エンジンオーバーホール

平成3年に、新車で購入後、ずーっと乗り続けているので、なんとなく、愛着があるため、まだ、部品があるうちに、思い切ってオーバーホールすることにしました。

エンジンに使われているベアリングの脱着には、専用工具がありますが、ネットの情報で、炙って脱着できると知り、実際に試してみました。
カセットコンロを使い、直火で2分炙り、裏側から軽くハンマーで衝撃を与えたところ、コロンって下に落ちました。アルミと鉄の膨張の違いで、できるみたいです。
今回、古い車体ということもあり、固着ネジがたくさんありましたが、この炙るというのが、ゆるめるのにとても効果的であることがわかりました。
少しずつの作業でしたので、分解組立に、なんだかんだ1週間くらいかかりました。

古いエンジンを車体から下ろしました。

オーバーホールをしたエンジンが乗りました。これから、ナラシ運動をしたいと思います。
ベアリング、エンジンハンガー、ガスケットなど、消耗品を変えました。思い切って、ピストンとピストンリングも交換したため、2万円くらい部品代がかかりました。
モノタロウブランドの洗浄剤で洗ったら、長年の汚れが落ちました。
エンジンに火が入った瞬間は、やっぱり感動しますね。

交換時の距離です。もう、メーターは5周目です。