
2023年1月7日に愛知県名古屋市西区の庄内緑地公園にて消防出初式が執り行われました。例年は名古屋港ガーデンパークで行われていますが、今年は会場が変更となりました。式典では河村名古屋市長の「消防職員の皆様、サンキューベリーマッチ」連呼告辞から始まりました。記事内の団車は広報車と記載させていただきました。

式典が終わり名古屋市消防局航空隊による展示飛行が行われました。消防ヘリ「のぶなが」(アエロスパシアルAS365N3ドーファン2)からホイスト降下し、会場に向かって手を振る隊員。

展示飛行の次は分列行進です。名古屋市消防団を先頭に多数の消防車両が、消防音楽隊によるサンダーバードメインテーマの演奏に合わせ行進していきます。

先頭を走る多機能型消防車(いすゞ6代目前期型エルフ)。総務省消防庁無償貸与車両です。

千種消防団広報車(トヨタ8代目ダイナ)。救助資機材などを積載しているようです。

砂田橋消防団広報車(ホンダ3代目アクティバン)。ウィレン製の赤色灯を装備。

瑞穂消防団広報車(ダイハツ10代目後期型ハイゼットカーゴ)。ボンネットの「瑞穂/消防」表記が鏡文字で表記されています。

船方消防団広報車(スズキ6代目エブリイバン)。消防団章はステッカータイプです。

牧の原消防団広報車(ダイハツ10代目前期型ハイゼットカーゴ)。

比良西消防団広報車(マツダ2代目ボンゴブローニイ)。赤色灯はルーフキャリアの上に装備。

広路消防団広報車(トヨタ4代目タウンエースバン)。LED式の前面赤色灯を装備しています。

桜消防団広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

鳴子消防団広報車(トヨタ4代目タウンエースバン)。先ほどの車両と異なり、赤色灯が大阪サイレン製の角型赤色灯です。

植田消防団広報車(トヨタ初代後期型エスティマエミーナ)。ホイールキャップが赤く塗装されています。

日比津消防団広報車(日産F23後期型アトラス)。市販のダブルキャブ平ボデー車に梯子などの資機材を積載しています。

福春消防団ポンプ車(トヨタ7代目後期型ダイナ)。カッコいいホイールを装着しています。

消防団車両に続いて消防局車両の分列行進です。

中消防署指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。

消防学校燃料補給車(いすゞ6代目前期型エルフ)。

北消防署防災支援車(日野レンジャープロ)。

熱田消防署水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

天白消防署輸送車(いすゞ4代目フォワード)。

指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。日本では導入例が少ないタイプのウィレン製の赤色警光灯を採用しています。

北消防署楠出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

中消防署橘出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

港消防署荒子川出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

名東消防署猪子石出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

特別消防隊指揮車(トヨタ4代目ランドクルーザープラド)。

千種消防署東山出張所水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。他にも守山消防署守西出張所、港消防署東築地出張所、緑消防署鳴海出張所水槽付きポンプ車が行進に参加しました。

北消防署指揮車(トヨタ3代目ランドクルーザープラド)。

上空にはヘリコプターが、先頭から名古屋市消防局航空隊の「のぶなが」、「ひでよし(アエロスパシアルAS365)」と愛知県防災航空隊の「わかしゃち(ベル412EPⅠ)」。

中村消防署排煙照明車(日野レンジャープロ)。

瑞穂消防署大型放水砲車(いすゞ5代目中期型増トンフォワード)。

瑞穂消防署大容量送水ポンプ車(日野3代目プロフィア)。2台とも総務省消防庁から無償貸与されたドラゴンハイパーコマンドユニットです。

南消防署大同出張所高所放水車(日野2代目プロフィア)。
分列行進の動画です。

分列行進終了後、地震を想定した消防訓練が行われました。地震発生直後、現場にいち早く駆けつける名東消防署の赤バイ隊「赤鯱」。ヤマハセロー250をベースにした赤バイです。

消防隊や消防団員らによって消火活動が行われました。

自由ヶ丘消防団広報車(スバル6代目中期型サンバーバン)。

天白消防団広報車(三菱6代目ミニキャブトラック)。

現場を離脱する赤鯱隊。隊員が被るヘルメットのデザインは本部救急隊救急車に入っているデザインと同じです。

第3方面消防隊本部救急車(トヨタ3代目後期型ハイメディック)。

本来は分列行進にも他の救急車が参加予定だったようですが、救急出動稼働率が高く、出初式に参加できなかったので、この車両が出初式唯一の参加救急車両でした。

消火活動が終わると、救助訓練に移行しました。

東消防署富士塚出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

守山消防署大森出張所救助車Ⅱ型(日野6代目レンジャー)。

市内の救助車Ⅱ型は基本的にクレーンを装備しておらず、900Lの水槽とポンプを装備しています。

第1方面特別消防隊救助車Ⅲ型(日野レンジャープロ)。

最後に庄内川に向かって消防団員と消防局員により、一斉放水が行われました。
消防訓練と一斉放水の動画です。

米野消防団広報車(日産F23後期型アトラス)。

千代田橋消防団広報車(スズキ5代目エブリイバン)。

滝川消防団広報車(スバル6代目後期型サンバーバン)。

西消防署山田出張所梯子車(日野6代目レンジャー)。

最近ではMVFの導入が多い為、15m級梯子車を新規で入れているところは少ない印象がありますが、名古屋市では新規導入されました。

平針北消防団広報車(スズキ10代目中期型キャリィ)。

本部特別査察隊査察車(ホンダ3代目ステップワゴン)。

城北消防団広報車(トヨタ200系前期型ハイエース)。

緑消防署大高出張所13mブーム付き多目的車(日野6代目レンジャー)。

モリタMVFがベースです。MVFはモリタ製ハイルーフのレッドアーマーを採用していることが多いですが、当車では非採用です。

熱田消防署査察車(トヨタ初代カルディナバン)。

堀田消防団広報車(日野2代目デュトロ)。

穂波消防団広報車(トヨタ100系後期型ハイエース)。

田代消防団広報車(トヨタ5代目タウンエースバン)。

昭和消防署査察車(トヨタアイシス)。朱色塗装ではなく、市販車のダークレッドマイカメタリックのままとなっています。

福田消防団広報車(トヨタ200系後期型ハイエース)。

東消防署予備水槽付きポンプ車(いすゞ4代目フォワード)。

小幡消防団広報車(トヨタ5代目ライトエースバン)。

八杜消防団広報車(スバル6代目後期型サンバーバン)。

御器所消防団広報車(日産F24型アトラス)。

中消防署査察車(トヨタ100系後期型ハイエースバン)。

第5方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日産ディーゼル3代目コンドル)。

猪高消防団広報車(三菱6代目前期型ミニキャブトラック)。

第2方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

天白消防署査察車(トヨタ4代目タウンエースバン)。

常盤消防団広報車(トヨタ6代目ダイナ)。

中川消防署査察車(マツダ4代目ボンゴバン)。

笠寺消防団広報車(トヨタ7代目後期型ダイナ)。

第4方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野レンジャープロ)。

西消防署査察車(トヨタ100系ハイエースバン)。

第3方面特別消防隊水槽付きポンプ車(日野6代目レンジャー)。

東消防署査察車(トヨタ2代目ヴォクシー)。

名古屋市消防音楽隊の人員輸送車(三菱ふそう2代目エアロバス)。

同じく人員輸送車(三菱ふそう4代目ローザ)。いずれも宝くじ号です。

中央広場には現在、中日本自動車短期大学でレストア中のメルセデス・ベンツ メッツ梯子車が展示されていました。

こちらの車両は公道を走行できないのでローダー車で陸送されていきました。
積み込みの様子です。

噴水広場には消防学校訓練車の水槽付きポンプ車(日産ディーゼル3代目コンドル)が展示されていました。CAFS搭載車のようです。
今回は以上です。
メニューはこちらから