
フランクフルトショーが始まりました。
車好きとしてはジュネーブが好きですが、地に足のついた車を見るならフランクフルトでしょうw
でも最近はフランクフルトも東京と同じように規模が小さくなるというか内容が薄いというか寂しくなっていっています。今回はトヨタや日産、三菱等が出展せず小さくなりました。
昔は3日くらい見て回ってましたが最近は1日で十分という感じです。
これからヨーロッパはCO2排出量目標95g/kmとか平均燃費28km/Lとかいう厳しい時代に突入するわけで今回のフランクフルトショーでもEVやPHEV、マイルドハイブリッド車が多数出ていました。
その中でもついに来たか!と思ったのはランボルギーニ「シアン」です。
785馬力を発生するV12(もちろん自然吸気)と、ギアボックスに組み込まれた34馬力のモーターのハイブリッドスーパーカーです。
シアンの場合は燃費や環境のためのハイブリッドというより、全域でのピックアップやレスポンスを高める感じのサポートモーターです。昔からハイブリッドシステムを採用すると重量増になるからピュアスポーツでは一長一短あると言われてきましたがシアンのハイブリッドシステムは34㎏とかなり軽量です。リアタイヤ&ホイールの方が重いかもしれませんね。
これほどの軽さならランボルギーニだけじゃなくポルシェ、アウディも納得するのではないでしょうか?
シアンはこんな感じです。宇宙船から出てくる小型の戦闘機みたいですね。
普通車で気になったのはメルセデスベンツ「GLE350de」です。2.0リッターディーゼルとモーターのハイブリッドですが、モーターのみで走るEVモードもあり106kmも走れるそうです。106㎞も走れると県境を越えるようなドライブの時しかエンジンは動かないかもしれませんねw せっかくのディーゼルなのにもったいない。
GLEは図体がデカく通常モデルでも重いです、そこにEVモードで106km走るための31.2kWhバッテリーを積むので車体重量は相当ありそうです。2500㎏超えるかどうかですね。
ちなみにバッテリー容量としては、E350eが6.28kWh、アウトランダーphevが12kWh、ホンダeが35.5kWhです。GLE350deはほんとEV並の容量。
これからもバッテリーの容量は増えていくと思いますが増えればさらにEVモードで走らせたいのが好印象もたれたい営業や企画の性ではないでしょうか?そうなると重量は減りにくいです。重量級のSUVやミニバンをEVモードで長距離走らせなければいけないかどうかはよく考えてもらいたいものです。最近2t超えの車増えすぎです。
Posted at 2019/09/12 14:52:49 | |
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