
来年、トヨタの高級ブランド“レクサス”から「LC」と「LS」が登場します。その昔、LC前身の「SC」は「ソアラ」として、「LS」は「セルシオ」として販売されていました。その血筋の最新作です。
LCのグレードは2種類、ガソリンエンジンの「LC500」とモーターとガソリンエンジンのハイブリッド「LC500h」です。どちらも“500”です。趣味で選べということでしょう。
そのパワートレインですが、LC500はV型8気筒5.0Lの自然吸気エンジンを搭載し、LC500hはV型6気筒3.5L自然吸気エンジン+モーターを搭載しています。
LC500のエンジンはレクサスの“F”車両に搭載されている「2UR-GSE」です。「IS-F」「RC-F」「GS-F」といった特別な車両に搭載されているエンジンが普通の名前のLC500に普通に搭載されているわけです。となると「LC-F」はどうなるのか?って感じです。
LC-FはLFAのような性能になるのでしょうか・・
馬力表記は様々ですw、477馬力とあったり467馬力とあったり475馬力とあったり・・まあそのあたりです。十分な馬力が出ると考えていきましょう。
前身のSCはV型8気筒4.3Lの自然吸気エンジン「3UZ-FE」で280馬力(北米は288馬力)でしたから大幅にパワーアップしたことになります。
LC500hのエンジンは「GS450h」や「クラウンマジェスタ」に搭載されている「2GR-FXE」です。こちらもさまざまな馬力表記がありますがだいたい350馬力ほど出ると考えておけばいいと思います。
私としては若干アレな感じがします。GSやマジェスタとほぼ変わらない数値です。「LS600h」より新しいのにそれより低数値。ですが今回のポイントは新しいトランスミッションにあるようですので新しいトランスミッションによる“走りの質感アップ”に期待したいと思います。
それに350馬力でも十分凄いです。日本の道路でこれだけのパワーが必要なのかと思います、LCのライバル的存在の高級外車を向こうに回しても決してひけをとらないスペックになっていると思います。
気になると言えばこれだけの高スペックですから値段・・でしょうか?
レクサス最高峰であるLSの2ドアクーペという位置づけであるLCですから1000万円は超えるでしょう。GS-FやRC-Fを考えると1200万円を超えるかも?LS600hまではいかないとすると・・1300万円前後という予想価格になります。
トヨタ最高級クーペですから、これくらいの価格になるのも当然と言えるかもしれません。
いずれにしても日産「GT-R」の高騰、ホンダ「NSX」の復活もあるのでLCのこの価格帯も決して高すぎるというものではないのかもしれません。
それではガソリン車、ハイブリッド車のどちらを選ぶのか?となると・・日本人はどうしてもハイブリッドエンジンに興味がいってしまいますし、ハイブリッドの牽引役としてトヨタもハイブリッド車を推していかざるを得ないといったところが本音でしょう。
私はニュルブルクリンクもアウトバーンも走りませんので、LC500hかなと思います。
なんですかね、高性能車が欲しいならレクサスは買いませんよね。「M4」や「AMG-GT」や「R8」を選びます。壊れないことやハイブリッドの無音、無振動、リニア感みたいなところがレクサスらしさだと思います。となるとLC自体買わないかも。「RX450h」でいいんじゃないかなw
「RX450h」と「718ケイマン」でどうだ!?1500万超えちゃう?
Posted at 2016/12/17 16:42:47 | |
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