ブレンボオーバーホール

現在、セカンドカー的存在の35クーペは、来年1月に、十数回目の車検を控えてます。まだまだ、乗り続ける気持ちがありますので、もしもの時のために予備のブレーキキャリパーを物置から引っ張り出し、オーバーホールを行いました。

写真は、「益子の道の駅」に駐車していた他人のクルマです＼(^^)／
まあ、自分にしてみれば35クーペも最新のNSXと同じ高級車なんです。

詳しい手順は割愛しますが、コンプレッサーのエアーを注入して、徐々にピストンを取り外します。
その際ポット数が多いと、ひとつでも抜けきるとエアーが洩れて、他のピストンが外し難くなりますから、慎重に行います。
ブレーキオイルは、可能な限り抜いておかないと、飛散しますので注意しましょう！

分解終わった物は、洗浄して組み付け待ち。
シール類は、日産部販から購入済みです。
部販から購入する、ブレンボのシールキットは「時価？」。時期によって価格も、内容物も変わるので驚きます。
今回のストックしておいたキットには、グリスが入ってませんでした。

組み付けは、ラバーグリスをピストンシールとダストシールに塗って、真っ直ぐ挿入！
ブレーキパッドのような平らな物を当て、指先の力で押し込みます。

ゴールドのタッチペンに、若干のオレンジを調合してブレンボゴールドを作り、キャリパーの塗装が剥げた部分をタッチアップしておきます。

1台分のオーバーホールが完了！

今回のオーバーホールで使用した物です。

いつも思うが、ゴム製のブリーダーキャップは、劣化して切れたことがありません。
でも、シールキットに入っていると言うことは、交換前提？
出来れば省いて、シールキット価格を安くしてもらえないのかね？
作業終了！