのタイミングでお会い出来ました。例のブツ、気に入って頂けて良かったです。ご活用下さいね。たけ@HR30さんとも実際にお会いするのは初めてで、滅多に見ない#232ダークブルーMが2台並ぶという奇跡も。子供達も意気投合していた様子でした。ご近所ですのでリアルなお付き合いの方も宜しくお願い致します。


ASCDの例のブラケットも本物を舐めるように観察させて頂きます。うーん、複雑なカタチ
・・・


なんとスポーツリミテッドも来ていたり。実物を初めて見ました!


NAのマフラーも素敵です。流石は静音設計だけあって、退場シーンでは物凄く静かでした。
この「道具」として使われている堂々とした風格。一朝一夕でなし得るものではありません。


駐車場が空いて来たのでHR部会の開催となりました。全車の吸排気バルブ数を合わせても48バルブです(笑)よくぞここまで生き残っていてくれた!


皆さんが帰られた後もchuuさんとのR30談義は止まりません。「何故、ポール・ニューマン バージョンなのか」など、一段とディープな世界になって参りました。


ドアノブの角度について。やっぱりR30のデザインは奥が深いですね。やり過ぎ!


遂にオフセット25mmのマンホールを装着されました。回って良し、止まって良し。洗って良し、拭いて良し。眺めて良し、語って良し。何度見てもこのデザインは秀逸です。
フットセレクターについて語り始めたら夜が明けそうな勢いでしたね(笑)


閉園時間を回ったので帰路に着く事にします。考えてみればchuuさんと一緒に走るのは初めてですね。


岡谷ICでお別れです。


いつも優しいchuuさん、今日もありがとうございました。


P.N.V.同士で並走できるなんて・・・


やっぱりコレだよなー。


身震いする程感動しました。お気をつけて。


昼の到着だと早く帰られる方々にはお会い出来ないと言う残念な点もありますが、子供が飽きずにゆっくり閉園まで居られたのでこれはこれで良かったです。全行程227.7km、トラブル無く往復できました。これで復活と言っでも良さそうですね。



また今日も貴重な逸品を頂いてしまいました。いつもいつも本当に申し訳ありません。

ミナミナさんからはヘルメットに使用された物と同一のステッカーセット


chuuさんからはクリップ


これはフードロックのケーブルをストラットタワーに固定する65620Gです。何とマニアックな物を!


大切に使わせて頂きます。


山源商店さんとchuuさん始め、お相手頂きました皆さんありがとうございました。やっぱり最高です♪
Posted at 2018/04/29 21:02:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月17日 イイね!

R30の謎29

R30の謎29オプションとして用意されていたシステムコンポを装着すると、オーディオ本体の他にもリアスピーカーがボックスタイプに変更されます。それと同時にパーセルボードも大きく刳り抜かれた専用の物となりますので、何気に大掛かりな装備と言えそうです。

そんなシステムコンポ用のスピーカーですが、4ドアの物がオークションに出品されていたので学術資料として購入してみました。誰とも競らずにいきなり即決価格で終了です。手頃な値段だったのには理由がありまして、それもそのはず相当なボロです。冷静に考えればこんなガラクタを欲しがる人なんかいませんよね(苦笑)
因みに入手したスピーカーはグレー内装色用の物です。


検品してみます。フムフム、元々のスピーカーはこんな感じなんですね。2ドア用の物よりも幅が小さくてかなり小ぶりな印象です。


ボックスの後ろ側にもちゃんと壁があります。2ドア用はパーセルボード後方の土手と合体する形になるので、ここの形状は全く異なります。


いちばん興味があるネット部分です。なるほど、こういった製法ですか。芯材の鉄板も厚くて強度がありますね。しかしこの鉄板、何だか家の基礎に付いている床下の通気口みたいですね。それにしても布の貼り方が雑だなオィ・・・
表皮と鉄板の間に入っているスポンジが風化しており、粉となって崩れ落ちて来ます。


固定はパッチンと穴に嵌る方式なんですね。意外にもしっかり感があります。


そしていずれは4箇所のピンが折れるって訳ですか。


裏側です。固定ブラケットの感じからして、パーセルボードに四角い穴が空いているタイプが4ドアにも用意されているようです。標準スピーカーの固定穴を3箇所使って設置する方式は同じですね。


小さい方のスピーカーにはハイパスフィルターとしてコンデンサーを入れてツイーターにしてあります。配線の固定はお得意のガムテープです(困)


こんなツイーター売ってませんよ。JAPANと書かれているので日本製なんですね。


ここで注目して頂きたいのが、助手席側のスピーカーには鉄板があって・・・


運転席側には無い点なんです。


ブラケットを取り外してみるとこんな感じです。不思議ですよね。実はコレが謎なんです。


結構立派なモノなんですよ。


運転席側のブラケットにも取り付け穴は用意されていますが、鉄板はありません。そして外れたような形跡も無いんです。


この謎には青ポール号にシステムコンポ用のスピーカーを取り付けた時にぶち当たっています。4ドア用ほど立派ではないものの、2ドア用にも同様な取り付け方をされている謎の鉄板があるんです。リベットが緩んで外れてしまったのでそのままにしてありますが、てっきり反対側の鉄板が紛失しているものと思い込んでいました。


以前に2ドア用のスピーカーがオークションに出品されていた時の画像を見ると、同じく助手席側にのみ鉄板が付いています。出品者のコメントにも最初からこの状態であったと書かれており、どうやらこれが本来の姿のようです。


同じように裏返しで置いてみます。このように、鉄板が存在するのは助手席側だけなんです。


何故に助手席側のみに鉄板が追加されているのでしょうか?見た感じからして補強の意味合いは薄そうです。音の反響板なのかとも思ったりしましたが、2ドア用のあんな細い鉄板にそんな効果が期待できるとは到底思えませんし、前方にバスレフポートなんかもありません。
また、ハッチバックはリアのストラットタワー直上にスピーカーが設置されているので、システムコンポを装着してもリアスピーカーの変更は無さそうな気がしますが実際のところはどうなんでしょうか?



何故こうなったのか今や誰にも分からない・・・。助手席側の取り付けブラケットにのみ謎の鉄板が存在する、システムコンポ用スピーカーでした。
Posted at 2018/04/18 11:25:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2018年04月12日 イイね!

R30と特捜最前線

R30と特捜最前線特捜最前線はテレビ朝日系列で1977年から1987年までの10年間にわたって放送された刑事ドラマです。車両協力は日産自動車で、スカイラインに関してはケンメリ後期型からR31前期型までの4世代が起用されています。

大学時代には毎日午前中に再放送されるのを録画しておいて、帰宅後に出演場面をチェックするのが日課でした。R30が活躍する話は保存で、そうでない場合は重ね録り!なんて事をしていましたが、今思えば全て残しておけば良かったと後悔しています。現存するビデオテープの中からR30の勇姿を発掘しましたので、VHSデッキが動いている今のうちにご紹介したいと思います。


オープニングです。未だガラ空きの現東京都庁付近を走る場面からスタートします。


このパトランプを点灯させての単縦陣が味わい深いです。最後尾のY30から眺めたいですね。


しかもサンルーフ装着車!


今は亡き0系新幹線とのコラボレーションが泣かせます。昭和の街並みに溶け込みますね。


我らがR30は吉野刑事が多用している印象が強く、この吉野刑事が何気にアクセルを踏むんですよね。劇中でもかなりの確率でタービン音を耳にする事ができます。これはカーブの立ち上がりでキックダウンした後のフルブーストに入る瞬間です。このリアの沈み込み具合いからも、そのハードな運転ぶりが伺えますね。


ハイビームで向かって来る様子を見ると、やっぱりヘッドライトは4灯式だよなぁ〜!と、その良さを再認識する瞬間です。この発光色、HIDバルブをハロゲンに戻そうかとさえ思える程です。


犯人が潜伏するアジトへ駆けつける場面では、砂利道で左右にカウンター大会を演じるワイルドさも見逃せません。


「私だけの十字架」が流れ始めるエンディングの直前では、船村刑事の男前な表情と共に「TURBO EX」の文字を絶妙な角度から見せつけます。ド初期のブラックテールが眩しいですね。泣き崩れる女性を背に、青い無鉛ガソリンのステッカーが花を添えます。


不思議な事に時々ナンバーが変わります。ここでは発進から加速までの音がかなり鮮明に記録されており、カップリングファンの轟音とブーストが高まる途中までのカットです。グロス145馬力を受け止めて、リアがグッと沈み込みます。


反対側から撮影されている次の場面ではアクセルオフした後のバックタービン音までもが楽しめます。撮影班も何気にツボを押さえてるんですよね。しかし、フロントグリルのSマークが取り外されているのが気になります。


深夜の公園で張り込むシーンでは、偶然にもセンターモールと黄色い遊具が重なって変な感じになっています。あ〜、このCピラーの立ち上がりが美しいですね。


因みにこの車両はサンルーフだけではなく、ドライブガイド装着車です!!激レアですよ。この組み合わせはプラモデルでしか見た事がありません。


セドリックのモデルチェンジにより430からY30に代わってもR30は続投です。一旦停止してから発進加速する際にも、静かになったVG20勢の中でも堂々とL20ETサウンドを奏でます。リアの沈み込みもセミトレが採用されているR30だけですね。


この発進では排気音もバッチリ聞こえます。それにも負けないカップリングファンの音って本当に騒音レベルですよね。


画家の娘が乗っているのがグレーのスカイラインという設定の話です。(正確には#006シルバーMですが)殺人犯として疑われている父親の指紋がステアリングから検出された事を知らされ、ショックを受けて愛車であるR30で逃げ出した場面では的場刑事が乗るバイクをも振り切ります。


踏切では遮断機を破壊して突破。ナンバーからして特命課の車両を使い回しているようです。警察官の目の前でこんな事したら往来危険罪の現行犯ですよ。2年以上20年以下の懲役に科せられます。


体を張って制止しようとする的場刑事の前では、白煙を上げながら派手なサイドターンを演じます。特捜最前線でこういうスタントは非常に珍しい部類です。


看板を緑色に塗っていた作業員の目の錯覚で、グレーが赤に見えたという証言の検証を行なう場面で登場するのは何と赤のポール・ニューマン バージョン!


でも目が慣れるとグレーだったって言うオチですが、明らかに車が違います。何度も言いますがシルバーMです。この、ナンバー14-81の車両はちょくちょく出演する影武者役ですね。


「疑惑のXデー・爆破予告1010」というスペシャル版では、犯人の女性が赤単色の2ドアに乗っています。


しかもこれ、TIなんですよ。テールランプをGT系の物に交換してありますが、当時は部品も豊富にあったのでこんな芸当もお茶の子サイサイだったんでしょうね。


そして吉野刑事が殉職する話の頃にはR30も後期型になります。最終型にしか存在しない塗色であるホワイト/ガン(#441)です。前期よりは登場回数が減りますが、スカイラインのポジションを担い続けます。


Lレンジのままで走って来たんじゃないかと思う程にカップリングファンの音を響かせて登場します。


エンブレムの感じからしてターボPASSAGEのようです。この塗色は都会的で上品ですよね。これらの情報からプラズマスパーク点火である事が推測できます。


と言う訳でエンディングです。今日もたくさんの出演でした。



何故にここまで刑事ドラマに似合うのでしょうか?白/黒パンダも去る事ながら、覆面車としてもその魅力を余す事なく発揮してくれます。やっぱりR30はパトカーが似合いますね!
Posted at 2018/04/12 13:09:32 | コメント(7) | トラックバック(0)

プロフィール

「青ポール号のお受験です。無事に受かりますように。」
何シテル?   04/14 18:47
北信州に生息しております”田んぼES”と申します。 前期・後期・グレード問わず、R30スカイラインが大好きです。中でもターボGT系のポール・ニューマン バ...
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日産 スカイライン 青ポール号 (日産 スカイライン)
R30の中でもポール・ニューマン バージョンが持つ独特の雰囲気が好きでした。この車は子供 ...
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どうしても、どーしてもポール・ニューマン バージョンの4ドア4ATが欲しくて、オークショ ...
日産 スカイライン ことぶき号 (日産 スカイライン)
父親のRSです。主に冠婚葬祭や温泉ドライブに活躍しています。私とは保育園の頃からの付き合 ...

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