ステアリング交換の練習をしてみた^^; その1

いずれはステアリングを交換したいので、エアバッグとステアリングを外す練習をしてみました。

先人たちの整備手帳も多数投稿されていましたが、マイチェン後MY2016以降での記録が見つからなかったので、構造チェックを兼ねた備忘録として留めておきます。

まずはステアリングコラムカバーを外しますが、構造はパサートと同じなので、左右コラムの付け根を内装剥がしで軽く抉ってアッパーカバーを開きます。

アンダーカバーはトルクスネジで左右に1箇所ずつと、下側に1箇所で留めてあるので外していきます。

ヘッドサイズはT20です。

ステアリングを90度左右のどちらかに切って、切った反対側のネジを外したあと、ステアリングを逆方向に90度切って同様にネジを外していきます。

アンダーカバーの下側のネジ位置です。屈み込まないと見えません。

運転席シート前端との距離があまりないのでネジ頭を確認しづらく、ドライバーを当てるのが割と大変です。

3箇所のネジを外したら下側に引き出せますが、イグニッションシリンダー跡にセンサーが接続されていますので、カプラーを外します。

裏側の爪を「押して」引き抜く感じです。

黄色丸はトルクスネジで留められていた場所になります。

エアバッグを外すためにはステアリングの裏からエアバッグを固定しているバネをずらす必要があるのですが、あると思っていたアクセスホールが見当たりません...

どうやらこの丸い部分を突き破ってアクセスしなければならないようです。

いきなりマイナスドライバーを突っ込むのもどうかと思い、小さい穴を中心に穿ってからカッターで切れ目をいれてから作業をすることにしました。

とはいえ、アクセスホールが小さすぎて(あると思われる)バネの位置を確認することができません。

パサートと同じようなバネがあるだろうと勝手にイメージして、ドライバーの刃先を外側から内側にテコ入れしてみます。

うまく手応えがあるとエアバッグが浮き上がりますので、ステアリングを反対方向に90度切って同様にバネを外しながら手前に少しずつ引き抜きます。

まだハーネスが接続されているので、力任せに引き抜くことは厳禁です。

MQB車のエアバッグと違い「ガコッ」と外れないのと、どこを抉っているのかがイマイチわかっていない不安もあり、あまり気分の良い作業ではありませんでした。

数回やると慣れるとは思いますが、このあたりはMQB車の方が作業性は遥かに高いように思います。

エアバッグが完全に浮き上がったら2つのハーネスを外しますが、慣れないうちはエアバックでステアリングを傷つけてしまわないよう、グリップ部にタオル等で養生しておくと良いと思います。

...その2に続きます。