
2022年5月22日に静岡県焼津市にある航空自衛隊静浜基地で行われた3年ぶりの航空祭です。自分は何だかんだで
2016年の航空祭に行ったのが最後なので、6年ぶりの航空祭です。今年は2時間だけの展示飛行で地上展示はなし、例年開放される南側の開放もなしということでした。

オープニングを飛行するのは開催基地の静浜基地所属の第11飛行教育団のT-7初等練習機。

続いて展示飛行してきたのは航空自衛隊美保基地第403飛行隊所属のC-2輸送機。

2016年6月から運用されてる当機ですが、何気に初撮影です。

輸送機ではありますが、アグレッシブな飛行が可能です。

2周目の飛行ではカーゴドアを開放し飛行。

余談ですが、今回飛来した「78-1205」は昨年8月にアフガニスタン邦人退避の為に派遣された機体でもあります。

続いて浜松基地第32教育飛行隊所属のT-4中等練習機。

二機編隊で飛行し、会場内で左右に分かれました。

前日の雨も相俟ってか、ヴェイパーが結構出ています。

続いて浜松救難隊のU-125AとUH-60Jによる救助訓練展示飛行。

U-125Aが発煙筒で助けを求める要救助者を発見。

そして、同隊のUH-60Jも到着。

そして旋回。

ホイストとバッグボードを使用して要救助者を吊り上げます。

救難隊が所属する基地などでは珍しくないようですが、静浜基地航空祭では基本的に2機とも地上展示で、UH-60Jのみ離陸し展示飛行する事が多いですが、今年は2機共に飛行しました。
動画も撮影しております。

続いて岐阜基地の飛行開発実験団所属のF-15Jによる展示飛行。

アフターバーナーにヴェイパー…最高です。

着陸態勢で進入するF-15J。

脚部を格納し、再度機動展示へ。

やばい。

ヴェイパーでいい感じの虹が出ていました。

この角度堪りません。

続いて同じく、飛行開発実験団所属のF-2戦闘機による機動展示です。

F-15J同様に着陸態勢で進入。

こちらもヴェイパー出ていますね。

やばい。

パナい。

燃え。

アゲアゲ。F-2最高でした。

そしてフィナーレは第11飛行教育団のT-7初等練習機による編隊飛行です。

第11飛行教育団の「11」を描いているT-7。たった2時間とは思えない濃厚な航空祭でした。

帰宅後、
知人が撮影した画像に感化されて自分もエースコンバット7をスクリーンショットしたりしていました…笑。エスコンでもちゃんとヴェイパー出るんですね笑。
地上の車
今年は航空機や陸自車両の地上展示はありませんでいたが、警備車両や支援車両などは待機していたので、そちらも撮影しました。

静浜基地に屋外保管されているT-3初等練習機。以前は駐車場にF-104JやT-1B、T-33A、F-86DがF-86Fと共に静態保存されていましたが、F-86FとこのT-3以外は全て解体されてしまいました。

厚生センター前に保存されている艦上爆撃機彗星のアツタ水冷エンジン。エンジンの前には日本海軍芙蓉部隊の慰霊碑があるのですが、立ち入りできませんでした。

格納庫内に展示されたT-6F。国内で唯一飛行が可能な保存機だそうです。

同じく格納庫内に展示されたT-34A初等練習機。

T-3初等練習機。こちらは初号機になります。

原付バイクを改造したT-3Jr.。

T-7初等練習機。奥から歴代順に展示されているのがいいですね。

こちらも原付バイク(ホンダトゥディ)をベースにしたものでT-7Jr.。確かプロペラ部が回転したと思うのですが、ライト辺りから電源流用しているんでしょうかね?

管轄である静岡県警察焼津警察署の大型人員輸送車(いすゞ初代エルガミオ)。

今までの航空祭で捜査車両や署員の車で来られることはありましたが、いつの間にか輸送車で警備の警官を輸送していたようですね。

待機する志太消防本部焼津消防署のトヨタ3代目ハイメディック救急車(前期型)。

元々は藤枝市消防本部東分署(現:志太消防本部北分署)の救急車として配備されましたが、車両更新に伴い、焼津消防署の予備救急車(救急3)として配置転換されました。

エプロンに待機するレッカ車(3 1/2tトラックベース)。

陸上自衛隊でも軽レッカとして同型のものが配備されています。

レッカ車の前にはトヨタ3代目ハイメディックベース(中期型)の高規格救急車。話題の有料席はこの救急車の隣の辺りにありました。

1000G給水車(いすゞTSDベース)。A-MB-1等への給水に使用される車両です。

給水車の前に置かれた水槽付き消防自動車(いすゞ4代目増トンフォワードベース)。

破壊機救難消防車A-MB-1。

横にある車両も同型車です。

牽引車(トヨタL&F製)。

長めのアンテナを装備する警衛用パトカー(日産T31前期型エクストレイルベース)。

救難車R-2(いすゞ6代目後期型エルフベース)。昨年まではトヨタ80系ランドクルーザーをベースにした車両でしたが、更新されたようです。

航空祭当日は滑走路近くで待機する破壊機救難消防車A-MB-2の交代要員輸送に使用されていました。

救難車(いすゞ4代目フォワードベース)。

大型人員輸送車(日野2代目セレガ)。以前はマキシオンベースのバスでした。

T-7に搭乗するパイロットが乗車していました。

基地内移動用のホンダジャイロキャノピー。

基地警備用の軽装甲機動車。

陸自の車両と異なり、OD単色となっています。

マグネット式流線型赤色灯を載せた業務車(トヨタ2代目ウィッシュ)。

奥に置かれた高規格救急車(トヨタ200系前期型ハイエースベース)。先ほどの車両はハイメディックベースですが、こちらはトヨタ救急車ベースのようです。

反転式赤色灯を装備する業務車3号(トヨタ2代目中期型プレミオ)。
濃縮された二時間でした。今回は以上です。
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