
ミッションを新品に換装したラニョ23さんが慣らしを兼ねて
水曜日に関東に遠征するとのことだったので、まさか緑なヤツで行くわけにはいかず、
ユーロファクトリーにクリオをとり行ってきたわけです。

クリオが何故に入院していたかというと、
アクセルペダルとブレーキペダルの間隔を少し狭めてもらったのと、
左側のフットレストがだいぶガタガタしてきたので、
固定し直してもらう(はずだったがやり忘れたとのことでまた後日)ことと、
青クリに付けていた社外のエキマニを、銀クリに移植することでした。
社外のエキマニ、普段はあまり換装する恩恵は感じないのですが、
サーキットでのタイム差だったり、
榛名の直線を踏んだ時の最高速の違いがちゃんと結果として出るので、
もう一度付け直してみることにしました。

たまにしか東京、しかも平日なんて滅多に来ないので、
ついでにTYPEONEに寄ることにしました。
1年前に銀クリに乗り換える時に、銀クリはすでに13万km走ったボディなので、
少しシャキッとさせるためにリジカラを装着する予定だったのでしたが、
プロモーションビデオのような装着意義と違うような届いた商品の物に納得できなくて、
主治医が装着を拒んだいわく付きのモノを、
開発したお店で直接いろいろ聞きながら装着してもらうためでした。

TYPEONEのメカさんもいわば職人さんです。
僕が持って来たクリオ用のリジカラを、モノが間違って送ったわけではないのを確かめ、
これが何故ダメだったのか?と聞いてきます。
同封されているリジカラでは、このプロモーションビデオのように
ボディ側とサブフレの空隙を密着させるほどの厚み、大きさがないのでは?と話すと、
実はクリオのリジカラを商品化する時に開発部で賛否両論があったくらいで、
意外とクリオ2はボディとサブフレとの間に遊びがないらしいです。
ただ、ボルト固定されるボディ面とサブフレ面は基本的にどんな車でも
工場生産のラインでは点接触でしか固定されないので、
そこの間にリジカラを装着させて、面接触固定をさせるというのがリジカラの意義らしいです。

フロントのサブフレ固定部をリジカラを装着して下面、側方から見たところ。
※2枚の写真は同部位ではありません
直接お店に行った良い所は、パッケージの箱に入っているリジカラ以外にもお店には
山のような種類のリジカラがありますから、
丁度良い大きさのリジカラを在庫から装着してくれます。

リアはどうしますか?と聞かれ、リアも装着してみることに。
ビームとブラケットの間にリジカラが装着されてます。
メカさん: ・・・ 。ちょっとモニターしてもらえませんか?
ということで、この写真のところ以外にも試しに装着することに。
まだ商品化されてないことなので写真は×です。
作業が終わり、メカさんがちょっと試しに試乗をして来て一言、
メカさん:
か、硬いっすね脚wちょっと硬すぎかも(苦笑)
特にこれだと、リアのストロークが短いうえに硬いから動きがピーキーで、
雨の日とかは、ちょっと怖いかもw
一昔前の流行りの車のセッティングに近い感じがします。
話を聞く分に、TC2000を標準にしたいなら、もう少し柔らか目、
フィットRSをイジっていくと、多分クリオとパワー、車重が似通ってくるので、
そこら辺でイメージしていくと、クリオにはフロントで7〜8kg、リアで6〜7kgくらいが
ベストだと思います。
そうすれば、TC2000の最終を良い感じにロールさせながら曲がっていけると思います。
その方が速く走れるはず。
この硬さで、リジカラの効果は正直分かりずらいかも・・・
ただ、段差を乗り越えた時のスムーズさはあるかも。
リアをキッチリさせ多分、リアが硬くなった気がするのと、
ステアリングが重くなったような感じがあるかもです。
とのことでした。
最近、足のセッティングでいろいろお悩み中な方々、参考になりましたでしょうか?(笑)
実際、都内を少し走ってみた感想は、正直劇的な変化は感じられなかった思います。
集中して運転してみると、確かに今までは路面のうねりや、段差と超える時は
構えて、超える準備をしてましたが、装着後はそれほどのショックがこなくなったような。
車が静かになるみたいな謳い文句がリジカラにはありますが、
アスファルトのざらつきとか、細かいバイブレーションが伝わってくるような、
ステアリングインフォメーションが増えた気がします。
とりあえず街乗りで分かったのはこのくらいかな。
シズラーでそんなことを話していた時に、
リジカラでちゃんと効果が分かった人と、???な人の違いは、
分かった人はSifoのブレスバーが未装着で、
???な人はブレスバーが装着されていたという明確な差が出たこと。
やっぱSifoのブレスバーすげぇなと。
昨日、ユーロファクトリーに行って、そのことを話した時、
僕が1年前装着しなかった後、どうしてもリジカラを付けたいというクリ3乗りさんが装着して、
すげぇ変わった!という感想だったらしいけど、
やはりブレスバーは未装着車量らしい。
直接TYPEONEに行っていろいろお話を聞けたことや、作業風景を見れたり、
開発したお店ならでわの現場での細かな作業修正をしてもらい、
面白かったです。
‘職人さんのいる’お店でした。