ブースト、油温、油圧計取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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メーター取付の定番!ブースト、油温、油圧計の3メーターの取付をします。
水温はOBD2経由で表示ができるのでそちらを利用します。油温、油圧はOBD2では表示ができません。(自分調べ)
ブースト計は見た目が欲しいのでついでにつけてます。
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まず最初に言っておきます。
私はEJ20では定番の油圧センサーを外しての油温、油圧センサー取付をしました。しかし、油温はオイルの流れがないので反応が鈍く走行風の影響が強く出てしまいます。油圧はオイルポンプ付近なのか脈動が顕著に表れます。これはもしかしたらセンサー品質によるものの可能性もあります。(関連動画を参照)
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ある某有名メーカーの注意書きを転載させていただきました。
ここにもオイルエレメント付近への取付が推奨されています。(プレッシャースイッチ部分も可とは書かれていますが…)
計測精度をお求めになる方は取付位置には十分ご注意ください。
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さて、作業に入ります。
まずはオルタネータを外します。細かい作業は割愛しますが、電気系を扱いますのでバッテリーは外しておきましょう。
油圧センサーの端子は引き抜くだけで外せます。この端子は外したままでもエラーコードなどは発しませんのでビニテで保護をして邪魔にならない場所へ結束しました。
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油圧センサーの取外しです。
まずは周囲を綺麗に清掃しましょう。
センサーは24mmのディープソケットで取外しできます。
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センサー取付用のアダプターです。
有名なジュラン製ですが、エンジン取り付け部が1/8PT、購入した油圧、油温センサー部が1/8NPTというものが入手できず、購入したアダプターは「32554」という品番で全てのネジ規格が1/8PTというものです。
PTとNPTの違いはテーパー状の穴になっているかの違い(NPTがテーパー)センサー取付穴を1/8NPTタップを使いテーパー状に加工しました。
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各部にシールテープを巻き、最初に油温センサーのみをつけてエンジン部へ取り付けます。ここは差し込み過ぎてエンジン側ネジ穴を割ってしまう!というトラブルに注意です。ココは漏れなければイイので、手締め+少しレンチで増し締め程度で十分です。仮に取付後に漏れてきたら、以前締め付けた具合を管理しておいて、それより少し増し締めすればいいですからね。割ってしまったらもう大変なことになります。(私は別車でやってしまいオイルポンプ交換という多変な痛手を負いました:涙)
そして最後に油圧センサーを取付します。写真のような向きにするとGOODです。
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あとは配線処理です。
写真にはありませんが、センサー部分を遮熱シートで覆って走行風の影響を最小限にしてます。しかし、冬場の高速道路などでは油温が70~80℃です。止まると90℃。影響は避けられません。
配線全体はコルゲートチューブで熱対策をしています。
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次にブースト計センサー取付です。
こちらは簡単なので大きく割愛いたしますが、やはりブローオフバルブからの分岐が安定していました。
ホースは内径6mmのシリコンホースを別途購入し付属の三又で分配しました。三又はセンサー側が4mmなので6-4-6mmで構成されているものがよいのですが、私は加工してつけてしまいました:汗
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次に配線を社内へ引き入れます。
インタークーラーを外すと、写真の針金が突っ込まれているところにメクラキャップがされています。ココが私は一番良いと思いました。
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硬いもので断熱材をプスッと突き抜けば社内へつながります。穴径のそれなりにあるのでセンサー類の配線を通すには十分ですね。
ちなみに硬い棒は配線作業の定番!ワイパーの骨(バーティブラ)です。
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これが外したメクラキャップです。
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社内側です。
出てくる場所は説明が難しいのですがクラッチペダルよりもセンター側あたりになります。結構狭い場所からのアクセスになります。
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棒にこのように配線を巻き付けて処理をしてゆきました。社外側から社内への引き込みをしています。
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付属する配線ですが、ブースト計以外は長さが足りませんでした。あまりオススメできませんが私は手許しの配線で切り貼りして延長しました。今のところ正常に動作しております。
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通線した配線はコルゲートチューブ+ビニテでまとめ、保護しました。
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メクラキャップはホームセンターの電気配線コーナーでサイズの合うものがありました。
へこみ部分で23mmのものです。これにパックマンみたいな切り込みを入れて配線を通して穴に嵌められます。
防水のためにエアコン配管用粘土で覆っています。
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社内側のメーター取付です。
これは皆さんのお好みですね♫一番楽しい作業です♪
必要となる電源は
・常時供給電源(+)
・ACC(+)
・イルミネーション(+)
・GND(ー)
です。これは全てオーディオの配線から分岐して取付しました。
メーターも安物ですが、LEDの発光色が変えられる優れものです。適時設定しました。しばらくは楽しめそうです!
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全てが終了したエンジンルーム内部です。
写真右側の青いシリコンホースの先にあるのがブーストセンサーです。ダイヤフラム式らしい形状でとても珍しいです。若干反応が鈍い感じがしますが、値段相応です。
油温、油圧センサーの配線はインマニ中心左側からインタークーラーへ抜けているコルゲートチューブです。しばらく走行もしてますが熱害の影響もなさそうです。
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最後にインタークーラーを外したついでにスロットルバタフライを清掃し、モリブデンコートを施しました。
今まではGVBの修理中心でしたが、新しいパーツ取付はやはり楽しいですね。
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