ヘッドライト プロジェクター化(1)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
2014年くらいにPIAAのHIDコンバージョンキットでH4タイプのHIDに換装していましたが、配光にややムラが出てしまうのが少し気になっていました。
以前乗っていた車もプロジェクターに加工していて配光が気に入っていたので今回もやってみることにしました。
バーナー部のみ交換で、バラストとイグナイタはそのままPIAAのものを使います。
2
加工のため取り外している間に車に乗れないのは困るのと、加工に失敗する事も考えてオークションで中古のランプユニットを落札しました。
これで加工に何日かけても大丈夫ですし、もし車検でNGになることがあってもノーマルに付け替えることもできます。
3
殻割りの方法についてはいくらでもググれば出ると思うのでここでは書きません。
シール部分のブチルは残しておいてそのまま再使用する人と、全部除去して新しく充填する人がいます。
ブチルの除去は結構面倒な作業で、新しいブチルも用意しないといけないので時間とコストがかかってしまいますが、再使用はなんとなく不安なので自分は再使用せずに除去して新しいブチルを充填します。
4
そしてプロジェクターです。
以前の車に加工したものは他車用のユニットでポン付けは無理なので、自車のランプのリフレクタを大きくカットしたり光軸調整可能なようにハウジングに固定するためのブラケットを作ったりしました。
今回はH4バルブの交換としてポン付けできるタイプの汎用のプロジェクターユニットをオークションで入手しました。ソレノイドが内部の遮光板を動かしてHI/LOの切り替えも可能です。
一応、新品のようですがどこのメーカーの物なのかわかりません。というかたぶん偽物作りの得意な某国製な気しかしませんがまあいいでしょう。
これには専用HIDバーナーを使うタイプと汎用D2バーナーが使えるタイプがありました。
某国製であるならば専用バーナーの品質が疑問なので、ここは汎用D2バーナーが使える方を購入。
だが説明書といえるものも無く、シリコンリングと金属リング類が同梱されているだけという不親切さ。
5
色々と組み合わせてみて、たぶんこうだろうと予想。
少しネジ山が見えている部分がリフレクタを挟み込む部分で、プロジェクターユニットにシリコンリングをクッション材として取り付け、リフレクターの前方から入れて裏面からH4バルブの台座風の金具と薄い方のナットリングで固定。D2バーナーを差し込み厚い方のナットリングでバーナーを固定。バーナーがガタつく場合は小さい方のシリコンリングとワッシャーリングで調整。だと思う。
6
これでリフレクタにポン付けできますが、リフレクタのH4台座の切り欠きは対向車への眩惑防止のためか、裏面から見るとやや時計方向へ回転した角度がついています。
このまま取り付けても実用上は問題はないかもしれませんが、カットラインのくっきり出るプロジェクターは水平で問題無いように思いますし、メーカー純正装備のプロジェクターは全部水平だった気がします。
なのでこれも水平に近くなるようにリフレクタの切り欠き部を一部切り取って合わせます。
リフレクターの素材は何かよくわかりませんが、軽いうえに突起部はペンチで掴んで捻るだけでサクッと折れるし、ドリルで穴を開けてもすぐに貫通するほどの脆さですが、繊維のようなものが練り込まれているようで湾曲した形状なら強度は保てるということなのでしょうか。
7
プロジェクターユニットのメッキカバーに付けるSMDイカリングも取り付けてみました。ライトユニット内の熱にどれだけ耐えられるのかは分かりません。
一度組み上げるとバラすのが大変な部分なのであまり安物は避けてちょっと高いモノを購入しました。(後日談:それでも数ヶ月で一部不点灯という結果に)
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ハウジングに取り付け、イカリングとソレノイドの配線なども外に出しておきます。
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