今回は2023年秋に店舗や住宅展示場等で開催されたはたらくくるま等の展示イベント等を紹介していきます。2020年以降、流行病の影響でそういったイベントも少なかったですが、最近はまた復活しつつありますね。
まずは10月29日(日曜日)にイオン焼津店の南側B駐車場で開催された「イオン焼津店専門店街21周年開店記念祭」の様子です。前日の土曜日にも同イベントが開催され、そちらでは焼津警察署の車両と自衛隊静岡地方協力本部の車両が展示されたようです。両日共に日本赤十字社の献血バスが来ていたようです。
このイベントで展示されたのは焼津市小川新町に所在する医療法人社団正心会岡本石井病院の病院救急車です。トヨタ3代目中期型ハイメディックをベースにした救急車で、さいたま市消防局で使用されていた救急車の中古車を導入しているようです。
子供達はナースの格好をして救急車の前や車内で撮影することができました。このイベントでは志太消防本部の消防車両も展示予定だったようですが、当日は水難救助事案が発生したようで、展示は中止となりました。
展示車両の他にはキッチンカー(移動販売車)による飲食物の販売も行われました。こちらの車両はハンバーガー等の移動販売車ですが、他にもラーメンの移動販売車やタコスの移動販売車も来ていました。
同日、焼津市役所近くの昭和通り商店街で開催された「2023焼津ハロウィンカーニバル」では焼津市消防団第1分団のいすゞ6代目中期型ポンプ車が展示されていました。
イベントでは子供達が消防団員用の防火衣やヘルメットを着ることができ、筒先などを持って消防車前で撮影することができました。ボディ側面には消防団員募集というポスターが貼られており、車体後部にはのぼりも立てられていました。
続いて11月5日に掛川市のSBSマイホームセンター掛川展示場で行われた「ノリノリノリモノパーク はたらくクルマの日曜日」です。以前のイベントでは劇用車の白バイが展示されていましたが、その後は実際に使用されている車両が展示されるようになりました。
このイベントで個人的に一番見たかった中東遠総合医療センターのドクターカー。掛川市内に工場を構えるスズキが寄贈した車両で、スズキイグニスをベースにしています。
車体にはバッテンバーグマーキングが施されており、このマーキングはイギリスでは救急車に施されているものと同じ黄色と緑色のパターンとなっています。静岡県内では恐らく初となるバッテンバーグマーキング採用車両です。
運転席周辺には子供達にもわかるように説明書きがされています。助手席には管轄エリアの袋井市や森町、掛川市の広域地図が置かれています。
このイベントでは中東遠総合医療センターが所有する病院救急車も展示されました。この救急車はトヨタ3代目中期型ハイメディックをベースにした車両で、元々は掛川市消防本部中央消防署西分署の救急車でした。
掛川市消防本部の消防車両らも展示されました。展示された車両は中央消防署の水槽付きポンプ車で、日野レンジャープロをベースにした車両です。
同じく中央消防署の救急車も展示されました。こちらの車両はトヨタ3代目後期型ハイメディックをベースにした車両で、救急3号車です。
しかし、展示準備ができた途端に、2台ともPA連携で出場しました。
所轄警察署交通課のトヨタ210系クラウン交通取締用パトカーも展示されました。展示中は記念撮影用に赤色灯を光らせた状態での展示で、車内に乗って記念撮影をすることができました。
同日、SBSマイホームセンター浜松展示場でも「ノリノリノリモノパーク はたらくクルマの日曜日」が開催され、こちらの展示場では東消防署管内と消防団の消防車両が7台も展示されました。
浜松市消防局東消防署の日野2代目プロフィアベースの屈折梯子車。モリタMSCをベースにした20m級屈折梯子車で、梯体がシルバー色となっています。
東消防署日野6代目レンジャーベースの化学車。モリタ製ハイルーフキャブのレッドアーマーとなっており、同消防署の水槽付きポンプ車(東タンク)とは似たような見た目となっています。
東消防署日産E25後期型キャラバンベースの指揮車。キャラバンの商用貨物バンをベースにしており、ケイショウ車体が艤装しています。
東消防署有玉出張所に置かれていると思われるトヨタ3代目中期型ハイメディックをベースにした救急車。予備救急車として運用されている車両です。
東消防署上石田出張所の日野レンジャープロ救助車(東救助)。展示場所が狭く、画角的に撮影しづらかったので、別日に撮影した画像で代用させていただきました。
東消防署上石田出張所いすゞ5代目前期型フォワード特別高度工作車(東特災)。総務省消防庁無償貸与車両で、ブロアーとウォーターカッター装置を搭載しています。
浜松市消防団第24分団いすゞ6代目前期型エルフポンプ車。今回の展示車両では唯一の消防団車両です。
東消防署日産NV200バネット広報車。こちらの車両は展示車両ではないので、展示場所の隅に置かれていました。
浜松市東区支団トヨタクルーガー消防団本部車(正式名称不明)。以前は消防局の本部車両だったと思いますが、現在は東消防署横にある消防団の車両のようです。
同イベントでは株式会社ミダックライナーが所有するゴミ収集車も展示されました。
こちらは11月12日に富士市中央公園西側で開催された「第37回消防まつり」です。このイベントでは新型梯子車と、引退する梯子車が同時に展示されました。
こちらが近日で引退予定の日産ディーゼルFJ梯子車です。平成15年式の車両で、静岡県内では唯一のバス顔の梯子車でした。
梯子装置はモリタ製で、35m級の先端屈折式梯子となっていますが、出初式等でもあまり先端を屈折させた姿は見たことがなかったので新鮮です。
会場内では新型の梯子車と共に先端を屈折した状態で展示されました。FJ梯子車ばかり撮影していたので、新型のMHⅡ梯子車のフロント側の撮影をし忘れてしましました。
梯子車以外にも多数の消防車両が展示されました。こちらは富士市消防本部中央消防署の日野レンジャープロ予備水槽付きポンプ車。元々は臨港分署で使用されていた車両です。
同じく中央消防署トヨタ3代目中期型ハイメディック予備救急車。こちらは元々中央消防署の本隊車両でしたが、新車導入により予備車落ちとなりました。
普段は西消防署鷹岡分署に置かれているトヨタ4代目コースター人員搬送車も展示されました。
ケイショウ車体が艤装した車両で、本部警防課の車両です。主警光灯や補助赤色灯はウィレン製となっており、大変かっこいいです。
トヨタ200系後期型ハイエースをベースにした消防団指揮広報車も展示されました。以前
出初式で撮影した車両はE51型エルグランドベースの車両でしたが、更新されたようです。
団指揮広報車の横には富士市消防団第14分団のいすゞ6代目中期型エルフベースのポンプ車も展示されました。消防団のポンプ車展示はこの車両のみでした。
今回の消防まつりでは米海軍訓練場キャンプ富士で使用されている原野(林野)火災用消防車も展示されました。こちらの車両はインターナショナル社製ワークスターシリーズ/ピアース社製の車両で、engine75という番号が振られています。
泡薬液も搭載しており、車体左側にはブースターリールも装備しています。車体に入るキャンプ富士のシンボルマークには富士山が描かれています。
後輪部分には輪止めがされていますが、日本の車両とは異なる折りたたみ式の大型のものとなっています。フロントに貼られた説明書きには「PIERCE BRUSH TRUCK ENG-75」という記載がありました。
隣には同じくキャンプ富士のコマンドカー(指揮車)が展示されていました。こちらの車両は日産T31後期型エクストレイルをベースにした車両で、ルーフ上にはLED式のライトバーを搭載しています。
消防まつりの展示予定車両には救急車が展示される予定だったようですが、なんらかの理由でこちらの指揮車に展示変更になったようです。
駐車場には富士市消防本部予防課のトヨタ200系前期型ハイエースベースの査察車が。
展示物等の資機材を搬送してきたのだろうか?警防課のいすゞ6代目中期型エルフの査察車が。
こちらは消防総務課のトヨタ4代目ランドクルーザープラド指令車。
中央消防署のトヨタ200系前期型ハイエースの広報車も駐車場内で見かけましたが、その後どこへ行ったかは不明です。
今回は以上です。
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