2017年10月01日

….….…….…….…
本日、長女の小学校初の運動会。
その番外編的なエピソード。
晴天に恵まれ、朝から
場所とりで多数の方々で
賑わう運動場脇で…
場所取りシートを敷いたり
段取りをしてたら、
長女と保育園時代から
同じクラスメートの男の子が…
「Rちゃん(長女)のパパ、
おはようございます。
あの時は<ごめんなさい>!」
えっ⁉︎….……
僕は呆気に取られました…
でも…
僕は
その男の子を知っている…
その男の子は、いわゆる
ヤンチャ坊主で
保育園の年長組の時(昨年5月)
ある女の子を叩く行為を
僕の長女に止められ、
逆切れして長女の顔面に
数発のパンチを浴びせた
いわくつきの子….…
夜中、顔を腫らして、
痛みを訴えてきた
長女の言葉で真相が明るみに
なりましたが、
保育園も先方の親御さんからも
何一つ事実報告、連絡もない
後味の悪い顛末の事象でした…
その男の子が…
「あの時、Rちゃんを何回も
叩きました。ごめんなさい。」
「どうして、今になって?…」
僕はしゃがんで
その男の子の両肩に手をやり
だずねました……
「………ママや、先生に
あの時言わなくていいよって
言われたから…
でも、ずっと謝りたかった。
Rちゃんはお友達だから…」
そうか….……
あの時も、保育園側は
事を大げさにしたくない為
事実関係を隠蔽しようとした…
相手の親御さんも、事実関係を
知りながら一切の連絡もなかった…
子供同士の事だから……と
しかし、子供の純心は違った…
長女は以前からの友達だから
その事件以降も普通に
接していました…
勿論、長女自身には
謝罪はしています…
その男の子はきっと親である
僕がまだ怒ってるんだろうと
判断して、過去の過ちを
謝罪してきました…
「よく言えたね……^ ^
おじさんでもなかなか言えない事。
R君は本当に勇気があるね」
僕は彼のまだ小さな頭を
体操帽が歪む程撫で回しました……
親や先生、子供達の先導者で
あるべき人が隠そうとした事実、
言えなかった謝罪の勇気….
僕も又、そんな大人の一部
なのかもしれない…
でも、
子供の心は違うんです….…
この純心を大人が
決して絶やしてはいけない……
改めて、そう思いました…
僕は彼を抱き寄せ
「ありがとうね….…」
と背中をポンポンと叩きました
そして….…
「行っといで….…」
そう促し、子供達の輪に戻る
彼の背中を見て…
「ごめんなさい….」
と小声で呟いてみました……
2017.10.1….…おくジュ3R*🌈
Posted at 2017/10/01 22:45:19 | |
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