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朝比奈武弘(Pix_eos)のブログ一覧

2022年12月30日 イイね!

2022年後半 遠征訪問まとめ

2022年後半 遠征訪問まとめ2022年も末となったので草ヒロでもなんでもないイベントや遠征の撮影分を紹介していきたいと思います。













7月

1日にゆるキャン△の映画を観に行く為に清水区内へ。市内にあるコンビナート施設にて訓練があったようで静岡市消防局港北消防署の大容量送水ポンプ車と化学車が。

他にも千代田消防署の化学車も訓練に参加していたようです。

11日には夏の交通安全県民運動が行われ、静岡南警察署の出発式が駿河区役所横の駐車場で行われました。

出発式では白バイ(ホンダCB1300P、VFR800P)が先導し、警らへと出発しました。

続くトヨタ100系後期型ハイエースの事故処理車。

ルーフ上には誘導標識とサーチライトを装備しています。

白バイは近くの交差点にて警戒していました。

そして別の日、所要で関東方面へ。途中目撃した警視庁の日産E26中期型キャラバン事故処理車。都費配備のハイルーフ車で、パトライト製エアロホーク(ALSシリーズ)を装備しています。

この日は知人数人と、とある展示車を観に行きました。

次の日は山梨県身延町にある本栖高校(旧 下部小学校)にてゆるキャン△ラッピングのキッチンカーが来ると言うことで車載したビーノに乗り換え、そちらへ。

以前は後部のラッピングが2期仕様でしたが、今回は劇場版公開に合わせてそちらのポスタービジュアルラッピングになっていました。

本栖高校を訪れた志摩リン仕様ビーノと桜さん仕様のラシーン。

自分はなぜか駐在所の国費配備スズキ2代目ソリオパトカーとコラボ。

とある日、交通量の多い国道で逆走爺が原因の交通事故が発生。衝突した車両は車線を跨ぎ停車。

幸いにも大怪我をするような事故ではなかったが、車両をレッカー移動するまでの間、交通規制が行われた。

所轄警察署の200系クラウンパトカーと日産E26中期型キャラバンの事故処理車が駆けつけました。

8月

上旬に、いすゞプラザに展示された元藤沢市消防局救助車を見るために藤沢市内へ。市内を走るいすゞ工場輸送用のいすゞ2代目エルガミオ。

救助車は以前取り上げていますので割愛しますが、いすゞプラザでは南極展も開催されていました。展示場所が展示場所だったので、最初素通りしてしまいました。展示されている雪上車は昨年時点では屋外の駐車場にシートを被った状態で置かれていました。

9月

諸用事で山梨県へ。富士急線沿線を走っていたら、丁度富士急行8500系が。元JR東海の371系を中古購入、転用した車両です。

17日は銀座にて声優の富田美憂公式ファンクラブ、+Youの初イベントがあったので、帝都へ。イベントまでの時間を自転車で走り回っていると、皇居外苑に多数の警察車両が。石川県警察のトヨタ210系クラウン交通用パトカーの姿も。

安倍元首相国葬に関する警備で集結していたようで、地元県警のトヨタ210系クラウン交通用パトカーの姿も。この車両の前には警護23くんが。

そして皇居前には何やら人だかりが。しばらく観ていると、皇居から警護車列が。天皇皇后両陛下が英国エリザベス女王の国葬に参列するために、羽田空港に向かう途中だったようです。

近くにはトヨタ130系マークX覆面パトカーが。

その後麹町方面を走っていると、福井県警察のトヨタ210系クラウン交通用パトカーが。

25日は浜松市内で「ミニカーゲッチュー!」が開催されたのでその足で湖西市の消防フェスタへ。所轄警察署のトヨタ210系クラウン交通パトカーとホンダVFR800P白バイも展示されていました。

10月

9日に清水区内で行われたイベントを見学後、線路沿いを歩いてると見慣れない電車が。

昼に清水区内を通過するJR285系(サンライズ瀬戸・出雲)。かなり遅延していたようです。

23日に埼玉県で行われた埼玉自動車大学校オートジャンボリーに向かう途中にコンビニ前で見かけた車載車(いすゞ5代目最終型エルフ)。埼玉県警察の日産R34前期型スカイラインGT-Rパトカーを積んでいます。

11月

12日にエコパ駐車場で緊急消防援助隊全国合同訓練の宿営訓練に入っていく消防車両を撮影していたら走ってきたトヨタ210系クラウン交通用パトカー。

同じく、トヨタ210系クラウン警ら用パトカー。

13日に静岡空港横で行なわれた緊急消防援助隊全国合同訓練を撮影後、空港を出ようとしたら目の前に誘導灯を持った警備員らが。普段はバリケードがされている場所を開放し、消防車らを流出。

目の前を警護覆面、ハイヤー、救急車、救助車、指揮車が走っていました。

19日、ツインメッセ静岡でタミヤフェアが開催されました。今回は日産RZ34型フェアレディZが展示されていました。

同イベントのネッツトヨタ神戸ブースにはGRヤリスが。

会場外では日本ミリタリーヴィークル協会が車両を展示しており、その中にトヨタHQ型トラックが展示されていました。自衛隊で3/4tトラックとして採用されていたトラックです。

12月

3日に清水区のタナカトレインさんでNゲージの貸切運転会を行いました。発売されたばかりのトミックス 天竜浜名湖鉄道のゆるキャン△ラッピング列車を走らせました。

11日に西武園ゆうえんち駐車場で開催された西武バス90周年大感謝祭に展示された西武バスの3扉車。日産ディーゼルスペースランナーをベースにした車両で、西武バスから近江鉄道へ譲渡された車両ですが、今年に入って西武バスに出戻りしたバスです。

関東バスの3扉車も展示されました。こちらも日産ディーゼルスペースランナーをベースにした車両で、つい最近まで普通に運用されていた車両です。

同イベントに展示された西武バスの三角バス。いすゞBF20をベースにしたバスで、狭いトンネルでの走行を考慮したバスです。車体上部の幅が詰められているのが特徴です。

ボディは川崎車体製で、リア部分は当時のボンネットバスと形状はあまり変わらないように感じます。こちらの車両は排ガス規制の関係で車検を取得しておらず、レッカー車で回送されているようです。

三角バスの車内。キャブオーバーに改造されているのでエンジンは運転席部に。

某日、打ち合わせの関係で都内へ。打ち合わせ終わりに何気に一度も行っていなかったあのドラマのロケ地へ。ミリタリージャケットを着た刑事さんが出勤して来そうです。

その後イオンモール座間に展示されている日産車を見学へ。この日は日産初代サファリ4WD ハードトップ 標準ルーフ ADが展示されていました。

1985年10月にマイナーチェンジ後の車両で、ヘッドライトが角型になっています。

このサファリは木村拓哉さんが出演されている日産のCM、「やっちゃえNISSAN 幕開け編」に出演している車両だそうです。

同モール3階の展示車は夏頃からマイクラC+Cでしたが、訪問日の数日前に日産フィガロに変更されたようです。

別の日、名古屋市内に用事があったのでその前に名古屋市消防局南消防署へ。この日なんと1年に1回の署長点検が行われました。

今回は以上です。秋頃からイベントが多数あったので、いつものように記事が書けなかったので来年更新していきたいですね。

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Posted at 2022/12/30 18:45:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 遠征・訪問記 | クルマ
2022年12月23日 イイね!

特装最前線 Vol.9

特装最前線 Vol.9いわゆる8ナンバー車などの特装車の特集です。8ナンバーではない架装・特装車両もこちらで紹介させていただきます。タイトルは言いたかっただけです。今回は救急車特集です。記事の都合上、画像は過去掲載分を多く含んでおります。※一部画像は詫富介さんが撮影し、ご提供していただいたものです。当記事及びブログ内全ページにある画像の無断使用は一切お断りします。

救急車は傷病者を収容し、医療機関などへ搬送する為の車両です。その歴史は古く、1931年(昭和6年)に日本赤十字社大阪支部に救急第一号車が配備されました。現在、最も運用されている救急車はトヨタカスタマイジング&ディベロップメント(以下 トヨタカスタマイズ)が生産しているトヨタ3代目ハイメディックです。

国産自動車メーカーが製造する高規格救急車としてはトヨタ自動車が1992年(平成4年)5月に販売された「ハイメディック」が最初となります。1991年(平成3年)8月に施行された救急救命士法により、救急の車内で救命救急処置を行えるようになり、車内での処置を容易に行えるように車内高の高い構造となっています。

初代ハイメディックは1997年(平成9年)5月にフルモデルチェンジを行うまで生産された高規格救急車で、トヨタ100系ハイエースのスーパーロングをベースにしていますが、車体を拡幅されています。

初代ハイメディックにはハイエース用のRZ型エンジンではなく、初代セルシオ用のV型8気筒4ℓDOHCエンジンの1UZ-FE型を搭載しています。初代ハイメディックが生産される前はメルセデス・ベンツ・トランスポーター(310D)をベースにした救急車や架装メーカーがトラックをベースに製作した高規格救急車が運用されていました。

その後日産自動車が国産自動車メーカーでは2番目となる高規格救急車、「パラメディック」が1993年(平成5年)に生産開始されました。初代パラメディックは日産2代目(H41型)アトラスをベースにした高規格救急車で、トミーから販売されているミニカーの「トミカ」でも「日産ドクター救急車」として初代パラメディックがモデル化されました。

初代パラメディックはベース車のアトラスが1995年(平成7年)5月に、自社生産車の販売を終了し、いすゞ自動車から5代目エルフをOEM車として供給され、3代目(H42型)アトラスをベースにした車両に変更されました。

ベース車は変更されましたが架装は基本的に同じとなっており、赤色灯もマイナーチェンジ前と同じ流線型の回転灯となっています。

患者搬入用のバックドアは跳ね上げ式となっています。マイナーチェンジ前の車両にはトミカと同じ観音式の扉も存在していました。余談ですが、踊る大捜査線の映画第2作で登場した劇用車の救急車はその観音扉の車両でした。

吉田町牧之原市広域施設組合消防本部(撮影当時)で退役前に撮影した動画です。こちらもマイナーチェンジ後の車両となっています。マイナーチェンジ前の車両は現時点で2台確認しています。

また、トラックベースのパラメディックとは別に、日産E24型キャラバンをベースにした高規格救急車「パラメディックⅡ」も1994年(平成6年)に登場しています。1997年まで販売されていたようで、いすゞ自動車からもOEM車として「(初代)スーパーメディックⅡ」が販売されていたようですが、販売台数は少なかったようで当方は実際に見たことがありません。

1993年5月にはいすゞ自動車からも高規格救急車「スーパーメディック」が生産されました。いすゞ5代目エルフをベースにした車両で、初代パラメディックと同じく小型トラックをベースにした車両です。

パラメディックもスーパーメディックもベース車は同型ですが、架装は全く異なるものとなっています。画像の車両は標準シャーシ車ですが、高床シャーシの車両も存在しており、航空自衛隊の救急車などとして活躍しました。

そして1997年5月にトヨタハイメディックが2代目へとモデルチェンジ。ベースがハイエースから初代グランビアに変更となりました。赤色灯は車体埋め込み型流線型回転灯を標準装備しており、末期にはオールLED赤色灯の車両も存在しました。

この2代目ハイメディックはオプションでマフラー(排気管)の位置を車体後部から車体側面に変更することが可能となっている。これは後述の2代目パラメディックには設定がなかったことから、消防本部によっては仕様書でサイド出しマフラーが指定されていることもあり、ハイメディックでないと納入できない場合もあった。

2代目ハイメディックには4WS(4輪操舵)機能が備わっており、隘路などを走る際に貢献した。残念ながら3代目ハイメディックには非装備となってしまった。

1997年(平成9年)7月には三菱自動車工業から6代目キャンターをベースにした高規格救急車「ディアメディック」が生産開始されました。架装は三菱テクノサービスが担当。

テールランプは3代目デリカから流用したものとなっています。三菱自動車工業が販売していた高規格救急車とは別に、1994年に救助車などの架装を手がける帝国繊維から「オプティマ」が。また5代目以降のキャンターをベースにした高規格救急車が札幌ボデー工業から「トライハート」として生産されました。トライハート以外は全て生産終了しています。

ディアメディックの後部赤色灯は同時期発売の他社高規格救急車が独立型の流線型赤色灯であるのに対し、一体型の流線型回転灯となっているもの特徴です。

そして翌年の1998年(平成10年)5月に日産パラメディックがフルモデルチェンジして2代目となった。トラックのアトラスベースからミニバンの初代(E50型)エルグランドがベースのものとなった。エルグランドベースとはいっても市販車のエルグランドとは全く異なる車両で、車体後部はE24型キャラバン/ホーミーのボディを拡幅したものが流用されています。

こちらも赤色灯は車体埋め込み型流線型の回転灯が標準装備でしたが、途中からLED内蔵と回転灯のハイブリッドタイプのものや、画像のようにオールLED式の赤色灯のものも存在しました。2代目パラメディックは2017年末まで生産されていました。

2代目パラメディックはいすゞ自動車からもOEM販売されており、2代目スーパーメディックⅡとして販売されました。ベースのエルグランドもいすゞ自動車ではフィリーという名称でOEM販売されています。

パラメディックとの違いはサイドの「PARAMEDIC」表記が「SUPERMEDICⅡ」表記であることや、ホイールのセンターキャップが「NISSAN」ではなく、「ISUZU」表記になっている程度。名称はスーパーメディックですが、架装はパラメディック同様にオーテックジャパンが担当。

2006年(平成18年)4月からは現在進行形で販売中のトヨタ3代目ハイメディックにフルモデルチェンジしました。3代目でまた、200系ハイエースのスーパーロングベースに戻りました。国内向けのスーパーロングは片側スライドのみの設定ですが、輸出向けのハイエースをベースにしています。架装はトヨタテクノクラフト(2018年まで)。

主警光灯はハイメディックも後述のトヨタ救急車も共に標準でオールLED式となりました。消防本部によっては警光灯パネル内にLED式の補助赤色灯を追加している車両もあります。

3代目ハイメディックの車内。防振台やストレッチャー、自動式体外除細動器などの資機材を搭載しております。2代目ハイメディックまでは磨りガラスを採用していましたが、3代目ハイメディックからは濃いスモークフィルムとなっています。

こちらの車両のサイレンアンプは大阪サイレン製MARK-10です。消防本部によってはパトライト製のSAP-500Rを装備している車両もありました。また、現在は両社のサイレンアンプが廃番になっており、大阪サイレンではMark-D1 OPS-D151、パトライトではSAP-520RBを使用しています。現在はこの2社の他にトヨタカスタマイズ製のサイレンアンプのe deckというサイレンアンプも使用されています。一部車両は運転席側にも「ウー」と書かれた後付けスイッチを用意している場合がありますが、これは機関員(運転手)が1人で緊急走行時に、交差点進入する際等に鳴らせるように用意されています。

トヨタ救急車とハイメディックの赤色灯が同一のものになってしまったので、外観からの違いが容易にわからなくなってしまいましたが、ハイメディックにはこのような小型の黒いオーバーフェンダーを装備しています。

2019年(令和元年)には3代目ハイメディック向け赤色灯に「ActiBEACON(アクティビーコン)」がオプションで搭載可能となりました。アクティビーコンは通常走行時のノーマルモードの他に、ハイパーモードとソフトモードという3つの光り方があり、連動して光らせる事が可能です。

実際に緊急走行時に光っている状態です。ウインカーレバー(及びモーターサイレン)に連動してハイパーモードに切り替わります。右左折時に後部警光灯も流れるように光ります。

2017年末に受注終了した2代目パラメディックですが、2018年11月にフルモデルチェンジし、3代目パラメディックとして生産開始しました。2代目パラメディックはオーテックジャパンが架装していましたが、3代目パラメディックはオートワークス京都が架装しています。

5代目(E26型)キャラバンのスーパーロングをベースにした車両で、主警告灯はこちらもオールLED式のものとなりました。2代目パラメディックでは右側資機材庫が窓位置のパネル部でしたが、3代目では右側のスライドドアを開けた場所に変わっています。

3代目パラメディックの車内。3代目ハイメディック同様に資機材を搭載しております。運転席上位置にも資機材入れ(オーバーヘッドボックス)になっているようです。ちなみにベース車のE26型キャラバンは2011年(平成23年)に登場した際に車名が「NV350キャラバン」となったが、2021年(令和3年)にマイナーチェンジした際に単に「キャラバン」に変更となりました。

3代目パラメディック生産前の2015年(平成27年)11月にオートワークス京都湘南事業所が所在する平塚市を管轄する平塚市消防本部に日産E26前期型キャラバンをベースにした高規格準拠救急車が配備された。一部消防本部や病院などでハイルーフ車ベースの2B型救急車は導入されていたが、こちらの車両はさらに高いスーパーハイルーフを装備し、救命資機材を搭載した高規格救急車に準拠したE26型救急車としては初の導入で平塚消防署本署と同本部海岸出張所の2箇所に配備された。

こちらの架装もオートワークス京都が手がけており、現在生産されているパラメディックのプロトタイプ的存在となった。その後3代目パラメディックが2017年(平成29年)10月に開催された東京モーターショーにて一般公開されました。

3代目パラメディックと異なり、車体後部の警光灯が非装備となっており、側面の補助赤色灯(大阪サイレン製LF-31)のみとなっています。

高規格救急車登場前の1963年(昭和38年)頃の救急車はこのようなライトバン型のものでした。こちらの車両はセントラル自動車が生産していた「トヨタメトロポリタン型救急車(FS45V型)」です。この車両は元々、静岡県の富士宮市消防本部にて昭和43年2月に救急1号車として配備され、昭和50年3月に西出張所に配備されたトヨタ製の2B型救急車と入れ替わる形で廃車になったようです。
フロントマスクは2代目(40系)クラウンなので「クラウン救急車」と言われていますが、シャーシは全く別物となっています。エンジンもクラウン用のM型エンジンではなく、初代(20系)ランドクルーザー用のF型水冷直列6気筒エンジンを搭載しています。

1963年4月に消防法が改正されて救急業務が法制化されたばかりの車両なので、当時はまだ車内で高度な救命処置を行うことができませんでした。なので車内高はとても低いです。ちなみにこちらの車両は劇用車会社の東京フリート株式会社の所有車両です。

茨城県筑西市のザ・ヒロサワ・シティにオープン予定の消防自動車博物館にも1台展示されています。国内に現存するFS45Vはこの2台が確認されています。

1970年(昭和45年)頃から初代ハイエースをベースにした「RH18V型救急車」に移行しました。その後画像の2代目ハイエースをベースにしたトヨタ救急車、「RH45VB型」が生産されました。

1983年(昭和58年)にベース車のトヨタハイエースが3代目(50系)にフルモデルチェンジしたことを受け、トヨタ救急車もモデルチェンジしました。

画像の車両は払い下げの自家用車の為、赤色警光灯ではなく黄色回転灯を装備しています。先代トヨタ救急車に比べてハイルーフ車がベースとなっており、車内高が高くなっています。

こちらは同じ50系ハイエースがベースですが、1985年(昭和60年)5月のマイナーチェンジを受け、ヘッドライトが丸型2灯式から角形2灯式に変更されました。

車内には手洗い器が設置されており、救急隊員の感染防止にも役立ちました。

メトロポリタン型救急車の頃は担架を使用して傷病者を搬送していましたが、この頃にはストレッチャーが使用されていました。

この辺りから主警告灯が単円筒形赤色灯から散光式警光灯(バーランプ)の赤色灯を使用するようになりました。画像のものは佐々木電機製作所(現:パトライト)製のエアロダイナミック(HZシリーズ)です。

そして1989年(平成元年)に4代目(100系)ハイエースにフルモデルチェンジ。グリルの表記が市販のハイエースと異なり「TOYOTA」表記となっています。

1997年5月には2代目ハイメディック同様にグランビアをベースにしたトヨタ救急車へとフルモデルチェンジした。ベースは同じではあるが、2B型のトヨタ救急車では赤色灯が埋め込み式ではなく、主警告灯とスピーカーが基台の上に設置されています。画像のものは単円筒形警光灯だが、散光式警光灯の車両も存在します。架装もセントラル自動車からトヨタテクノクラフトに変更されました。

そして2006年4月に3代目ハイメディックと同時に5代目ハイエースをベースにした車両にフルモデルチェンジ。先述の通り、赤色灯はハイメディック同様のものでオーバーフェンダーを装備していません。

とある日、富士スピードウェイにて行われたイベントにて3世代のトヨタ製救急車が展示されました。いずれも東京フリート株式会社が所有する劇用車で、画像は詫富介氏が撮影したものです。

1台はFS45VとRH18V型救急車の間に生産されていた「トヨタメトロポリタン型救急車(FS55V型)」。フロントマスクは3代目(50系)クラウンですが、こちらもクラウンとは別物となっています。

ルーフ上の赤色点滅式警光灯がFS45Vの2灯式から4灯式に変更された他、窓のデザインも少し凝った作りのものとなっています。ちなみにトミカで販売された「トヨタ救急車」はこちらのFS55Vがモデルとなっており、派生モデルであるトミカリミテッドヴィンテージでは先代のFS45Vがモデル化されています。

メトロポリタン救急車の横に展示された初代ハイメディック。十数年前のドラマや再現VTRに出てくる救急車といえば初代ハイメディックでしたが、最近ではほぼお目にかかることはありませんね。

車体後部には4WDステッカーが。こちらの車両は赤色灯も可動するようで、実際に点灯させて展示されていたようです。

初代ハイメに鎮座する1UZ-FE型エンジン。先述の通り初代セルシオ用のエンジンです。

その隣には3代目ハイメディックが。最近消防機関で見ることは減ってしまった前期型のハイメディックです。こちらも赤色灯を点灯し展示されていたようです。

これら3台は動画でも紹介しています。

トヨタ救急車を紹介してきましたが、日産も高規格救急車以外を生産していないわけではありません、初代(E20型)キャラバンと2代目キャラバン(E23型)は受注生産扱いでした。画像の3代目(E24型)キャラバン及びホーミーからは救急車専用カタログが用意された他、画像の車両のように「3000 SUPER AMBULANCE」には日産セドリックと同じVG30E型6気筒ガソリンエンジンを搭載しています。キャラバン救急車はE23型以前は未撮影です。
2001年(平成13年)4月にフルモデルチェンジした4代目(E25型)キャラバン。トヨタ救急車などに比べると導入台数は少なく感じます。

そして2012年(平成24年)6月にフルモデルチェンジした5代目(E26型)キャラバンも救急車になっております。ハイルーフ車の他にも画像の車両のような3代目パラメディックと同様の「超ハイルーフ」も設定があるようです。

病院に搬送する為の救急車の他に、東京消防庁消防救助機動部隊に配備されている特殊救急車「スーパーアンビュランス」のような車両も存在します。こちらの車両は第二方面消防救助機動部隊に配備されていた車両で、三菱ふそう初代スーパーグレートがベースです。

多数傷病者が発生した現場に出動し、車体を左右に拡幅して車内で傷病者の治療が行える車両になります。拡幅した左右の部屋の前後と車体後部から車内にアクセスが可能で、車体後部からストレッチャーを搬入可能です。

拡幅部はアウトリガーで支えられています。こちらの車両はスーパーアンビュランスとしては2台目に配備された車両で、現在は更新されています。架装は京成自動車工業株式会社です。

室内はこのようになっております。拡幅しても床面はフラットな状態なのでストレッチャーの移動も容易です。

室内にはこのような折りたたみ式のベッドが8床あります。また、拡幅していない状態でも傷病者の搬送が可能だそうです(実際の運用風景は不明です)。

運転席。サイレンアンプは大阪サイレン製MARK-10でした。1台目の車両は三菱ふそうザグレート、3台目はいすゞ初代ギガをベースにした車両で、どちらもトミカでモデル化されました。こちらの車両の更新後となる4台目の車両はいすゞ2代目ギガをベースにした車両となりました。

2005年1月(平成17年)には消防車艤装メーカーのモリタから、消防車(ポンプ車)と救急車の両方の機能を持った「消救車」が開発されました(コンセプトモデルのFFA-001は2002年7月開発)。画像は松戸市消防局に配備された第1号車。初期はストレッチャー搬入口が側面でしたが、後に後部搬入型も開発されました。

消救車のサイレンはウー音とピーポー音の両方可能だそうです。動画は救急事案に出場し、ピーポー音で緊急走行する様子です。

今回は以上です。今回紹介した救急車の他に、トヨタハイエースがベースのbellingの新基準救急車「C-CABIN」やマイクロバスをベースにした3B型救急車も存在します。それらもいずれ撮影・紹介できればと思います。


【参考文献】
日本の消防車2017 84p〜89p(平成28年8月10日イカロス出版発行)
トヨタ救急車WEB ギャラリー
日産ヘリテージコレクションオンライン
令和4年度版富士宮市消防年報

2023年1月 パラメディック及びキャラバン救急車の記載を修正。
2023年8月 一部追記。

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Posted at 2022/12/23 18:13:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 特装最前線 | 日記
2022年12月16日 イイね!

23rd NISMO FESTIVAL

23rd NISMO FESTIVAL2022年12月4日に静岡県小山町の富士スピードウェイで行われたニスモフェスティバルに初めて行ってきました。会場内では特注トミカ等が販売された他、歴代のレーシングマシン等が展示されたり、実際に走行したりしました。ちなみに今年で23回目の開催となりました。

まずはパドックイベントエリアのピット内車両展示からです。こちらはダットサン240ZGの1971年第19回東アフリカ・サファリラリー優勝車。

ちなみに以前、トヨタ博物館に展示されていたダットサン240Zは1973年の第21回東アフリカ・サファリラリーに参戦したマシンです。

その横にはS130型フェアレディZがベースとなっている西部警察スーパーZ。

スーパーZは西部警察の劇中(PARTⅢ14話)で富士スピードウェイ内を走行したマシンでもあります。

ガルウイングドアを開けた状態での展示でした。是非次回はサーキット内を走行して欲しいですね。

フェアレディZ 300ZX 1985年全日本ラリー選手権優勝車。

フェアレディZ 2by2 300ZX(Z32)富士スピードウェイセーフティーカー。

ルーフ上には佐々木電機製作所(パトライト)製の散光式警光灯と流線型回転灯を装備しています。

フェアレディZ Z33セーフティーカー。こちらは袖ヶ浦フォレストレースウェイで活躍しているマシンでルーフ上にウィレン製の黄色警光灯を装備しています。

シルビア スーパーシルエット(グループ5)。

3代目(S110型)シルビアをベースにしたマシンですが、外観を4代目(S12型)に変更されています。

ブルーバード スーパーシルエット(グループ5)。6代目(910型)ブルーバードをベースにしたマシンで、1984年に参戦したカラーで保存されています。

スカイライン スーパーシルエット(グループ5)。長谷見昌弘選手が操ったマシンです。
当時トミーがメインスポンサーをしていたマシンで、トミカでも販売された他、トミカプレミアムやトミカリミテッドヴィンテージなどの派生モデルも販売されました。

スーパーシルエット3台並び。画角的にどうしてもシルビアが入らず…。

スカイライン 2000 GT-R 1969年JAFグランプリ優勝車。

初代(C10型)GT-Rをベースにしたマシンです。

raffine日産メカニックチャレンジ Z(Z34)。スーパー耐久レース(ST-3クラス)に参戦しているマシンです。

OKABE JIDOSYA Z34。藤枝市岡部町の自動車修理工場、岡部自動車がスーパー耐久(ST-3クラス)に使用しているマシンです。

Team Fukushima Z34。こちらもスーパー耐久(ST-3クラス)に出場しているマシンです。

こちらも岡部自動車のマシンだと思われますが、チーム福島として出場しているようです。

フェアレディ 240ZG。レース仕様テストカーで、LY28型エンジンを搭載している。

TOMICA Z。2010年のスーパーGT(GT300)に出場したマシン。シルエット同様にタカラトミーがメインスポンサーを務めていたマシンです。

トミカの名を冠したマシンですが、1/43スケールでエブロシリーズからは登場していますが、通常販売のトミカではなかったような気がします。

シルビア200SX。1988年第36回サファリラリー出場車です。

3,000ccのV型6気筒エンジンを搭載しております。

ザナヴィ・シルビア 1998JGTC。1998年の全日本GT選手権・GT300クラスに参戦していたシルビアです。

S14型シルビアをベースにしたマシンで、2,000ccSR20DETエンジンを搭載。

XANAVI NISMO Z 。2007年のSUPER GTに出場したマシンです。

XANAVI NISMO Z 。こちらは2005年のSUPER GTに出場したマシンです。

IMSA GTO 300Z。撮影時はエンジンフードが外されている状態でした。

米国IMSAシリーズに参戦していたマシンです。

展示車両の中で最も人だかりができていた現行GTマシンの展示コーナー。こちらはCALSONIC IMPUL Z。

Realize corporation ADVAN Z。撮影時は走行終了時だった為、タイヤ交換を行っていました。

CRAFTSPORTS MOTUL Z 。

MOTUL AUTECH Z。いずれもGT500クラスに出場しているマシンです。

XANAVI SUNNY。8代目サニーをベースにしたマシンです。

1966年のJTCCに出場したマシンです。

XANAVI CAMINO。2代目(P11型)プリメーラカミノをベースにしたマシン。

1997年のJTCCに出場したマシンで、日産がJTCCに投入した最後のマシンです。

Nissan Formula E。

リーフNISMO RC。こちら2台は両方とも電気自動車です。

DAISHIN ADVAN SILVIA。S15シルビアをベースにしたマシンで、全日本GT選手権GT300クラスに参戦したマシンです。

Nissan Z GT4コンセプト。GT4クラス参戦用ベースマシンです。

NP35。1992年のグループCレースに参戦したマシンです。

R91CP。1992年のデイトナ24時間レースに出場したマシンです。

DAISHIN GT3 GT-R。スーパー耐久シリーズに出場しているマシン。

HELM MOTORSPORTS GTR GT3。同じく、スーパー耐久シリーズに参戦しているマシンです。こちらはリアしか撮影できず。

navan GT-R。R32スカイラインGT-Rをベースにしたマシンで、1990年のN1耐久レースに参戦していたマシンです。

PENNZOIL NISMO GT-R。R33スカイラインGT-Rをベースにしたマシンです。

1998年のJGTCシリーズの優勝マシンです。

CALSONIC SKYLINE。R32型スカイラインGT-Rをベースにしたマシンです。

こちらは全日本ツーリングカー選手権出場マシンで優勝したマシンです。

高橋国光メモリアルガレージに展示されたSTP TAISAN GT-R。タイサンGT-RはカルソニックGT-R同様にR32GT-Rをベースにしたマシンです。

SKYLINE 2000 GT-R RACING CONCEPT。4代目(C110型)スカイラインの2000GT-Rをベースにしたマシンで、実戦投入はされなかったマシンです。イベント当日のドライバーは長谷見昌弘選手が務めました。

R382(23号車)。グランプリレースに出場していたマシンで、当時高橋国光選手が操ったマシンです。元々は黒澤元治選手のマシンカラー(21号車)で保存されていた車両のようです。

R390 GT1。ル・マン24時間耐久レース出場マシンです。

UNISIA JECS SKYLINE。STPタイサンGT-R、カルソニックGT-R同様にR32スカイラインGT-Rをベースにしたマシン。

1993年のJTC(全日本ツーリングカー選手権)に参戦したマシンで、トミーがスポンサーだった関係もあり、トミカ通常ラインナップでも販売されました。

また、派生モデルであるトミカリミテッドヴィンテージネオ(TLV-N)でも来年2月に販売が予定されています。

SKYLINE 2000GT-R。3代目(C10型)スカイラインのGT-Rをベースにしたマシン。1972年の富士GCシリーズNo1富士300キロスピードレースにて高橋国光選手が優勝した際のマシン。

SHOKUMOU Ks Frontier GT-R。R35GT-RをベースにGT300クラスに参戦しているマシンです。

EALIZE NISSAN MECHANIC CHALLENGE GT-R。同じく、GT300出場マシンです。

RUNUP RIVAUX GT-R。走行後だったので、撮影時はタイヤが外された状態でした。

TANAX GAINER GT-R。こちらも走行後だったのでボンネットを外し、ファンで冷却していました。

XANAVI NISMO GT-R。

R34スカイラインGT-Rをベースに2003年の全日本GT選手権に参戦したマシンです。

MOTUL PITWORK GT-R。

ザナヴィニスモGT-R同様にR34スカイラインGT-Rをベースに、全日本GT選手権に参戦したマシンです。

パドック内を撮影していたらスーパーGTのマシンらが走行を終えて戻ってきました。こちらはカルソニックZ。

やはりカルソニックのこのカラーリングはかっこいいです。

パドック横に展示されたFROの日産Y62型パトロールNISMO。

FROの車両はスーパーGTレース中に起きたアクシデントに対応する車両です。

日産京都自動車大学校が製作したカスタムカー「340Z」。Z34をベースに初代のS30型フェアレディZのパーツ等を装着しています。

トップシークレットブースに展示された「GTR35 TS Gold 2022」。R35をベースにチューンしたマシンです。

クラフトスポーツブースに展示されたNISMO 400R。

400RはR33スカイラインGT-RをベースにNISMOが開発したコンプリートカーです。400Rの名称は現在、V37スカイラインの特別仕様車の名称としても使用されている。

同ブースに展示されたトミーカイラR-z。R34スカイラインGT-Rをベースにしたコンプリートカーです。

トランスポーター用駐車場から少し離れた場所に停められた日産UD3代目中期型コンドルベースのニスモトランスポーター。

イベントエリアにいたニスモのトランスポーター。トレーラーヘッドは日産UD2代目クオンです。

こちらのトランスポーターはGT-Rオーナー向けの撮影会の背景として使用されていました。

近くにいたトランスウェブ社のカーゴトレーラー。ヘッドはスカニアR410がベースです。

今回は以上です。またも文字数がギリギリです。


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Posted at 2022/12/16 19:02:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2022年12月04日 イイね!

第6回緊急消防援助隊全国合同訓練(後編)

 第6回緊急消防援助隊全国合同訓練(後編)2022年11月13日(日曜日)に静岡県内で南海トラフ地震が発生したことを想定した緊急消防援助隊の訓練が開催されました。今回はメイン会場の富士山静岡空港西側の県有地にて行われた訓練を紹介します。※車両名称等は表記なき場合は便宜上付けたものです。
前編はこちらから。

知多中部部広域事務組合消防本部半田消防署救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。アクティービーコン搭載車です。

佐野市消防本部東消防署救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

玉野市消防本部玉野消防署西分署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。

都城市消防局救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

大阪市消防局救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

フロントに違和感がある弘前地区消防事務組合平川消防署救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。フロントパネルの形状が違います。

香取広域市町村圏事務組合消防本部佐原消防署山田分遣所救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

東京消防庁深川消防署豊洲出張所救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

東京消防庁即応対処部隊指揮統制車(いすゞ5代目前期型増トンフォワード)。

ルーフ上に指揮台が設置されており、画像は指揮台を畳んだ状態です。

金沢市消防局中央消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

内灘町消防本部水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

長野ポンプのハイルーフを装備しています。

金沢市消防局中央消防署救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。帝国繊維HS型と思われます。

東京消防庁第八方面消防救助機動部隊災害対応多目的車(日産3代目後期型シビリアン)。

京都市消防局南消防署上鳥羽出張所特別高度救助隊救助車Ⅳ型(日野2代目デュトロ)。

浜松市消防局浜北消防署水槽車(日野3代目プロフィア)。

FireDoS(可搬型化学薬剤混合装置)を積載している車両です。

東京消防庁警防課指揮統制車(いすゞ5代目中期型フォワード)。

車体右側側面が拡幅可能な車両ですが、訓練中は拡幅していませんでした。

東京消防庁野方消防署江古田出張所水槽付きポンプ車(いすゞ5代目前型フォワード)。

東京消防庁野方消防署江古田出張所ポンプ車(日野レンジャープロ)。

東京消防庁即応対処部隊救助車Ⅱ型(いすゞ5代目前期型フォワード)。

東京消防庁第八方面消防救助機動部隊貨物車(日野レンジャープロ)。

久御山町消防本部久御山消防署化学車(日野スペースレンジャー)。

京都市消防局伏見消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

宇治市消防本部西消防署救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。

宮津与謝消防組合宮津与謝消防署救助車(日野レンジャープロ)。

京都市消防局無線中継車(トヨタ200系中期型ハイエース)。車体下部のアウトリガーは手動で展開/格納するようです。

西はりま消防組合宍粟消防署水槽付きポンプ車(日野2代目デュトロ)。

高崎市等広域消防局無線中継車(トヨタ200系中期型ハイエース)。

明石市消防局明石消防署緊急支援車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

神戸市消防局中央消防署輸送車(日産E26中期型キャラバン)。

土砂災害救出訓練に参加した陸上自衛隊第34普通科連隊第2普通科中隊の資材運搬車。

尾三消防本部の災害対策用重機(小松建機PC30)。他本部の重機も多数訓練に参加していたようです。

豊橋市消防本部全地形対応車Ⅱ型。

静岡県警察機動隊水陸両用車(ODGアーゴ・アベンジャー8x8)。

岡崎市消防本部の全地形対応車も訓練に参加していたようです。

諏訪広域消防本部岡谷消防署救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

大阪市消防局城東消防署ポンプ付き救助車(日野初代後期型デュトロ)。

大阪市消防局特別高度救助隊救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

堺市消防局特別高度救助隊救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。

帝国繊維HX型の救助車で、最近トミカでも販売が開始された車両です。

大阪市消防局無線中継車(トヨタ200系中期型ハイエース)。

久留米広域消防本部久留米消防署東出張所救助車Ⅲ型(日野2代目プロフィア)。

北九州市消防局八幡西消防署上津役分署救助車(三菱ふそう2代目後期型ファイター)。

展示コーナーに展示された市原市消防局消防ロボットシステム(スクラムフォース))の消防ロボットシステム搬送車(いすゞ2代目ギガ)。

脱着可能なアームロール式コンテナを採用しており、リアバンパーは伸縮式のものとなっています。

奥から飛行型偵察ロボット、放水砲ロボット、ホース延長ロボット。

山武群市広域行政組合消防本部全地形対応車Ⅱ型搬送車(いすゞ5代目中期型フォワード)。

隣に展示された全地形対応車Ⅱ型。

札幌市消防局燃料補給車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

倉敷市消防局児島消防署臨港分署遠距離送水車(日野2代目プロフィア)。

倉敷市消防局児島消防署臨港分署放水砲車(いすゞ5代目中期型フォワード)。

神戸市消防局ホース延長車(日野2代目プロフィア)。

神戸市消防局遠距離送水車(日野2代目プロフィア)。総務省消防庁無償貸与車両では珍しく、ウィレン製の主警光灯を装備しています。

鳥取県東部広域消防局拠点機能形成車(いすゞ2代目ギガ)。

平塚市消防本部平塚消防署(本署)救急車(日産E26前期型キャラバン)。

オートワークス京都が架装した車両で、3代目パラメディックのプロトタイプとして製作された車両です。同型車が同本部の海岸出張所にも配備されています。

深谷市消防本部深谷消防署救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。

埼玉県央広域消防本部鴻巣消防署吹上分署水槽付きポンプ車(いすゞ5代目後期型フォワード)。

横須賀市消防局中央消防署坂本出張所ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

さいたま市消防局見沼消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイメディック)。

日本機械工業製ポンプ車のサンプルカー(日野2代目デュトロ)。

後部にはパトライト製エアロブーメランが埋め込まれています。

隣接する原子力防災センターに駐車されている静岡市消防局牧之原消防署指揮連絡車(日産C27後期型セレナ)。

同じく静岡県原子力防災車(スバルBS型レガシィアウトバック)。

静岡県警察機動隊遊撃車Ⅱ型(日産3代目後期型シビリアン)。

静岡県警察機動隊レスキュー車Ⅱ型(日野レンジャープロ)。

静岡県警察機動隊遊撃車Ⅲ型(日産E26前期型シビリアン)。

札幌市消防局総合指揮本部車(日野2代目リエッセⅡ)。

浜松市消防局天竜消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

残念ながら近づいて撮影できなかった、さいたま市消防局大宮消防署救助車Ⅳ型(日野2代目デュトロ)。

撤収する磐田市消防本部磐田消防署化学車(日野レンジャープロ)。

空港駐車場に停められていた東京消防庁広報課指令車(日産T32前期型エクストレイル)。

訓練会場から撤収後、別イベントに転戦した帰りにバイパスで遭遇した千葉県隊の車両ら。

同じく佐倉市八街市酒々井町消防組合津波・大規模風水害対策車(いすゞ5代目中期型増トンフォワード)。

続々と対向から走ってきました。

訓練中の動画です。

今回で訓練の記事は以上です。長いことお付き合いありがとうございました。

メニューはこちらから
Posted at 2022/12/04 00:24:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2022年12月02日 イイね!

第6回緊急消防援助隊全国合同訓練(前編)

 第6回緊急消防援助隊全国合同訓練(前編)2022年11月13日(日曜日)に静岡県内で南海トラフ地震が発生したことを想定した緊急消防援助隊の訓練が開催されました。今回はメイン会場の富士山静岡空港西側の県有地にて行われた訓練を紹介します。※車両名称等は表記なき場合は便宜上付けたものです。

空港西側の駐車場で見かけた浜松医科大学付属病院の救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

富士山南東消防本部三島消防署広報車(トヨタ3代目ノア)。

神戸市消防局垂水消防署特別高度工作車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

福井市消防局広報車(日産NV200バネット)。

敦賀美方消防組合敦賀消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

峰北消防組合峰北あわら消防署救助車(日野スペースレンジャー)。

倉敷市消防局放水砲車(いすゞ5代目中期型増トンフォワード)と遠距離送水車(日野2代目プロフィア)。

静岡県公用車(三菱2代目後期型アウトランダーPHEV)

深谷市消防本部深谷消防署救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。

神戸市消防局ホース延長車(日野2代目プロフィア)と遠距離送水車(日野2代目プロフィア)。

陸上自衛隊第34普通科連隊第2普通科中隊の高機動車。土砂災害救出訓練に参加したようです。

市原市消防局中央消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

会場内で待機する岡崎市消防本部全地形対応車(STキネティックス)。

いよいよメインの訓練へ。最初に緊急走行で来たのは静岡市消防局島田消防署指揮車(日産E25後期型キャラバン)。

静岡市消防局牧之原消防署化学車(日野レンジャープロ)。

静岡市消防局吉田消防署救急2号車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

横浜市消防局警防部災害救援車(日産3代目後期型シビリアン)。

函館市消防本部救助車Ⅲ型(日野2代目プロフィア)。

旭川市消防本部北消防署救助車(日野6代目レンジャー)。

札幌市消防局東消防署救助車Ⅱ型(日野2代目プロフィア)。

札幌市消防局北消防署屯田出張所予備水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

釧路市消防本部中央消防署東分署タンク車(日野3代目プロフィア)。

千葉市消防局警防課指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)。

木更津市消防本部木更津消防署金田分署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

船橋市消防局北消防署行田分署水槽付きポンプ車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

松戸市消防局大金平消防署水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

成田市消防本部成田消防署救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。

千葉市消防本部緑消防署救助車(日野レンジャープロ)。

岡山市消防局中消防署救助車(日野6代目レンジャー)。

笠岡地区消防組合鴨方消防署救助車(日野6代目レンジャー)。ドア部にもウィレン製の点滅灯(VTXシリーズ)を装備しています。

東京消防庁危険物課査察広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

東京消防庁第三方面消防救助機動部隊特殊災害対策車(いすゞ5代目中期型フォワード)。

東京消防庁第三方面消防救助機動部隊特殊災害対策車(いすゞ6代目前期型エルフ)。台湾からの義援金で製作された偵察車です。

モーターサイレンを唸らせ緊急走行する東京消防庁第三方面消防救助機動部隊救助車Ⅱ型(いすゞ5代目前期型フォワード)。

東京消防庁第三方面消防救助機動部隊排煙高発砲車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

横浜市消防局総合指揮車(いすゞ6代目中期型エルフ)。

札幌ボデー工業の高規格救急車「トライハート」を流用した指揮車です。

横浜市消防局特別高度救助隊特殊災害対応車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

横浜市消防局戸塚消防署鳥が丘消防出張所大型除染システム搭載車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

横浜市消防局中消防署山下町出張所救助車(日野レンジャープロ)。

車内の紙に横浜市と書かれた日産3代目後期型シビリアン。

伊勢崎市消防本部赤堀消防署救急車(日産2代目後期型パラメディック)。

警光灯がオールLEDのものとなっています。

佐久広域連合消防本部川西消防署水槽付きポンピ車(日野レンジャープロ)。

北アルプス広域消防本部大町消防署救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

出雲市消防本部出雲消防署救助車(日野6代目レンジャー)。

安来市消防本部広瀬分署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

佐賀広域消防局佐賀消防署救助車Ⅲ型(いすゞ5代目前期型フォワード)。

東京消防庁本部機動第3救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

京都市消防局南消防署(日産3代目パラメディック)。

愛知県隊を先導する磐田市消防本部化学車(日野レンジャープロ)。後ろでは静岡市消防局航空隊の「カワセミ」がホバリング中。

豊田市消防本部南消防署指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

名古屋市消防局特別消防隊第一方面隊救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

名古屋市消防局特別消防隊第二方面隊救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

一宮市消防本部一宮消防署救助資機材搬送車(日野2代目デュトロ)。

名古屋市消防局第三方面特別消防隊大型ブロアー車(三菱ふそう7代目前期型キャンター)。

東海市消防本部東海消防署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

福島市消防本部本部指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)。

郡山地方消防組合郡山消防署救助車(日野レンジャープロ)。

いわき市消防本部平消防署救助車(日野6代目レンジャー)。

いわき市消防本部勿来消防署ポンプ車(日野2代目デュトロ)。

福島市消防本部福島南消防署信夫分署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

春日井市消防本部春日井消防署救助車(日野6代目レンジャー)。

名古屋市消防局名東消防署防災支援車(いすゞ5代目前期型フォワード)。

衣浦東部高域連合消防局刈谷消防署救助車Ⅲ型(日野6代目レンジャー)。

富山市消防局指揮車(トヨタ200系中期型ハイエース)。

富山市消防局富山消防署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

高岡市消防本部指揮車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

高岡市消防本部福岡消防署救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

高岡市消防本部氷見消防署救急車(日産3代目前期型パラメディック)。

この救急車には株式会社アイテックの救急車両用ブラインド型車両搭載情報板を搭載しています。

旭川市消防本部南消防署豊岡出張所救急車(日産3代目前期型パラメディック)。

富山県東部消防組合魚津消防署津波・大規模風水害対策車(日野レンジャープロ)。

新川地域消防本部黒部消防署救助車Ⅱ型(日野スペースレンジャー)。

砺波地域消防組合南砺消防署東分署化学車(日野6代目レンジャー)。

立山町消防本部立山消防署救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

鳥取県東部広域行政管理組合消防局鳥取消防署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

鳥取中部ふるさと広域連合消防局倉吉消防署救助車(日野レンジャープロ)。

多くの本部の救助服はオレンジ等の色が多いですが、イエローのものを使用していました。

鳥取県西部広域業線管理組合消防局米子消防署皆生出張所救助車(日野レンジャープロ)。

横浜市消防局特別高度救助隊と金沢消防署能見台出張所救助車Ⅳ型(日野2代目デュトロ)。

鳥取中部ふるさと広域連合消防局倉吉消防署救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

前橋市消防局南消防署救急車(日産3代目前期型パラメディック)。

車体右側側面には大きく「MAEBASHI」と入っています。

緊急走行する新旧パラメディック。


後編に続きます。

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Posted at 2022/12/02 20:21:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | イベント | 日記

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