純正フロントスピーカーにローパスフィルター追加

先日、純正のツイーターにコンデンサーを追加して効果があったので、今度はフルレンジスピーカーにローパスフィルターを追加してみることにしました。

スピーカーを自作している方々のWebページで調べたところ、ハイパスフィルターが8.2μFの場合、クロス周波数は3.2kHzあたりにするとよいらしい。その場合、ローパスフィルターは0.39mHのコイルを使うとのこと。

これらの情報に感謝しつつ、早速そのスペックコイルを早速ヤフオクでゲット。

コイルは電線をぐるぐる巻いた形状なのですが、これは容器に封入してあって取り付けがしやすそうだったので選択。送料込でも2000円もしないで入手できました。

クローゼット奥のがらくた箱で眠っていた、以前Golf7にFocalのネットワークを取り付けたときの自作配線を再加工して利用します。

コイルはプラス側の配線に入れるとのこと。コイル自体の端子の向きはない？

（追記）やはり電流の向きは揃えた方がよいようなので、コネクターが来たら配線を組み直します。

フロントの18cmスピーカーのコネクターはこのような4極タイプ。

同コネクターのメス側。

スピーカー側はとりあえず暫定で平型のギボシ端子を使っておいて後日コネクターを入手したら付け替えることにします。

ドアはスピーカー前方が比較的空間に余裕があるので、ここにコイルが収まるようにします。

ドアパネルを戻して試聴してみましたが、違いは歴然！

まず、高音域のガシャガシャした感じがなくなりました。３本しかない純正オーディオのグライコではもともと真ん中が一番低いV型の設定にしていたのですが、真ん中を上げてもうるさい感じにならず、女性ボーカルの声だけが前に出てくる感じ。

反対に低音は雑味がなくなり、バスドラムの音の輪郭がはっきりして音が立ち上がるスピード感が増したと思います。

片側あたり1000円もせずに改善できて満足です。

（追記）コイルは磁性体なので、強い磁石を持つスピーカーからは少し離した方がよさそうな気がしてきたので、後日配線を組み直すときにはもっと上の方につけようと思います。