
今日は昨日からの続きで始まりますので、お手数でも
前回からご覧いただくことをお勧めいたします。
5月16日(水) 天候:晴
昨晩は川の音を聞いているうちに寝落ちしてしまい、寒くて気付くと早朝でした。
深い谷あいまで陽の光が届くにはもう少し時間が掛かりそうなので、得意の二度寝をします(笑)
今度は8時チョイ前でしたので洗顔を済ませた後、食堂に出向きましたが他の宿泊客は殆ど朝食を済ませたようでラストバッターとなってしまいました。みんな早っ(^^ゞ
まあ急ぐ旅ではないので、のんびりと戴くことにしましょう(笑)

・本日の朝食

・今朝の中津川 大きな岩は夫婦岩、対岸は宿の露天風呂♪
食休みをしてから内風呂を浴び今日のコースの再チェックをしましたが、それより生の地元情報の方がイイかも?と考え、宿のご主人に聞いてみることにしました。
すると、5月いっぱい冬季閉鎖中の
雑魚川林道は既に非公式ではあるが全通しており、正式には明日5/17に正式に開通するとのことで走行に支障はないとのことでした。
ただ、接続する奥志賀林道は
土砂崩れの復旧工事のため志賀方面へは7月まで抜けられないと話されておりました。
雑魚川林道は目の前の橋を渡ると直ぐに
通行止めの看板があるが進入しても咎められることはないので名所の雪渓(水の沢大水)があるし、その先にも道路脇まで雪渓があるので珍しいので見学したら?と勧められました。
その他、
戻る際には切明に戻らず村道周りでもR405に何通りか抜けられるし、その途中には道路脇に滝があることや、その先には資料館など見所も点在していると話され、A3サイズの観光案内図にマーキングしてくださいました。
こうやって地元情報を親切丁寧に教えてくださるって旅人にとってはとても嬉しいことだし、今後のリピーターにも繋がることですね~♪
もし面倒な素振りをしたら来訪したいと思いませんもんね。
チェックアウトの支払いを済ませ、いよいよ出発です。
先ずは目の前の雑魚川林道の橋の中央から、宿泊した切明リバーサイドハウスの川下側にある夫婦の滝を撮ってから林道に入っていきます。

・雑魚川林道の入口である橋は目の前

・中津川の橋の上から(画面中央奥に注目・滝が見えます)

・夫婦滝(アップ状態)

・すれ違いが難しい林道の橋(橋の名は未確認)

・雑魚川林道を上って行く
右手(北側)にある鳥甲山(とりかぶとやま:標高2,037m)の南斜面をクネクネと上って行きますが、土地が痩せているのか萌黄色の若葉が生え始めた白樺の樹々が目につきます。
窓を全開にして走行しても周囲はいたって静かで、FA20の奏でるボクサーサウンドだけしか聞こえません。
幾度となく見通しの悪いカーブを抜けると
大きな雪渓が目の前に現れました。
名称
水の沢大水です!ややこしい名前だな、ぼそっ
とても大きな雪渓で8月でもこの景色が見られるそうですが、観光客としては実質今日が一番乗りかもしれませんし、これからどんどん溶けてしまうことを想像すれば今が最も大きな状態であることには違いありませんね\(^o^)/

・水の沢大水
(雪渓前に停めた銀虎と比較すると大きさが解りますね)

・雪渓をバックに(水の沢大水)

・少し先にも雪渓が・・・
(名称不明)

・側溝には冷たい雪解け水が流れています

・さて、これは何でしょうか?
正解は、蕗の薹(フキノトウ)が成長して薹(とう)が立った状態なのです。
地面周囲にはフキ独特のうちわ状の葉がたくさん生えています。
花が咲き終わった後のタンポポの種子と似ていますね。

・帰り際にもワンショット
(水の沢大水)後方中央の高い山が鳥甲山

・眼下には走ってきた道が・・・

・雑魚川林道を下る

・雑魚川林道から村道へ左折
村道に入っても道幅は林道と変わりなく少しずつ下りはじめました。
緑のトンネルが多いため周囲の山々を見渡せる箇所が少ないですけど、気持ちよく走ることが出来ます。
しかし、
豪雪地帯で冬季閉鎖の道だけあってガードレールがありませんので、無理に走ると崖下へ真っ逆さまですから走行には慎重さが必要です。
暫く走ると、目の前が開け鳥甲山の頂上と共に道路脇には砂防ダムが見えてきます。
その少し先には小さな滝と雪渓がありました。

・新緑に囲まれた村道が続く(冬季閉鎖)

・鳥甲山から流れる雪解け水と砂防ダム

・滝沢の不動滝と雪渓

・滝沢の不動滝と銀虎

・林道のような村道下っていく(冬季閉鎖)

・名もない沢でも風情が・・・

・素朴感のある山藤

・眼下に中津川が流れる
村道を下って行くと屋敷の集落に入り、ここには民俗資料館があります。
ここから対岸のR405へ抜けることが出来ますが、もう少し先に行ってみましょう。
途中小さなトンネル(屋敷トンネル)がありましたが通行止めの看板が置かれ旧道のように見えるので、トンネルには入らずバイパス?の方へ進めていきます。

・通行止めの屋敷トンネル
左手が布岩山なので、走ってきた村道も県境近くなってきました。
やがて新しいコンクリート製のスノーシェルターの先にはT字路があり、左折すると北野天満宮を経由して奥志賀方面に抜けられる道と、直進は森宮野原方面へと繋がっておりますが、既に新潟県に入ってしまいました。

・立派なスノーシェルターだが、その先は・・・
何れも冬季閉鎖の看板が設置されているし通行可能の確認が取れていないので、先ほど通過した屋敷へUターンして屋敷集落へ降りてみることにします。
集落へは、とても狭くて急坂なので冷や汗が・・・
せっかく降りてきても、奥まったところにある民俗資料館だけで他は見所がないようなので通過、さらに中津川を挟んで対岸のR405方面に上って行きます。
要するに、中津川を挟んで両脇の山の中腹に道路があるので、対岸に渡るには山を下って橋を渡り、更に上って道に出るって感じです(;^_^A
また、それぞれの道が急な坂道だらけですので移動には一苦労ですね。
ようやく対岸のR405屋敷入口に辿り着きました。

・村道から酷道へ(屋敷入口)

・バスは一日4便(津南駅~秋山郷・和山)

・小赤沢付近で見た八重桜が満開ですΣ(・ω・ノ)ノ!
屋敷入口から左折して
R405に入ったものの、道路状況は険しかった林道や村道と大差なく、やはり酷道と呼ばれるだけの厳しい道路です。
少し下って行くと硫黄川があり、ここで信州秋山郷とはお別れして新潟県津南町の越後秋山郷に入り、小赤沢、蛇淵の滝がある大赤沢を通過しどんどん下って行きますが、中津川に架かる
前倉橋手前の狭くて急坂のヘアピンカーブを曲がった所で・・・
路線バスとご対面~Σ( ̄□ ̄|||)
相手が路線バスだし登り優先だからバックするしか方法はありません。
急坂のヘアピンカーブをバックするとは思いもよりませんが、幸いにも後続車がいなかったので
ハザードを点けながらゆっくりとバックしていきます。
僅か100m程の距離ですが、これって結構難しいですねぇ・・・(ノД`)・゜・。
路肩の退避スペースに収めた後、ホーンで合図を送ると、バスからもホーンのお返しと共にヘアピンカーブに道幅一杯に姿を現し、ゆっくりと登ってきました。
どうやら
無事にすれ違うことが出来てデメタシでめたしとなり、再びヘアピンカーブ突入です。
今度はすんなり無事通過でホッと胸をなでおろし、次のカーブにある前倉橋近くの『へいけ茶屋』にピットイン。
ここでは、地元で採れた山菜をお土産に購入しました。

・へいけ茶屋の駐車場(柱状節理が目の前!)

・柱状節理の岩肌と中津川に架かる赤い前倉橋

・岩肌にしがみつくように咲いているヤマツツジ
新潟側に入ってもまだまだ酷道の連続ですが、概ね順調に下って行きます。
両側が切り立った状態だった岩肌も次第に離れ始め、結束温泉、坂巻温泉を過ぎるといよいよ秋山郷とサヨナラし里へと入ってきました。
結構厳しかったけど存分に楽しめたなぁ・・・

・季節遅れの菜の花畑 (後方の山々を越えてきたのだ)
やがて津南町の街中に入るとR117へ右折しますが、何やら暑い感じがする。
MFD表示の
外気温は・・・なんと32℃Σ(゚Д゚)
これじゃ真夏じゃん、
暑いぞ新潟!

・MFD表示は外気温32℃
R117を十日町方向へ適度に流し、十日町からはR353で清津峡・十二峠経由で魚沼スカイラインへと向かい新緑の山道ドライブの最終仕上げを予定していたのですが、
魚沼スカイライン入口を左折したら・・・
なんと通行止めΣ(゚д゚lll)ガーン
まあ、これまで酷道や林道を存分に堪能したのだから仕方ない、
諦めよう。
と、すごすごと石打迄下って関越道で帰途に就くのであった・・・
とほほっ

・ガーン、通行止めの看板が・・・涙

・魚沼スカイライン十二峠入口

・R353下り・前方は魚沼平野だが山が・・・(ノД`)・゜・。

・関越トンネル内県境(工事による車線規制中)
関越道は都心に近づくほど交通量は増えていくが、大きな渋滞もなく外環道へと進み、途中戸田西ICで新大宮バイパスを左折し
埼玉スバル浦和店に立寄る。
以前紹介したことがありますが、
ここにはみん友であるトップセールスのひで郎さんがいますのでチョッとご挨拶を・・・
あいにく外出中でしたが、休憩を兼ねて待つことにしました。
やがてひで郎さんご帰還です!
少し体調がすぐれないようでしたが、
忙しい中お相手してくださいましてありがとうございました。

・埼玉スバル浦和店

・XVを眺めながらアイス珈琲は格別♥
その後、友人宅へお土産を届けているうちに時間が経ち、自宅に着いたのは21時をまわっていました(^^ゞ
最後に、信越秋山郷にお出掛けの計画がある方は、ネットや現地に問い合わせするなど最新状況を確認し、無理のない行程を組まれることをお勧めいたします。
今回も長~いブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。
またのご来店心よりお待ちしております。
大変お疲れ様でした。
では(@^^)/~~~
おしまい

本日の走行距離 260.5km
〃 燃費 14.4km/ℓ
2日間の総走行距離 519.3km
〃 平均燃費 14.7km/ℓ

・連日金トロフィー🏆ゲット!
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Posted at
2018/05/18 22:36:14