
2024年も折り返し地点を過ぎたので、イベント個別記事に記載しなかったものや遠征時に撮影したものを紹介していきたいと思います。
1月

4日に島田市役所付近で行われた
令和6年島田市消防団出初式終了後に市役所裏にある公用車置き場を見ると静岡市消防局島田消防署に昨年配備されたばかりの水槽車が置かれており、水槽車が出るのを待っていると防災車や給水車が集まってきました。

この日、元日に発生した能登半島地震で被災した富山県氷見市からの加圧式給水車の派遣要請を受け、姉妹都市提携を結ぶ静岡県島田市が水槽車と給水車を派遣させました。先頭を走るのは島田市の日産C25前期型セレナ防災車。

その後ろを行く島田市水道課のいすゞ6代目前期型エルフ給水車。この給水車には3,900ℓの飲料水を蓄えており、車体後部には4口の蛇口を接続可能なパイプを装備しています。

続く静岡市消防局島田消防署のいすゞ5代目後期型増トンフォワード水槽車。静岡市消防局では発災当日の1日より緊急消防援助隊として派遣されていますが、こちらの車両は緊急消防援助隊の車両ではなく、島田市の車両として派遣のようです(ただし派遣される職員は静岡市消防局の職員)。
出発の様子は動画でも撮影しています。

8日神奈川県内某所では成人式に現れる違法改造車両対策で、神奈川県警察交通部交通捜査課暴走族対策室の日産Y31後期最終型セドリック覆面パトカーが県内の成人式会場付近を警らしていました。

会場駐車場には式典参加者や式典関係者の許可証を持った車両や警察車両のみしか入ることができないので、駐車場手前で反転式赤色灯を起立させて誘導する警備員らに警察車両であることを示していたようです。

14日は静岡県磐田市の磐田市民会館「かたりあ」で令和6年磐田市消防団初出式(出初式)が執り行われました。基本的には式典のみなので、車両の退場をメインに撮影しました。退場する磐田市消防団豊岡方面隊第2分団の三菱ふそう6代目後期型キャンター可搬ポンプ積載車。

磐田市消防団豊岡方面隊第3分団いすゞ6代目中期型エルフ可搬ポンプ積載車。こちらの車両は磐田市消防団に一時期配備されたオールシャッタータイプの可搬ポンプ積載車ですが、少数配備に留まっているようです。

磐田市消防団見付方面隊第4分団トヨタ200系後期型ハイエース多機能型ポンプ車。車内に可搬式ポンプとチェーンソー等の救助資機材を積載しており、普通免許で運転可能な車両となっています。
2月

上旬に神奈川県座間市のイオンモール座間内にある日産座間インフォメーションセンターに展示された、日産V35型スカイライン(300GT)の4ドアセダンをベースにしたセーフティーカーを見学。

こちらのセーフティーカーはエアロパーツを装着しており、ルーフ部にはウィレン製のライトバーを装備している。リアシートは撤去されており、4点シートベルトが追加されています。

イオンモール座間3階には日産パルサーエクサコンパーチブルが展示されていました。この車両は日産チェリー系販売会社創立15周年記念特別仕様車で、全国で100台限りの限定販売されたものです。
令和6年成田市消防出初式が終わった後に航空科学博物館へ、展望台から成田空港の滑走路を見ていると丁度ANAが保有するエアバスA380型の「FLYING HONU」が飛来。今回飛来してきたのはエメラルドグリーンの2号機のようです。

後述のエアロキングを撮る為にパーキングエリアで待っていると神奈川県警察第一機動隊の日産E25後期型キャラバン小型人員輸送車が休憩していました。こちらの車両は元日に発生した能登半島地震の被災地に向かっている途中のようです。

すぐ近くには神奈川県警察第一交通機動隊(推測)の日産W41前期型シビリアン検問車の姿も。こちらの車両は県費で配備された車両で、こちらも被災地に派遣されていたようです。

同じく第一交通機動隊のトヨタ200系クラウン交通取締用パトカー。被災地では交通規制や誘導などを行っていたと思われ、交通パトカー等も多数派遣されていたようです。

こちらも同じ第一交通機動隊のトヨタ200系クラウン交通取締用パトカーですが、先程の車両と異なり前面赤色灯がハロゲン式のものとなっています。他にも事故処理車等が派遣されていたようで、高速本線を走っていました。

高速本線を走る神奈川県警察のトヨタ210系クラウン交通取締用覆面パトカー。撮影当初は地元高速隊の車両と思っていましたが、写真を見返すと横浜ナンバーでした。

そのパーキングエリアで休憩に入ったジェイアールバス東海の三菱ふそうエアロキングを撮影。このバスは東京から名古屋を結ぶスーパーライナーとして運行されていましたが、エアロキングはダイヤ改正を受け運行終了することが発表されていました。

パーキングエリアでの休憩を終えたエアロキングはその後、実質的な後継車両であるバンホール・アストロメガと併走していました。この並びが新東名高速道路で見れるのもおそらくこの日が最後だったのではないかと思われます。
3月

半ばに青春18きっぷを使って都内の交通公園めぐりへ、こちらは板橋区にある城北交通公園に展示されている元東京都交通局の日野REです。このバスは平成初期から運行されていたイラストバスのうちの1台で、さくら号という愛称があるようです。

続いて同じく板橋区にある板橋交通公園へ、こちらには元東京都交通局の都電7500形(7508号車)が展示されています。こちらの公園は近々リニューアル工事が予定されており、再整備に関するアンケートには「新しい乗り物を導入進めて行きます」と記載されており、撤去される可能性があります。

板橋交通公園内には元東京都交通局のいすゞBU04も展示されており、通称ナックルラインと呼ばれたカラーで、車番などもそのまま残っています。残念なことにテールランプ等の部品が欠損しており、こちらも撤去は致し方ない状況です。

交通公園めぐりの帰りには熱海駅から211系SS4編成の快速列車に乗車。普段静岡エリアの快速列車の定期運行は皆無ですが、週末深夜の静岡エリアで1本だけ運用されているという快速列車に乗車しました。

翌週は千葉から墨東エリアを探索し、その後東京都交通局のスカニア/ボルグレンのフルフラットバスに乗車し錦糸町駅へ。その後は地下鉄で丸の内方面へ向かいました。

皇居では令和6年春季皇居乾通り一般公開が行われており、皇居桔梗門前の広場には警視庁警備部機動隊特科車両隊のトヨタ200系後期型ランドクルーザー現場指揮官車が。

桔梗門前広場を後にして横浜駅から歩いて日産本社ギャラリーへ、ギャラリー内にはトミカが入った90周年オブジェが展示されていました。オブジェに使用しているトミカは通常品のフェアレディZ(RZ34)とトミカプレミアム通常モデルのC10スカイラインGT-RとC110スカイラインGT-Rの3種となっています。

帰る為に駅で電車を待っているとJR東日本E653系のK70編成が通過していきました。この列車は特急いなほとして運行していたU108編成を2018年に国鉄特急色をイメージした塗装に変更された車両です。
4月

5日に静岡県庁前で令和6年春の全国交通安全運動出発式が行われました。画像は出発式に参加する交通機動隊のホンダCB1300P白バイで、乗車しているのはオレンジの制服を身に纏ったフジウイングの隊員さんです。

こちらは県警高速道路交通警察隊のトヨタ220系クラウン交通取締用パトカー、こちらの車両のコールサインである「静岡421」は過去に日産スカイラインGT-R(BNR32)が使用していたものとなっています。

高速道路交通警察隊本隊のトヨタ220系クラウン交通取締用覆面パトカー、プレシャスホワイトパールのこちらは高速本隊81くんと呼ばれている車両です。

今回の出発式は県警SNS上でY31セドリックのパトカー2台が参加することを告知していましたが、実際にレーダーパトカーと覆面パトカーの2台が出発式に参加しました。

ドアミラー車の日産Y31型セドリックスーパーカスタムGをベースにした覆面パトカー。TLアンテナ等は非装備となっており、今回の出発式ではパトライト社のマグネット式流線型赤色灯(HKFM-G)を点灯させています。

高速道路交通警察隊のトヨタ220系クラウン交通取締用パトカー。先程の静岡421と異なり国費で配備された4WD車となっており、ベース車がハイブリッド車となっています。

県庁前には日産F24型アトラスのサインカーが、電光掲示板には交通安全出発式と表示されていたのかもしれませんが、何が表示されていたかは見ていません。せっかく国費で配備した規制用車両ですが、マラソン大会の際にバイパス等で使用しないというのが勿体無いです。

出発式終了後には来賓の幼稚園児らが乗車体験を行う為、交通機動隊のホンダCB1300P白バイ2台が県庁横の駐車場に。1台はフジウイングの隊員さんが乗るCB1300Pでした。

同じく乗車体験展示用の高速隊静岡421。スタッドレスタイヤの期間の為かブリジストンの5本スポークアルミホイール「BALMINUM VR5」を履いており、大変カッコいいです。

出発式の最後には今回の目玉車両でもある日産Y31型セドリックレーダーパトカーの(実質)撮影会が。以前は「ウチはそういうのやっていないから」と言っていたT支隊のレーダーパトカーも、こうして県警広報が公式で活用してくださるのは大変ありがたいことですね。
出発式の様子は動画でも撮影しています。

出発式の後は新静岡セノバへ、館内には5月に公開された帰ってきたあぶない刑事の公開記念ということで柴田恭兵さんと舘ひろしさんの衣装と撮影に使用された小道具が展示されていました。

東海バスのいすゞキュービック878号車が4月13日に定期運用から引退することが告知され、撮影に。運行ダイヤが公式から告知され、13日土曜日は固定での運行がなかったので、実質12日金曜日が告知された固定ダイヤ最後の日となりました。
動画でも撮影しています。

末日、友人と大宮にある鉄道博物館へ。隣の大宮総合車両センターから試運転中のE257系500番台が出てきました。車両自体はそこまでレアでありませんが、運行エリアは千葉の方なので埼玉で見るのは少し珍しいかと。

その後鉄道博物館に展示されている軌陸車を撮影していると博物館横の線路を貨物列車が通過、その中にタキ43000形貨車(タンク車)のステンレスタンク車のタキ143645が。この車両は1987年に日本車輌製造にて製作された試作車で、タンク無塗装で唯一の車両で通称「銀タキ」です。
5月

3日、藤枝市総合運動場にて藤枝MYFCの試合が開催されました。サッカーにはあまり興味ありませんが、色々な車両が展示されるとういことで少し覗いてみました。画像は藤枝MYFCの選手輸送用バスである日野2代目セレガ。

4日は長野市にあるエムウェーブで行われた、ながのノスタルジックカーフェスティバル2024へ。画像はあぶない刑事に登場する覆面パトカー仕様の日産Y30前期セドリック。

同じくあぶない刑事港303号仕様の日産F31前期型レパード。こちらは帰ってきたあぶない刑事の記者会見で使用されたレパードで、舘ひろしさんと柴田恭兵さんが実際にシートに座られた車両です。

あぶない刑事港305号仕様の日産R31後期型スカイライン。tatsu氏が所有する車両で、以前撮影した際と異なり、全塗装されています。最近では
GAZOO.comからも取材されました。

日産S130型フェアレディZをベースにした西部警察スーパーZのレプリカ。スーパーZの特徴でもあるガルウイングドアを開けた状態で、特徴的なサイレンを鳴らして緊急走行しています。

西部警察白パト仕様の日産230グロリアで、角型のパトライト赤色灯を装備しています。これらのパレードは
動画でも撮影しています。

19日はJR東海のさわやかウォーキングで静岡車両区が特別に開放されたので見学しました。この日は静浜基地航空祭も開催されましたが、天候が微妙だったのでこちらに変更しました。

静岡車両区では新たに静岡エリアで来月よりも運行予定の315系電車3000番台が展示され、その横には現在運行されている313系電車N6編成と211系のGG3編成が展示されました。

同日は静岡貨物駅も特別開放され、駅構内の一部がウォーキングコースとなりました。線路にはEF64形電気機関車1023号機が置かれており、展示なのか置かれているだけなのか判断しにくいです。

今回の展示のためにEF210形電気機関車による無動力回送で持ってきたDF200形ディーゼル機関車。こちらの車両は愛知機関区の車両で、ウルフドッグスラッピングが施されています。

同日静岡鉄道長沼車庫では「しずてつトレインフェスタin長沼車庫」が開催され、このイベントでは翌月に引退が予定されている1000形電車の1008編成を使用した運転体験会が行われました。

25日は愛知県豊川市にて豊川市民まつり「おいでん祭」が開催され、それに伴い日本車輌豊川製作所内のメモリアル車両広場も開放されました。こちらはメモリアル広場に展示されている名古屋鉄道モ800形電車。

モ800形の横に静態保存展示されている0系新幹線。こちらは普段は工場正門(公道側)からは殆ど見ることができないので、このような開放日でないと綺麗に撮影することはできません。

モ800形の反対側に展示されている8620形蒸気機関車。こちらは公道側からも見学できる車両ですが、公道側にはフェンスがある関係上、あまり綺麗に見ることができません。

おいでん祭では4車線道路を封鎖して多数の働く車が展示され、画像の車両は会場近くにある陸上自衛隊第10後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊(豊川駐屯地)の重レッカです。
6月

1日には2022年9月23日より天竜浜名湖鉄道で運行されている2代目「うなぴっぴごー!!」を撮影に行きました。こちらの車両は2024年6月28日にトミックスより
鉄道模型(Nゲージ)が発売されており、この日はうなぴっぴごー!!が
転車台に乗りました。

天竜二俣駅の待避線には天竜浜名湖鉄道のTH3000形気動車のTH3501号車が置かれていました。1995年に輸送力増強用に増備された車両で、2両のみ製造された車両です。

上旬、トヨタ博物館で開催された企画展の「お蔵出し展」に展示されたトヨタライトバスです。普段はバックヤードに保管されており、なかなか見れない車両ですが車体サイズが大きいため、引きで撮ることが困難でした。

8日、静岡済生会病院で済生会フェアが開催され、病院の日産E26後期型キャラバン救急車が展示されました。以前のマイクロバスベースの車両から、コンパクトな1BOXタイプの救急車となっています。

このイベントでは所轄警察署交通課のトヨタ210系クラウンアスリート交通取締用パトカーも展示され、子供たちが運転席に座ったりマイクアナウンスの体験が行われました。

半ば、銀座のNISSAN CROSSINGに展示された日産2代目パトロールを見学。消防車として採用例が多いパトロールですが、こちらは市販車のショートボディーのソフトトップです。

30日は航空自衛隊浜松広報館(エアーパーク)の方へ。1週間前に建学した際はまだ格納庫上部に吊るされていた零式艦上戦闘機52型甲ですが、資料館2階に展示場所を変更する関係で格納庫床に下ろされていました。

この機体はグアム島で撃墜され、1964年に復元された機体です。エアーパークには1999年10月より恒久展示されており、約20年ぶりに地上に下ろされました。移動のために機体が分解されており、エンジンカウル下部も外されていました。

機体は分解されており、機体断面や操作盤等を見ることができました。珍しい機会ということもあり、航空機マニアや模型メーカーの関係者も機体の撮影に訪れていました。

この日はエアーパークのイベントで、「施設車両展示、放水訓練展示イベント」が行われました。放水訓練展示では破壊機救難消防車で、ローゼンバウアー社のパンサーで
2022年の展示の車両よりも新しいものです。こちら展示は
動画でも撮影しています。

破壊機救難消防車以外にもいすゞ5代目中期型フォワードベースの移動電源車も展示されていましたが、ぱっと見ではただのトラックに見えるためか子供たちからの人気はイマイチでした。

同様に施設隊のホイールローダーも展示され、2台とも救難消防車の放水訓練展示の際にはエプロンの隅に車両を移動させていました。
今回は以上です。
メニューはこちらから。