助手席内張製作
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
助手席側は内張を撤去しているので鉄板が剥き出しです。
ただ、防水シートが剥き出しだと車検に通らないかも、との事。
ただ元に戻すのは面白くないので、内張を自作してみる事にしました。
まずパネルを固定する位置を決めます。私は赤丸位置にある穴を利用しましたが、他にもたくさんあるので使いやすい所で良いと思います。
2
次は適当なビニールを用意して輪郭をペンでなぞり、型を取ります。
ドアハンドルの位置は大きめに円を描いておきます。
3
パネル材は養生パネルやプラダンと呼ばれている物を利用しました。コーナンで200円程度の商品です。
軽量で加工しやすく、値段も手頃です。
型取りしたビニールをパネルに合わせてカッターで切ります。後で微調整するので、気持ち大き目にすると良いです。
4
今回はドアの縁にある縦の穴を固定に使うのでパネルを曲げる必要があります。
このパネルは黄丸にあるような接合部が等間隔に線形で入っています。丁度「工工工工工」の様なイメージです。
赤丸にある様なこの「工工」の接合部の間の上側だけ切ると、画像の様に曲線が作れます。パネル内側に切れ込みを何本も入れるとそれだけ綺麗になりますが、パネルを支える力半分になりますので必要な部分だけにしましょう。
5
仮のパネルが完成したら、一度車両に合わせてみましょう。寸法通りには勿論行かないと思いますので、修正するポイントを決めたり取付の位置に合わせてパネルにも穴を開けます。
固定には内張様のプッシュリベットを使用しても良いですが、今回はボルト留めにしました。
受け側が無いので「ターンナット」と呼ばれる物を利用します。M4サイズを選びました。
本体を穴に差し込んだ後、ボルトを入れると奥の金具がスライドして受け側になってくれる物です。
6
穴の位置合わせと形状修正が終わりましたら仮パネルの完成です。
特にドアハンドル周りは剥き出しに出来ない防水シートが近く、開口部を大きく取れないので、結構シビアに調整しました。
ハンドルを開ける際にレバーやワイヤーが飛び出す位置も確認して修正します。
本パネルに仮パネルを重ねて再びカットします。
7
平成6年4月以降に初年度登録された車は内装が難燃素材を使用しなければならないとの事。おそらく、このルールがあるので防水ビニール剥き出しがNGなのでしょう。張替等がある場合は証明書を車検時に提出させられると思います。
そこで難燃証明書のあるカーボンシートを購入し、貼り付けます。
サイズが大きいので空気が入らない様に張り付けるのは結構大変です。
ドライヤーやヒートガンで熱するとシートが伸びるので、多少貼りやすくなります。
一応、パネル上部は曲げるので剥がれなくする為、裏側は養生テープで補強しておきました
8
ドアスピーカーを台座ごと撤去しているので、この位置から結構浸水して困っていました。
いつもは洗車時だけここをタオルで塞ぐのですが、内張を取り付けるとなるとそうもいきません。
これを機にビニールで養生しておきました。本当ならきっちりブチルテープなんかを使用した方が良いのでしょうね。
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