テンションプーリーとブラケットの塗装

以前にテンションプーリーのベアリングを交換した際には見ないふりをしていた塗装です。塗膜が厚くて旧塗装の剥離作業が困難である事が予想されたのと、なるべくオリジナルの状態を残そうとしたのが手を付けなかった理由です。と言い訳をしてみたものの、流石にボロさ加減が目立って来たので着手しようと思います。

テンションプーリーをブラケットごと取り外します。ベアリングはインナーレースを叩いて抜く事になるので買い直しですね（悲）

旧塗装を剥離します。剥離方法は今回も焼く事にしました。この色からして日産のエンジンブルーでしょうか？なかなか頑固ですね。

灰になるまで火で炙ってからワイヤーブラシで旧塗装を落とします。過剰にアジャストボルトを締め込んだ経歴があるのかブラケットが曲がっているので今のうちに修正しておきます。

塗料はUD純正の日産エンジンブルーを使う事にしました。

シリコンオフでしっかりと脱脂してから塗装します。何だか想像よりも緑っぽいですねぇ（汗）

でも、こんな色ですよね！なかなか綺麗に塗れました。序でにオルタネーターとパワステポンプのステーも再塗装しています。新しいベアリングにカラーを打ち込んでプーリーに取り付けたらリペア完了です。

ボルト類も灯油で洗ってから元通りに取り付けてベルトを張ります。アジャストボルトにはワッシャーを追加してブラケットと擦れる部分の塗装の痛み防止を図ってみました。歪みもうまく修正できていますね。エンジンを始動して異常が無い事を確認したら作業終了です。

二度手間になってしまいますのでベアリングを交換した時に塗装も同時施工すべきでした。普段は殆ど見えない部分ですが、綺麗になるとモチベーションが上がりますね。