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やってきました!広島市。
地蔵通りの一角に、一際センスの良い佇まいでブーツ修理・カスタムを営まれているPentaさんです。
角を切ったような建物のデザインから、おそらく五角形=Pentaと名付けられたのでは無いかと想像しています。
11:00の開店に合わせてやってきましたが、仕事があるのでブーツだけ預けて夕方再訪です。
預けるブーツはベトナムのKind Supply社のTender Moctoe Bootsです。
このブーツは”ヌメヌメ沼をススム”でシリーズ化しようと思っていたのですが、ブーツに不具合があり、Kind Supply社の対応もあまりに酷かったのでネタにしないできました。
何が起きたか?
縫い糸が購入翌日に切れていることに気づき指摘したところ、事もあろうに私のせいにされたのです。
それ以外にもそれはもう酷い事ばかりで、修理のやり取りのリスクを考えるとベトナムとの商売は二度としたくないと考えるに至りました。
そんなブーツ、修理してもらったのに同じ箇所がまたほつれてきた。
左足側の踵内側の糸がループ状に広がっているのわかりますでしょうか。
結局、ベトナムのブーツ業社は直すことすらできないのです。
そこで広島の靴修理職人兼YouTuberの Pentaさんにお邪魔したというわけです。Pentaの山崎さんは靴修理の過程を動画で配信され、靴の仕組みや修理の方法、難しさなどをコンテンツに、その他面白い企画を多々実践されてます。わかりやすくて裏表のない感じが好きで、ここで直してもらいたいと前からあたためていたのです。
よく見るとソールも減ってるのでアウトソール交換もお願いしました。
踵だけ補修する方法もあるのですが、この靴の構造を調べたい別の意図もありました。
スペック表にはグッドイヤーウェルテッド製法と記載されていたものの、マッケイ製法かその亜種のブラックラピッド製法の可能性があったので、分解して確認したかったのです。
・縫い糸は切れている
・責任を認めずユーザーのせいにする
・結局直せない
・その他違法行為の催促
こんな経験をしたのでどうも信用できなかった。
で、分解してみると…
グッドイヤーではもちろん無く、マッケイ製法でした。
まっくろくろすけのKind Supply社、こんな靴を売りつけていたのに僕を悪者にしやがって。
分かっててやってるだろうからタチが悪い。
日本製のクオリティも最近は眉唾だとは思うけど、一連の対応は日本の対応とはだいぶ異質で、結局舐められてるんだろうなと思うに至りました。
このブーツは厚みが4〜4.5mmの極厚ヌメ革で、10ヶ月ほど履きましたが足はもうボロボロのムケムケでした。長年履き込もうと思って耐えてきたのにマッケイ製法だったなんて。
マッケイが悪いわけではないんだけど、やっぱりブーツ好きなら将来の選択肢の多いグッドイヤーが好みな人が多いと思う。手間もかかってるし、一般的に高い。
インチキみたいな商売になりがちなアジアの新興ビジネスも、非を認めて慎ましくやればいいところを開き直られるので厄介です。
日本人神話を崇拝するつもりはないけれど、こんな人たちと同じに見られないよう襟を正して行きたいものです。
帰りにお好み焼きのみっちゃんに寄って、広島にさよならしました。
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2023/09/29 19:12:07