2018年01月12日
メカニックは辛いよ2
本日はFIAT 500(チクエ・チェント)の
初回車検の作業でした。
入庫からわずか3日で返して欲しいという
かなり無茶な要望にお応え致します!
3年目の500であればそこまで壊れることは
ほとんどありません。
エンジン、ミッション、ブレーキなどの
油脂類とワイパーやエアコンフィルター
ぐらいでしょうかね?
それでも見積もりは高いらしいですが...
まぁー輸入車乗ってんだから金はケチるなよ
というのが本音です・・・
TwinAirエンジンは
タイミングベルト交換が無いので楽です!
国産車は10年10万kmが当たり前ですが
イタ車は5万km〜7万km 5年〜7年程で
交換です未だにこれですからね〜
と、まぁ余談ですが、
作業をサクッと終わらせて、陸運局へ
と、向かっている途中にことは起きました!
走っている途中に突然ピーッという警告音
メーターを見るとチェックギヤボックス
という文字が・・・
出たよ3年目で壊れました笑
さすが、イタ車!!!
そんなわけで、特に問題はないので
そのまま走行し無事検査ラインもなんの問題も
なく通してきました!
お店に戻りさぁーここからです
一体何が壊れたのでしょう・・・
診断を始めてすぐに原因が分かりました
大きな故障ではなかったので一安心です!
しかし、部品の交換が必要です...
一番の問題は預かっている途中で
この故障が発生したことなんですが、
こんなのは輸入車では日常茶飯事です。
言葉で説明して分かって頂ける方も
いらっしゃいますが、百聞は一見にしかず
やはり自分で体験しないと分からないですよね
ケースバイケースですが、正直なところ
走行上問題がなければそのままお返しする
ことも多々あります...
車検見積もりの段階でさらに高いと
言われているのに壊れましたと言って
さらにお金がかかるとはなかなか
お伝えにくいものがあります。
腹から見たらでもそれってさぁ...
と、言う方がほとんどでしょう
しかし、自分が当事者になれば
ほとんどの方がそう思うでしょう...
なんだよ見積もりの他に金かかるのかよ
見積もりの意味ねーじゃん
あの店はどーなってんだ! と、
安心して乗って頂くためになんて
謳い文句がよくありますが、
どんなに知識あるメカニックでさえ、車が
いつ不具合を起こすかなんて予測するこは
不可能ですし、そんなこと出来たら
誰も苦労しません。
点検に出した直後だって壊れる可能性は
十分にあるわけで、一度エンジンをかけて
動きだしたら壊れない保証なんて
どこにもないのです。
だからこそ、車に乗っている人も
そういうリスクがあるという
ある程度の理解は必要ですよね。
点検や車検はあくまで延命治療であり
その時は問題がなかっただけで、
その後の1年間を保証するものでないので
そんなとこで手がかかる車は
面白いですが、それと商売は別物です。
車に乗っている本人もある程度の覚悟と
気にかけが必要ということですね
ブログ一覧
Posted at
2018/01/13 01:03:45
今、あなたにおすすめ