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2023年04月28日 イイね!

トヨタ博物館企画展 WRC 日本車挑戦の軌跡 再び!

トヨタ博物館企画展  WRC 日本車挑戦の軌跡 再び!2022年11月11日から2023年4月16日の間トヨタ博物館の企画展で行われた「WRC 日本車挑戦の軌跡 再び!」の会場内の様子です。前回同様に国産自動車メーカーの協力で12台のラリーカーが展示されました。以前サブタイトルにあった「2.5次元」という表記は無くなりました。※前回展示車と同じ場合、前回の画像を使用している場合がありますのでご了承ください。

前回の展示が大好評だったのか、再びWRCラリーカーの展示が行われました。

新館に入ってすぐの場所に展示されたトヨタセリカGT-FOUR(ST165)。1990年のサファリラリーで優勝した車両で、前回の企画展の際にも展示されました。

入って左手にはトヨタ車と日産車のラリーカーが展示されています。

トヨタセリカツインカムターボ(TA64)。こちらも以前の企画展で展示された車両で、前回は入ってすぐの場所に展示されていした。

トヨタMR-2(222D)グループS試作車。前回の企画展時には連動企画として、文化館1階に期間限定で展示されていましたが、今回は企画展中は常時展示されていました。

ダットサンブルーバードU1800SS。1973年の第21回東アフリカサファリラリーで総合2位を獲得した車両で、総合優勝したマシンは前回展示された240ZGです。

日産パルサーGTI-R(18号車)。1981年のアクロポリスラリー出場車で、4代目(N14型)パルサーをベースにした車両で、フルタイム4WDシステムの「ATTESA(アテーサ)」を採用している。

パルサーの中でもGTI-Rをベースとしている車両です。GTI-RはWRC参戦を前提に設計されたグレードで、ボンネット上にあるエンジンバルジが特徴的となっています。

リアにも大型のスポイラーを装備しています。エンジンはブルーバードSSS-Rと共通の2L直列4気筒DOHCターボ、SR20DET型です。

ホイールはエンケイ製のものです。ブルーバードとパルサーの2台は普段、日産座間事業所内のヘリテージコレクションに展示されています。

企画展正面にはダイハツ、マツダ、スズキの3台が展示されています。

ダイハツシャレードGT-Ti。3代目(100系)シャレードをベースにした車両で、1993年の第41回サファリラリーに参戦し、クラス優勝を果たしました。

こちらの車両も前回の企画展開催時に連動企画として文化館1階に展示されていました。

マツダRX-7。初代(SA22型)RX-7をベースにした車両で、1979年のモンテカロラリーGr.2クラス4優勝車です。前回の企画展開催時もこちらに展示されていました。個人的には連動企画で展示された1985年のアクロポリスラリー参戦車を展示して欲しかったです。

スズキSX4 WRC。2008年の世界ラリー選手権に参戦した車両です。RX-7同様にこちらも前回の企画展で展示されていた車両です。こちらもせっかくなら2007年のジュニア世界ラリー選手権に参戦したスイフトを展示して欲しかったです。

企画展右側には三菱車ととスバル車のラリー車が展示されています。

三菱ランサー2000ターボ。1982年に行われた世界ラリー選手権の1000湖ラリーで3位に優勝したマシンです。

ランサーターボは1981年11月に2代目(A170系)ランサーをベースにG62B型SOHCターボエンジンを搭載した車両で、通称ランタボの愛称で知られています。こちらのマシンは普段、三菱オートギャラリーに展示されているようです。

余談ですが、こちらのマシンは1982年7月にトミカ通常品38-4でも販売された他、復刻モデルであるトミカミュージアムレースカー館でも2004年6月に販売され、トミカリミテッドシリーズでも2010年6月に登場しています。

三菱ランサーエボリューションⅥ、2001年にモンテカルロラリー優勝仕様車を再現しているレプリカになります。こちらも前回の企画展で展示されました。

スバルインプレッサ555。初代インプレッサをベースにした車両で、1996年のサンレモラリー優勝車です。エボⅥ同様に前回の企画展で展示された車両です。

スバルインプレッサWRC 2008。3代目インプレッサをベースにした車両で、2008年の世界ラリー選手権第7戦アクロポリスラリーでデビューした車両です。

WRCで他社はハッチバック車をベースにした車両で参戦している例が多く、スバルもフルモデルチェンジに伴い、5ドアハッチバック車でラリーに参戦した。しかし、2008年12月にWRCから撤退することが正式に発表された。普段はStiギャラリー三鷹に展示されているようです。

文化館1階エントランスでは前回同様にWRC企画展に連動した車両特別展示が行われました。こちらは2022年12月8日から2023年1月15日の間展示されたダイハツG10シャレード。こちらは前回の企画展の際はメイン会場である2階に展示されていました。

前回展示の際には気付きませんでしたが、ボンネットに設置された取手は恐らく車内のドアハンドルを流用したものだと思われます。

スズキイグニススーパー1600。初代スイフトスポーツの欧州仕様車であるイグニスをベースにした競技車、イグニススーパー1600はアジアパシフィックラリー選手権に参戦した車両です。

欧州仕様車なので左ハンドルとなっています。メーターには走行時をイメージした表示がされています。

動画でも紹介しています

メニューはこちら
Posted at 2023/04/28 00:57:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年04月14日 イイね!

特装最前線 Vol.11

特装最前線 Vol.11いわゆる8ナンバー車などの特装車の特集です。8ナンバーではない架装・特装車両もこちらで紹介させていただきます。タイトルは言いたかっただけです。今回は移動販売車特集です。

移動販売車は自動車を使用して、常設店舗外のイベント会場などの場所で商品を販売するための車両です。食品の移動販売車の他に工具などの移動販売車も存在しています。移動販売車の中でも食品を扱う車両はキッチンカーと呼ばれています。

こちらの車両はトヨタ3代目クイックデリバリーをベースにした移動ラーメン屋さんです。クイックデリバリーはトヨタ自動車がヤマト運輸の要望で開発した商用車で、特装最前線Vol.2ではウォークスルーバンプロトタイプも紹介しています。移動販売車の中でも歴代を通して人気が高い車種で、移動販売車ではよく見かける車種です。

こちらは初代クイックデリバリーをベースにした移動販売車。この車両はフロントグリルにあるTOYOTAエンブレムが外されています。

こちらの車両はルーフ上サイドオーニングを装備するスイーツの移動販売車のようです。

中古販売店に置かれた2代目クイックデリバリーベースの移動販売車。上記の車両と似ていますが、こちらにはサイドオーニングを装備しておらず、ルーフ上にスピーカーを装備しています。

こちらは2代目クイックデリバリーをベースにしたメロンパン販売車。車体サイドには幟を差すための金具が取り付けられています。

こちらは2代目クイックデリバリーの2t系(クイックデリバリー200)がベースの移動販売車です。

こちらの車両はフライドポテト専門店の移動販売車となっており、車内でポテトを揚げられるようになっているようです。

2代目1t系クイックデリバリーの後継車として登場したトヨタダイナ/トヨエースアーバンサポーターをベースにした移動販売車。こちらはパン屋さんの移動販売車です。

今まで紹介した移動販売車はキッチンシンクを有する特殊用途自動車(8ナンバー車)ですが、こちらの車両は車内にキッチンシンクなどを装備していないので、普通貨物自動車登録(1ナンバー車)となっています。

特装最前線Vol.1で紹介したテレビドラマ「MIU404」の撮影に使用されたまるごとメロンパン号もトヨタ3代目クイックデリバリーをベースとしたメロンパン移動販売車…を装った内偵用車両です。また、移動販売車とは少し異なりますが、日本テレビ系列で放送されている「ザ!鉄腕!DASH!」の番組内コーナーの「0円食堂」で使用されているキッチンカーもクイックデリバリーをベースにした車両です。

移動販売車の中には車内でピザが焼ける車両も存在します。ピザーラ移動販売車(ピザーラキャラバン)はいすゞ6代目中期型エルフをベースにした車両で、エルフの他に5代目フォワードをベースにした車両も存在するようです。

ピザの移動販売車はトラックベースの他にも路線バスをベースにした車両が存在します。以前廃バス特集Vol.3で紹介した伊豆市にあるピザ屋さん「いしがまや」でそのバスは使用されています。

元小田急バスのいすゞP-LV314L(いすゞキュービックの富士重工7Eボディ車)の車内に石窯を設け、そこでピザを焼いています。普段は伊豆市内に位置するいしがまや敷地内に置かれ、営業していますが、バス型の移動販売車なので移動した先でピザを焼き、販売することが可能です。

こういった移動販売車には外国製の車両をベースにしたものも多く存在します。こちらはアメリカのゼネラルモーターズ社シボレーブランドで製造・販売のステップバン(P10)をベースにした移動販売車です。

こちらの車両はドーナツなどを販売する移動販売車で、車内にフライヤーなどを搭載しています。

マサラダドーナツさんが所有するキッチンカーで、静岡県西部を中心に展開しているようです。アメリカンスタイルのオーナーさんなので車両もアメリカ製のものとなっているようです。

こちらはシボレーの初代エクスプレスをベースにした移動販売車。まるで救急車のような荷台形状となっています。

以前特装最前線Vol.2で紹介した移動販売車はフォードEシリーズベース(第4世代)のアメリカで使用されたスクールバスを流用した移動販売車です。こういった移動販売車はアメリカ車が好きで導入されたり、目立つために採用している場合もあるようです。

上記車両はアメリカで使用された外国製のバスですが、こちらは日本国内で使用されたのちに移動販売車に改造された外国製のバスで、ビールなどを提供する移動販売車として使用されているようです。

こちらの車両はメルセデス・ベンツ初代スプリンター(日本国内の名称はトランスポーターT1N)をベースにした移動販売車で、大阪市のコミュニティバスとしてダイムラークライスラー日本を通じて13台が輸入され、大阪市交通局へ導入されました。

2005年に導入したベンツ製赤バスですが、多額の赤字を出していたことから2013年3月31に運行を終了し、赤バスは官公庁オークションに12台が出品されました。この移動販売車はそのうちの1台を流用した車両です。

車体後部の行先方向幕が設置されていた場所は可動式の扉のような構造になっています。

国産車ではクイックデリバリーの他、最大積載量1.5t以下のトラックをベースにした車両も多いです。画像はマツダ4代目ボンゴトラックをベースにした移動販売車です。

こちらの車両は静岡茶やスイーツを提供する移動販売車です。最大積載量が1.5t以下の車両は中型免許ではなく、普通免許でも運転できることから多く採用されています。

ゆるキャン△ラッピングのキッチンカーもマツダ4代目ボンゴトラックをベースにしたキッチンカー(移動販売車)です。

こちらの車両はフロントマスクが株式会社ブローニング製のフレンチバスLook(シトロエンHトラック風)キットパーツを装備しており、ボンゴトラックの見た目とは異なっています。

CoCo壱番屋の所有するキッチンカーはトヨタ4代目タウンエーストラックをベースにしており、数年前にトミカとしても販売されました。画像の車両は希望ナンバーで「551(CoCo壱)」を取得しています。画像のような車の他にもいすゞエルフをベースにした車両も存在します。

普通免許で運転できる車両といえば、トヨタハイエースもその中の1台でしょう。画像の車両は200系前期型ハイエースの車内でケバブを売っているようです。こちらも1ナンバー登録車です。

普通自動車免許で運転できる車には勿論、軽トラックも含まれています。移動販売車でも多くの車両が活躍しています。こちらの車両は日産2代目NT100クリッパー(スズキ11代目キャリィのOEM車)をベースにした米粉ベビーカステラの移動販売車です。荷台部分でベビーカステラを焼き、販売しているようです。

こちらはスバル6代目後期型サンバートラックをベースにした米粉クレープの移動販売車。2台とも小型貨物車登録(4ナンバー車)です。

こちらは静岡県湖西市などを中心に販売している浜名湖屋さんの移動販売車。ホンダ3代目アクティトラックをベースにした移動販売車ですが、フロントに少し違和感があります。

こちらの車両はホンダ2代目中期型バモスの顔まわりを移植しています。アクティとは姉妹車ではありますが、顔つきは異なっていますので、これだけでもかなり印象が異なるかと思います。実際にキットパーツなどで軽トラックを外国車風やクラシックカー風などに変更した移動販売車も多く存在します。

軽トラックをベースにした移動販売車といえば「やきとり竜鳳」の車両も有名ですね。こちらはダイハツ10代目ハイゼットトラックをベースにした車両で、目立つ赤色の車体に、拡張可能な調理室を設けた車両です。ハイゼットをベースにした車両が多いようですが、4代目タウンエーストラックをベースにした車両も存在するようです。青島文化教材社からはこの移動販売車をモデルにしたプラモデルも販売されました(ただし車種はスズキキャリイです)。

ちょっと特殊な移動販売車ですとマツダ2代目(NB)ロードスターをベースにした石焼き芋屋さんが有名です。石焼き芋屋さんといえばトラックの荷台に焼き芋機を載せて住宅街を走り回る…なんてイメージですが、こちらの車両はロードスターのトランク上部に焼き芋機を搭せています。

今まで食品などを販売する移動販売車を紹介してきましたが、スナップオン(Snap-on)のように車両内に工具を搭載し、自動車修理工場などを訪問し、販売を行っている移動販売車も存在します。

こちらはいすゞ6代目中期型エルフをベースにした車両で、車内には沢山の工具が搭載されているものと思われます。

こちらは埼玉オートジャンボリー2022で工具の販売を行っていた移動販売車。先ほどの車両と異なり、パワーゲートは非装備となっています。

スナップオン移動販売車の車種は様々で、国産トラックの他にもバンタイプの車両も使用されています。こちらの車両は外国製のウォークスルーバンがベースです。

同じ工具メーカーのマックツールズ(Mac Tools)にも移動販売車が存在します。こちらは日産E26前期型キャラバンの超ハイルーフ車がベースの移動販売車です。工具の移動販売車は車両の特性上、特殊用途自動車登録ではなく、普通貨物自動車登録であることが多いです。

こちらの車両は移動販売車ではありませんが今回紹介します。この車両はいすゞ6代目中期型エルフをベースにしたセブン銀行の移動ATM車で、イベント会場等の人が集まることが予想される場所から事前要請により派遣され、車内にあるATMを使用して現金を下ろすことや振り込むことが可能な車両です。

こちらの車両はセブン銀行が所有する車両の中でもATM降下型車両と呼ばれる車両で、車内に搭載されたATMが地面に降りてきます。

降下前は車内にATMが格納されています。このATMはセブンイレブン店頭でも見かける機械そのもので、荷台ボディは北村製作所が架装しているようです。

今回は以上です。

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Posted at 2023/04/14 21:23:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特装最前線 | クルマ

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