2025年01月06日
前回書きましたPENTAXカメラ、K-3Ⅲmonochromeと言う本体をついにポチッとしてしまいました。2025/01/06
これを買うためにわざわざPENTAX本社の通販サイトに登録をして、正月特価販売を狙って居たら、私がページを開いたらもう売り切れ。それならカメラのキタムラで買うか?価格コムの最廉売で買うか?Amazonに何故か価格コム最廉売より安いショップがあってそこにするか?と悩んでいた。翌日悩んだ末に再度PENTAX通販サイトを覗いたら本体+ HD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited レンズで34万円弱と言うギリギリ最廉売があって、本社通販だと3年保証と言うのでこれを買う事に。一種の「レンズキット」とも言えるがこの様なキットは無いのでまぁ良かったかなと。
更に、カメラのキタムラのネット通販にてタムロンの SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 (Model272E) の中古品があったのでこれも。このタムロン272Eは仕向け違いのNikon用を既に去年買って居まして、まぁまぁ問題なく使える中望遠レンズなので選択。21mmと90mmはちょっと間の標準域が空席なので何かもう一本買うかも知れません。
21mmF3.2が薄型軽量で換算31.5mmと言うお手軽広角なのも良いし、90mmマクロ(換算135mm)が安かった(18000円弱でした)なのも良い。マクロが絞り環付き(PENTAX純正現行モデルは絞り環が無いレンズがほとんど)なのも意欲を掻き立てます。K-3Ⅲ本体にはMF/AF切替スイッチなども付いている。シーンによってはAF、あるいはMFと使い分け。同じ光学設計のNikonとPENTAXとをモノクロとカラーで見比べるなんてのも面白そう。
Posted at 2025/01/06 21:31:52 | |
トラックバック(0) |
カメラ | 趣味
2025年01月03日
2023年 4月28日 発売のPENTAXのカメラ
K-3 Mark III Monochrome という機種があるのですが、これがモノクロ撮影専用機という珍しいデジカメ。
そしてPENTAXのカメラは当面(過去に例外はある)Kマウントと呼ばれるシステムで、一眼レフシステムの元祖で、今でもレフ機を造っている。K-3 Mark III Monochrome の製品名の通りK-3 Mark III という製品があって、その派生というか、外観的には寸分たがわず同じメカを共用して、撮像素子だけカラーフィルターの無いモノクロ機種にしてある。
Nikonやキヤノンのレフ機のシリーズの様な現代的なスペックのレンズも無く、それでも交換レンズはそこそこ展開している。しかしサードパーティー製のレンズは少なめ。特に残念なのはコシナ社製がない事。またシグマ社の現行製品は1種、タムロンは現行品が一つもない事。中古はチラホラ残っているけれど。あと中華レンズの勝手互換品もあるにはあるが展開は少なめ。
但しPENTAXには過去にM42マウントというねじ込み式のレンズマウントがあった。M42マウントレンズに対しては簡単なレンズマウントアダプターだけで対応する事が出来る様になっている。PENTAX純正の変換アダプターも出ている。このマウント形式ではフイルムカメラ用にいろんなメーカーがレンズを出している。また日本製一眼レフフイルムカメラが爆発的に普及した時代だったので、当時のオールドレンズがまだまだ中古市場にはタマ数多く残っている。昭和のお父さんたちが冷蔵庫洗濯機軽自動車などと並んで競って銀塩カメラを買い、中でも国産レンズ交換式一眼レフを買い、家族を写した。カラーはフイルムもプリントも高かったのでモノクロ写真も多かった。その当時のレンズというわけだ。更にKマウント>M42マウント>M37マウントという形式のレンズがあり、M42マウントに変換してM37マウントレンズを使うアダプターもPENTAXから出ていた。
ざっと本体は30万円。ちなみに全く外見が同じカラー機は20万円以下で10万円のスプレッドが上乗せ。モノクロ機がこうして高いせいで(錯視で)レンズは純正でもさほどお高くはない。モノクロ専用機としてはレンジファインダー機の雄、独ライカ社も出している。輸入関税や贅沢税も全くないのにライカカメラや対応レンズはお高い品ばかり。本体だけで軽く百万円を超える贅沢品。もちろん格好は良く、PENTAXのレフ機より軽く拵えてある。製品の耐久性や信頼性は日独に案外差はなかったりする。バイクやカメラや時計はさすがに日本製(但しPENTAXは東南アジア工場で作らせている。上記M42マウント変換アダプターも純正はフィリピン製造)。
RGBGの4つの撮像素子にそれぞれカラーフィルターが掛かっているのが普通のベイヤー型撮像素子なのだが、同じ画素あるこの機種ではフィルターが無い状態でそれぞれ全部が明暗のグレー諧調に感応し信号として送る。つまり撮像素子のキメが細かくなった(1/4の粒度)と言う事もできる。
とは言え、PCの表示装置やビデオ回路もプリンターの性能もこのカメラのグレースケール諧調を表示するのに全く追いついていない。ファイル形式すら用意していない(RAWはある)。せっかく撮像素子が14bit(1万6千384諧調)で捉えても、8bit(256諧調)で表示するしかない。
そんな一眼レフカメラでモノクロ写真を撮るわけです。光学式ファインダー(通常のデジカメはファインダーの中の液晶(やOLED)を見るわけですが、このカメラはレンズとプリズムを介した実像を見る)。つまり覗き込むとカラー世界。それがパシャリと写してバックの液晶にはモノクロで写した画像があがる。色情報は捨象され、光の強弱だけが取り込まれる。また撮像素子がAPS-Cサイズなので本当ならレンズ越しの像がフルフレームより小さくなるはずなのを、ファインダーに一工夫があり、ほぼフルフレームまでファインダーで拡大して表示している。こうして電子式(EVF)ではない光学式(OVF)の優れた点を存分に発揮して覗き込めるわけです。このOVFのためにEVF式よりも重いカメラ本体にならざるを得ないのですが、その分見やすい事になっている。
上記ライカ社もモノクロデジカメを出しているわけですが、あちらもレンジファインダー式という事でOVFが付いている。尤もレンジファインダー式では装着された交換レンズを覗くわけではないので、どんな望遠レンズでも覗いてみると同じ像しか見えないのですが。それでもOVFで覗ける2方式がモノクロカメラを出して居る。今の所EVF式のデジカメではモノクロカメラはありません。PENTAXは現状リコー社に吸収されてその一部なのですが、リコーブランドからは一体型のコンデジが販売されている。同じ撮像素子を使いまわせばそれでモノクロコンデジだって造れそうなモノなのに、未だにリコーもそれは出していない。このOVFとモノクロとの関係性は何かあるのかも知れません。
あと、些末な話ですが、2023年発売のカメラにして、マイナーなPENTAX製なのに既にUSB-C式を採用している。一年前の発売のK-3 Mark IIIも勿論USB-C。OMDSやPanasonicが未だにUSB-C化が遅々としている中、モノクロ機なのにここだけ先進的なのもすばらしい。また無駄に2スロット式で、画素もさほど多くないのにSDカードの規格としてはよりハイスピードなタイプ(UHS-II規格)も使える様になっています。動画はやや旧式のH.264形式。最長25分。4K動画も撮れるけれど毎秒30コマという形式(1920x1080までなら60コマも可)。あと5段分程度の光学式五軸手振れ補正もついている。また本体軍艦部のパラメータ表示の液晶画面もついている。これは普及価格帯向けではない証拠。裏面にある液晶は可動部が無く裏面に張り付いて動かない。普及機PENTAX KFにはバリアングル可動液晶を設けているので敢えて高級な本機には液晶を埋め込み式にしています。
PENTAXの一眼レフ機の特徴として、GPS機を取り付ける事が出来る事。ミラーレス機は何台か持って居るのですが、この機能は見たことがない。もしかしたらスマホの連携などで座標が取れるのかも知れないけれど。ところがこのK-3 Mark III MonochromeやK-3 Mark IIIはこの伝統が今も息づいている。オプションでGPS機がまだしっかり売って居ました。
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/o-gps2/
SONYやキヤノンやNikonでは昔は売っていたがもう終売
Posted at 2025/01/03 06:12:02 | |
トラックバック(0) |
カメラ | 日記
2024年11月04日
今秋登場のMac miniには大きく言って二機種あり、上位機種にはThunderbolt5が搭載されました(下位にもThunderbolt4搭載)。
この世代のMacのSoCはM4と言われる3nm世代のプロセスルール。
ThunderboltはUSBの規格の上位なのでざっくりUSB5の上位と言える内容。まぁUSBの呼び名は変転してUSB4Gen2などと呼ばれ、更には最高公称通信速度である80Gbpsとも。
それに映像出力も搭載し、PDも搭載したモノがThunderbolt5。
Thunderbolt 5
2022年10月19日、インテルはUSBインプリメンターズ・フォーラム(USB-IF)のUSB4 2.0仕様のリリースに合わせ、次世代Thunderboltをプレビューした[18]。最大80 Gbit/sの双方向帯域幅を提供し、Thunderbolt 4の速度と比較して、将来のホストデバイスと標準をサポートする外部ストレージドライブ間のデータ転送速度が最大2倍高速になる。また、外部ディスプレイ(Thunderbolt 4の速度の3倍)で最大120 Gbit / sの帯域幅を許可するモードがあり、ホストデバイスは60Hzで最大デュアル8Kディスプレイをサポートできる[19]。
完全な仕様は以下の通り。
USB4 2.0 80 Gbit/s仕様の最新バージョンをサポート
Thunderbolt 4から80 Gbit/sの総帯域幅の2倍、ビデオ集約型使用には最大3倍の帯域幅を120 Gbit/sに提供
DisplayPort 2.1のサポート
より高速なストレージと外部グラフィックスのために、PCI Express 4.0のデータスループット
新しい信号技術を介して、最大1 m(3.3フィート)の既存のパッシブケーブルで動作
既存のThunderbolt、USB、およびDisplayPortと互換性
インテルの有効化および認証プログラムによってサポート
インテルは2023年9月12日に、Thunderbolt 5の機能とその詳細を発表した[20]。
と言う訳で、Intelとしては2023年9月に発表した訳だが、消費者に提供される完成品として約一年の時を経て、Thunderbolt5を謳う製品は多分これが初。
マトモな銅線、マトモなシールドのUSBCケーブルなら制御チップ無しで1mまで80Gbpsと言うのはすごい。
しかし実はThunderbolt4を使い切る製品も今は未だほとんどありません。
Posted at 2024/11/04 10:19:35 | |
トラックバック(0) |
Apple | パソコン/インターネット
2024年11月02日
iPhoneで撮影する場合、内蔵アウトカメラの「1倍(1xと表示)」はフルフレーム機のレンズ焦点距離換算で約24ミリなのだとか。
ちょっと前まで28ミリ程度が「iPhoneの画角」と言われて居たものだが、どうやら近年ではそうなっているらしい。
でこの換算24ミリを前提に「超広角」が11〜12ミリ程度。望遠が「5倍」で約120ミリ程度なのだとか。24ミリの5倍なら確かに120ミリ。
ちなみにマイクロフォーサーズでiPhone1x相当は12ミリ。iPhone超広角相当は6ミリ程度と言う事になる。またiPhone5倍は60ミリ。
もちろんiPhoneのカメラ撮像素子はフルフレームよりずっと小さい面積なのでレンズ自体はずっと焦点距離が短く、フルフレームだと換算でそう見えると言う事なのだが。
iPhoneはこれを3カメラ搭載で実現している。近年のスマホは限られた撮像素子や稼働不可能交換不可能のレンズを補うためにカメラ自体を複数装着する事で補っている。デジカメの場合、フルフレーム機だと11〜120ミリのズームレンズか、3本の単焦点レンズと言う事になり、マイクロフォーサーズ機だと6〜60ミリズームか3本の単焦点レンズになる。しかもF値は2前後の明るさ。
Posted at 2024/11/02 04:16:59 | |
トラックバック(0) |
Apple | パソコン/インターネット
2024年11月01日
UGREENと言う主に廉価帯のメーカーの出して居る
UGREEN USB C イヤホン タイプc イヤホン マイク付き カナル型 通話対応 音量調節 リモコン付き Type C 有線 イヤホン Hi-Fi音質対応 音漏れ防止 iPhone15/Galaxy S24/Mac Book/iPad/Pixel/Google/HP/Switch等USB-Cデバイス対応 ブラック
と言うイヤホンを買いました。iPhoneでもiPadでも、理論上は今のコンピュータなら何にでもUSB-Cに挿してステレオイヤホンで音声データが聴けるモノです。
期待して居た外部音を遮り音声を明瞭に聴けると言うにはやや力不足。このタイプは静粛な環境で密かに聴くのに向いて居るタイプかと思いました。外部音がうるさい場合、負けずに聴くためには思ったよりボリュームを上げる必要がありました。もしかしたら私の耳が既にジジイの能力しか残ってなくて、ターゲットの音声を聴き分ける能力が衰えたせいかも知れません。
聴力は単に全般的に感度が低下するのでは無くて、悲しい事に聴き分ける能力の低下が起きる。終いには「何か鳴ってる」はわかるが何を言ってるかがわからない、みたいな。音をデカくすれば良いと言うものでは無い厄介な事になるのだそうです。そしてこの様な老人性の難聴にはイヤホンが一番近道と言うか危険なのでした。そして野球のピッチャーの腕の様に聴力は一路失われてゆく。そう言う危険を孕むデバイスなのです。
Posted at 2024/11/01 20:51:20 | |
トラックバック(0) |
オーディオ | パソコン/インターネット