THULE Dynamic L (旧 Dynamic 900)  

前車からキャリーオーバーしたものです。

先日、山チャリをルーフのサイクルキャリアに積載してみましたが、あまりにも現実的でない労力が必要で、呆気なく車内積載に変更することに。

物置から追い出されて屋外に放置されていたルーフボックスですが、ようやく出番が巡ってきました^^

このDynamic L (ちょっと前に900→Lに名称だけ変更したみたい)は、高さが抑えられているものの、かなりの大柄ボディなため積載能力は結構高いです。

積載するモノにもよりますが、縦走用の登山用具一式(ザック・ブーツ・テント・ストック・着替え含む)2名分は余裕で呑み込めます。　

前後の長さもあるので、いつか挑戦しようと思っている釣り用のロッドも入れようと思います。

高さが抑えられているためか高速走行時の風切り音も気になりません。(ロードノイズにかき消されるのでほとんど意識しません)

シャランのルーフレールにTHULEのWingbar Edgeをベースキャリアとして設置していますが、ルーフボックス最底辺とルーフ上面のクリアランスは約7cmほどとなります。

底はリブが刻まれ、中央部分はえぐれているのでルーフアンテナとは約3cmほどのクリアランスはあります。

低いポジションで設置できるので見た目は良いものの、洗車の際にはルーフ上面の拭き上げはかなりムズくなります。

また、シャランはそれなりに車高があるので積載するときには脚立が必要になると思います。

重さは20kgチョイありますが、ちょっとしたコツさえ覚えれば1人でも積載は難しくありません。

・中央両サイドのグリップを握って抱えこみ
・「頭頂部」を使ってアシストしつつ持ち上げる
・ルーフボックスの端をベースキャリアに乗せる
・ベースキャリアの上を滑らせてルーフ中央に寄せる
・両側からベースキャリアバーとグリップフックの位置を合わせを行ってロック

という感じでしょうか。
位置合わせは載せた後でも容易にできますので、まずベースキャリアバーの上にルーフボックスの端を乗せる、という点が私的なポイントです。



【ベースキャリアを設置するポジションについて】


バックドアをオープンした状態で、ルーフボックス最後端とのクリアランスは約10cmとなるようにベースキャリアの位置決めをしています。

本当はもう5cmほど後ろに下げたいのですが、念のためにマージンを足してあります。
参考までに手順を記しましたので参考程度に^^;


1.ルーフ後端から75cmの位置に後部キャリアバーの中心が来るように設置(多少の微調整ができるように本締めはせずに仮締め)

2.後部キャリアバーの中心から前方に70cm移動させた位置に前部キャリアバーの中心が来るように設置(同じく仮締め)

3. ルーフボックスをキャリアバーに乗せる(フック位置も合わせますが締め込みはしない)

4. バックドアをオープンしてクリアランスのチェック

5. 必要ならベースキャリアの位置を動かしてポジション調整をする

6.ポジションが決まったらベースキャリアを本締めする

7.ルーフボックスのフックを本締めする

8.全体を揺すってガタがないかチェック

9.近所をテスト走行しておけばさらに安心