
2022年5月11日から15日の間開催されていた静岡ホビーショー。武漢肺炎の影響で一般公開は3年ぶりとなりました。各ブースで気になった展示などを紹介していきます。

なんだかんだで撮影できていなかった静岡市プラモデル化計画のモニュメント。ツインメッセの他に静岡駅南口と静岡市役所南口(ポスト型)が存在します。最近静岡駅構内に公衆電話型も増えました。
青島文化教材社

1/24移動販売車シリーズNo.10 ラーメン屋さん。7代目キャリイをベースにした移動販売車を販売しているシリーズですが、ついに今年5月にラーメン屋さんが販売。荷台の作りこそ違いますが、トミカ45-3のスズキキャリィラーメン屋を彷彿とさせるモデルです。

1/32 RCトラック野郎 No.3 一番星 望郷一番星。今年4月に販売されたラジコンで電飾、サウンドありとなっております。

日野プロフィア冷蔵車。キャブと荷台の間にしっかりと室外機が再現されています。

ブース内にはボックスアートが展示されており、こちらは1/32爆走野郎シリーズ唐獅子。

こちらは1/32爆走野郎シリーズの流れ星。物凄く飛ばしているトラック(2代目レンジャー)ですね。
海洋堂

1/24スケール ARTPRA ゆるキャン△ 野クルとキャンプセット。漫画「ゆるキャン△」に登場するメンバーのプラモデルとなっています。

ちなみに目はデカールで再現となっているようです。
トミーテック

建コレ 175 空き物件C。既存の建物を流用して空き物件にしたモデル。

情景小物キャンプセットA。鉄道模型内にも「ここをキャンプ地とする」流れがきているのだろうか、テントやバーベキューコンロなどが付属するようだ。

GJ!はたらくのりもの百景002 未来を築く建築現場。001物流現場からしばらく音沙汰なしでしたが、今年3月に発売されたようです。血液凝固剤を投与できそうな大型のコンクリートポンプ車は素晴らしいですが、平ボデーフォワードの隣にある銀色の塊が足場材(積荷)というのはいくらなんでも手を抜きすぎなのでは…。

トミカリミテッドヴィンテージネオシリーズのLVN-273a/b トヨタカローラバンDX。こちらは今年10月に発売予定です。先日予約販売が開始されたばかりで今回は白と銀が販売となった。

LV-N219d トヨタクラウンセダン タクシー(日本交通)。こちらは今年9月に発売予定となっています。

トミカリミテッドヴィンテージネオとジオコレ64のモックアップ(試作品)。

トミカリミテッドヴィンテージネオ 日産スカイライン 4ドアHT GTパサージュ。発売日は未定。

残念ながらトミカやトミカプレミアムでは2ドアのGTS仕様やGTS-Rが登場しましたが、TLV-Nシリーズで念願の4ドアHT仕様が登場です。

リアウイングも再現されており、ホイールの造形もなかなかよさげです。

きっと港305仕様としても販売されることでしょう。乞うご期待デス。

トミカリミテッドヴィンテージネオ日産セドリックシーマTypeⅡリミテッド。こちらも楽しみな1台。

トミカリミテッドヴィンテージネオ ダイハツ ミラ ウォークスルーバン。右にあるように移動販売車仕様も販売予定のようです。

TLV-N日野プロフィア。

プロフィアトレーラーヘッドは日野HE、いすゞ810に続いての登場で、今回は海上コンテナトレーラーを予定しているようです。

ヘッドからトレーラーに続くコードの再現がされるようです。

ジオコレ65 #カースナップ 17a 警察。こちらは2022年11月に発売予定のようです。

内容は無線機に手を伸ばす警察官、違反車を呼び止める警察官、カルガモの横断を助ける警察官、外食宅配業のお兄さんと自転車、カルガモ、パイロン、矢印方向板?、アコーディオン(後述)のようです。

アコーディオンこと伸縮式車輌阻止柵が製品化。

警備の現場ではよく見るあの柵です。うちのトミカタウンでは小隊バスで突破防止をしていましたが、これでちゃんとした警備実施が可能です。

画像は使用イメージ(合成)です。11月発売予定とのことですが、発売延期はいいけど中止だけは絶対やめてくれよ…?あと阻止アングルも販売お願いします。

同じくジオコレ64の18a 花屋。こちらは今年12月発売予定となっている。ミラウォークスルーバンと合わせて遊ぶものだろう。撮影していないが16aとしてハロウィンも発売が予定されている。
企業ブースは動画でも撮影しております。
自衛隊車両展示

陸上自衛隊3 1/2tトラック(73式大型トラック)。

陸上自衛隊富士学校機甲科部の車両です。

陸上自衛隊1/2tトラック(73式小型トラック)。

第34普通科連隊(板妻駐屯地)本部管理中隊の車両です。

同所属の連番車両も来ていたようです。

自衛隊人員輸送車2号(日野2代目リエッセⅡ)。市販のマイクロバスがベースです。

自衛隊静岡地方協力本部の業務車4号(トヨタ前期型ハイエースワゴン)。マークも何も入っていないただのワンボックス車なので一般の方からしたら、自衛隊の車両とは思わないでしょう。

陸上自衛隊業務車1号(日産Y12型ウイングロード)。陸上自衛隊富士学校管理部輸送科の車両と思われます。

海上自衛隊横須賀地方総監部の業務車(日産E25後期型キャラバン)。

窓にパイプがあったのでバンがベースと思われますが、車体後部に最大積載量の表示ステッカーがありません。自衛隊車両の場合は表示義務がないのでしょうか?

自衛隊静岡地方協力本部の業務車2号(トヨタ3代目カローラフィールダー)。

カローラフィールダーは海外でも販売されているので自衛隊用ナンバープレートも違和感なく装着可能です。

業務車2号はただの白いバンが多かったですが、最近はこのようにイラストが入っている業務車もあります。

自衛隊静岡地方協力本部業務車2号(日産Y12型ウイングロード)。

陸上自衛隊第34普通科連隊第3普通科中隊の高機動車。

運転席。銘板に2017年2月製と書かれていました。

陸上自衛隊軽装甲機動車。

陸上自衛隊第34普通科連隊第3普通科中隊の車両です。

目玉展示となる陸上自衛隊16式機動戦闘車。

陸上自衛隊富士学校機甲科部の車両です。

運転席ハッチに取り付けるキャノピーも展示されていました。

砲塔を旋回して主砲が柵の外に出ないように調整していました。

砲塔旋回を見るとどうしても〇部警察の一話を思い出してしまいます。
動画で旋回の様子などを撮影しています。

土曜日はホビーショー終了後に北館のタミヤブース横に自衛隊車両と屋外展示のビートル(後述)を格納しました。
屋外展示車両

1/1モンスタービートル(ブラックエディション)。タミヤ模型から発売された1/10ラジコンの1/1実車です。

愛知県瀬戸市にあるガレージ愛知さんが製作したビートルで、公道走行可能モデルです。なんと3種類の車を合わせて製作されたそうです。詳しくは
カスタムのページをご覧ください。

運転席が開けられていました。

ボックスアートを見る限りラジコンの方は左ハンドル車のようですが、実車は右ハンドル車となっています。レカロのセミバケットシートを装着。

以前からタミヤ本社に展示されている車両(ワーゲンオフローダー)とは別個体です。こちらはドイツのBUG BOXで働くスタッフが製作したものだそうです。
モデラーブース
個人的に気になったモデルを紹介。

三菱ふそう初代スーパーグレート(FT)のプラモデル。どちらもトミカで登場したモデルを再現しています。

左はトミカギフトのトラックセットのトラック、右はアートトラックセットの「多美丸」。どちらも自分世代に刺さるモデルです。

多美丸のナンバープレートの数字は1996となっています。これは実車のスーパーグレートが登場した年だと思われます。

逮捕しちゃうぞホンダトゥディミニパト(墨東7)。フィギュアがあることからフジミ製のモデルでしょうか。

トゥディの前に置かれたレーダーやパイロンなどはフジミ模型のパトカーパーツセットを使用しているようです。

草ヒロ日野レンジャー。トラックのドアやエアデフレクターだけが置かれているのがリアルです。

その横に展示されているトヨタクイックデリバリー果物店仕様。こちらも放置車風。トミカの93-3クイックデリバリーの果物店仕様をプラモ化しているようです。

プロフィアダンプカーが現場を出るシーン。軽トラに置かれた田植え前の苗やウェザリング、マグネットシートがとてもリアル。

富士運送仕様の日野2代目プロフィア。実際に存在するトラックを再現しているようです。その横にはカスタムトミカも。

トヨタ100系ランドクルーザー現場指揮官車のプラモ。特科車両隊の車両を再現したようです。

100系ランドクルーザーのプラモデルはフジミ模型から販売されていましたが、勿論機動隊仕様など販売されていません。車体に装着された金網のディティールが素晴らしいです。

指揮官車の横にはなんと銃器対策警備車が。実車は三菱ふそうスーパーグレートのFR(除雪車シャーシ)をベースにした車両です。

車体上部の防弾盾兼ガンポート(銃眼)も再現。

フロントガラス上部のカメラも再現されています。これは実車のフロントガラスの防弾板がせり上がる構造で、走行時に前の状況を確認にする際に使用されています。

F-3型特型警備車(コマンドカー)。こちらは2019年にも展示されていました。

放水砲や金網に覆われた単円筒形赤色灯、車体上部に装備されたペリスコープなども細かく再現されています。

三菱ふそうFU(FV?)のローダー車。鳥居部に掛けられたスコップやワイヤーなどの仕事道具がリアルです。

1/24三菱ギャランGTO(ホンコントミカ仕様)。キットはハセガワから販売されているものだと思われます。

香港で短期間のみ生産された30-1のギャランGTOを再現したモデルです。1Bホイールは3Dプリンターで再現したようです。

あぶない刑事港303(日産F31前期型レパード)。屋根に置かれたポカリスの缶とポッカコーヒーが細かいです。

西部警察スーパーZから降りる大門団長。下部ドアが開けられた状態を再現したのは珍しいんじゃないでしょうか。
以上です。今年は残念ながら企業ブース内の車両展示が一切ありませんでした。また、ブース内の入場制限の関係で試作品がじっくり見れないというちょっと残念なホビーショーとなってしましました。来年こそは普通に開催できるといいですね。
参考文献
Response
名作RCカー、ワーゲンオフローダーの実車版 6月20日に展示(2010年6月19日)
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