SL63AMG トランク調整　異音対策

荒れた道を走るとSL63AMGのトランク周りからガタガタ、パタパタといった音がします。

トランクの当たりを調整してみました。
トランクを閉めた時にストッパーが当たっているかどうかを判断するために、ホームセンターの画材コーナーで練り消しを買ってストッパ一に置いてからトランクを閉めて当たっているかどうか判断します。

これはストッパー位置に練り消しを置いてからトランクを閉めて、再度開けたときの状況です。
緑矢印のところに線が見えますが、これは写真2のトランクの蓋側にある高さ調整の緑で示す線が練り消しに転写されたものです。ストッパーが当たっている証拠であり、ストッパーの前後調整にも使います。

ストッパーの前後は水色で示すトルクスを完全に外して、ストッパーを一旦外して前後の位置を変えてから、ストッパーを再度入れます。
ストッパーの上下はトルクスを緩めてストッパーを上下にスライドさせればいいようになっています。
ストッパーの前後、上下は完全に自由に動かせるわけではなく、ストッパーホルダー側に溝が切ってあるためおそらく1mmピッチぐらいで変えられるようになっています。

で、ストッパーをかなり下げてやっと車体側の写真1で示すパーツに接触するようになりました。
ストッパーとパーツが当たるようストッパーの高さを調整してもトランクを上から手で押すとまだガタガタ動きます。

もう一箇所トランク後方の当たりを調整できるところがこのゴム足です。
これはトランクの下部にねじ込まれていて緩めると右側のように下に飛び出てきます。

ゴム足が当たる車体側に練り消しをおいて、ゴム足の高さを変えながらトランクの開閉を繰り返し、練り消しがゴム足に持っていかれる=ゴム足が車体に当たる 高さを探りました。

が、ゴム足が車体に当たる高さに調整してもトランクを閉めた状態で上から押すと、まだガタガタ動きます。

最終的にゴム足が車体に当たっているかどうかではなく、トランクを閉めた時にガタつきがなくなるようにゴム脚の突き出し量を増やした結果、写真のようにかなり突き出した感じになりました。

トランク前方の当たりは水色で示すゴム足で調整します。
これはゴム足の上に練り消しをおいてトランクに当たっているかどうか確認した際の写真で、ゴム足は指で示す部分にあたります。

が、ここの調整も結局トランクに当たっているかどうかではなく、トランクを閉めた時に上から押さえてガタつきがなくなるようゴム足を上に突き出して調整しました。

備忘録としての作業手順としては
•トランク前方のゴム足を緩めて
•トランク後方の2種類のゴム脚の高さを、トランクを閉めた時にガタつきがなくなるよう調整。
•トランク前方のゴム足を同様に調整

写真はWISの一部ですが、21以降が作業手順に該当します。私は結局WISの方法と異なる方法で調整しました。

<<<結果>>>
荒れた道を走った時に車体後方からのばたつき音がだいぶ少なくなりました。ストレスなく走ることができるようになりました。

SLK55AMGや
https://minkara.carview.co.jp/userid/266776/car/2407400/6003736/note.aspx
SLK32AMG
https://minkara.carview.co.jp/userid/266776/car/2447782/6008425/note.aspx

での異音対策でも、結局トランクを上から押さえて動かないように調整するのが最も異音対策に有効でした。SLでも同じです。