
1月25日(水)
平日で世間様は寒い中で一生懸命働いていらっしゃるところ、ガラガラのスキー場へスノボを楽しむ若い者たちに紛れてぼっちスキーに行ってきました。
当日は寒波の影響で日本海側では大荒れの天気となり、大雪で西日本でも道路が寸断され暴風雪のなかで何時間も立往生とのニュースが前日から流れていましたが、中越地方は大雪だと言われる割には例年並みの積雪量のような感じが・・・・
もちろん、大雪注意報は発令されていたものの警報レベルではないため、ホテルのチェックイン時間と凍結の可能性が低い日中時間帯を選び出発することにしました。
昼前の午前11時に出発、外環川口西ICより大泉方面へと進みます。
比較的交通量も少なく淡々と流れ、美女木JCTを過ぎる頃には正面に富士山が登場。
やがて大泉から関越道へと合流し、進路を季節風に立ち向かう北西へと舵を切る。
交通量はグッと増えたが混雑する土日と比べたら楽勝ペース、東松山ICを近づく頃には徐々に車の数は少なくなってきました。
好天(でも西高東低の冬型気圧配置)でも太陽に背を向けているので眩しくなく走りやすいなぁ。
烏川(利根川の支流)を渡り群馬県へと入ると、更に交通量は少なくなり単独走行が続く、もちろんACCまかせのラクチンドライブとなった。

・武尊山がお出迎え
渋川ICを過ぎると道は大きく右にカーブし、いよいよ赤城の登りが始まります。
ここから先は制限速度80km/hになりますが、設定ボタンを数回押して速度を落としACC任せで進んでいきます。
出掛ける前E-NEXCOドラぷらのドラとら(渋滞・規制情報)によると、赤城高原SAから先はチェーン規制と50km/h制限となっていたが、融雪剤の散布や気温上昇で規制は次々と解除されている模様で、赤城越えは普段と変わらずの80km/h制限となっていました。
しかし、沼田ICを境に待望?の50km/h制限となり、この先を暗示するかのように曇天、風花が舞うようになってきた。
月夜野ICを過ぎる頃には路肩の雪もグッと多くなり、雪雲の影響でどんよりと暗く小雪が降るようになった。
この先の下牧PAからは、いよいよチェーン規制、2車線の本線は1車線に絞られ、本線は閉鎖で強制的に全車PAへピットインさせられる。
スタッドレスを履いていれば係員によるチェック後本線に戻れるが、夏タイヤの人は当然アウト!チェーン着装しない限り決して先へは進めない厳しい冬の掟なのだ。
関越トンネル直前にある谷川PAで、新潟側の情報収集のため小休止。
建物内にある情報板モニターでチェックすると、トンネルを出た土樽側は案の定真っ白の圧雪状態で視界も悪そうである。
通行止めや事故情報は無かったので少しホッとしたが、走行にはいつも以上の慎重さを要求されるのであった。

・関越トンネル通過中
長い国境のトンネルを抜けると白銀の世界、正真正銘の雪国です。
トンネル出口の土樽PAで再び強制収容されるが、スタッドレスタイヤ装着車は本線へ直ぐに出られます。
ここまでずっと先頭を走ってきたが、今度はネクスコのパトロールカーが先頭に立った。
至るところで除雪の最中、本線は路肩や中央分離帯が深い雪で埋もれ、道路幅も狭まく荒れた圧雪路面へと変わる。

・土樽付近の本線(下り)
このような状況でも追い越す強者がたまにいるが、追越し車線には数本の轍しかなく今回は誰一人前に出ようとする者はいなかった。
各々が大きく車間を空け恐る恐る走っている様子がルームミラー越しから感じられました。
トップ引きのパトロールカーは、長い下りが終わる湯沢ICで出口車線へ進路変更。
再び先頭に返り咲いたものの視界が更に悪くなり、追突予防のリアフォグを点灯し後続車への注意喚起するが、後続車のヘッドライトやフォグランプの光は次第に遠くなり、数分で見えなくなってしまったのだ。
たいして速く走っている訳ではないが、FFやFRだと走り辛いのは確かである。
石打塩沢ICを過ぎた辺りから次の六日町ICまで、時折大雪が突風に煽られ恐怖のホワイトアウトが・・・・
このホワイトアウトは一瞬で目の前が全て真っ白となり何も見えません。
少し収まったところで車線を跨いでいることも往々にしてありました(恐)
それも5回ほど

・視界は悪いが、これでもかなりいい状態(塩沢石打IC~六日町IC間)

・アイサイトはナイサイトに・・・・
今回は、このICを2区間ずっと単独走行でした!
もし、このホワイトアウト時に後続車、特に大型トラックなんかいたら、もし突っ込まれたらと思うと恐怖で顔が引きつります(考えたくないですねぇ)
そうこうするうちに六日町IC出口の標識が・・・・・
正直、ホッとしました(;^_^A
本線から降りると雪はバンバン降ってはいるものの、周囲が識別できるので本線より走りやすくなります。
IC出口からR253を右折し3kmほど緩やかな山道を登ると、スキー場の大きな看板が目に入り、ここを左折してチョッと下れば到着です。
駐車場には50台近く駐車していたが、重い荷物を下ろすため更にホテル入口に横付け出来る狭いスロープを登って無事到着。
荷物を下ろし、その先の小さな宿泊客専用駐車場へ移動すると、僅か4台しか駐車していなかった。
チェックインを済ませ窓からゲレンデ下部を見たら、ボーダーやスキーヤーは殆どおらず、空の搬器(リフト)だけが空しく動いていたが、時々見えなくなった。
吹雪だったから当然だよね。
チョッと疲れたので暖房の効いた部屋でお昼寝ならぬ、お夕寝ZZZzzz・・・・

・一人でゆったりの部屋

・部屋からの眺め

・部屋からの眺め(夕食後)

・夕食(バイキング)
寝る前(この時24時)誰もいない大浴場へ行き、一人貸し切り状態で温泉を満喫する。
はぁ~、極楽極楽~(^^♪
つづく
※本日の走行距離 208.1km
※ 〃 燃費 15.1km/L
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2017/01/28 14:19:02