ヘッドライトを社外品(中華製^^;)に交換!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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納車から1年が経過するにあたり、記念弄りとしてヘッドライトの交換をしてみました。
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まずはヘッドライト本体を取り外し、配線を確認します。
配線の束は3つほどタイラップでまとめられて、樹脂のヘッドライトケースにツメで固定されています。(タイラップとツメが一体になったモノです)
ケース内に2箇所、ケース外に1箇所ツメが出ていますので、ラジオペンチで軽くつまんで押し込んでやれば外れます。
(ツメは樹脂なので潰しすぎないように注意)
ツメさえ外せればヘッドライトケースから配線を取り出すことができます。
ヘッドライト内に収まっている配線は4系統。
水色の丸のカプラーはヘッドライトケース内で繋がっていたもので、メーターにつながっているようです。
ピンク丸はオプションカプラー。アクセサリーの電源を取得するのに使うところですね。
黄色丸は左右のウインカー配線。スイッチボックスからここに信号が送られてくるのだと思います。
そして白丸がヘッドライトを接続するカプラーです。今回はこのカプラーに接続する延長カプラーを作成していきます。
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老眼に鞭打ってなんとかカプラーが出来がりました。
使用しない端子もありますが、とりあえず全てのチャンネルに(ほぼ)同色のワイヤーを割り当てています。
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使うのは1番・2番・3番以外の5つのチャンネル。
2番はいずれメーター内のハイビームインジケーターに入力するときに使いますが、現状はとりあえず無視しています。
使わないチャンネルに接続しているワイヤーは端を収縮チューブで絶縁しています。
作成した延長カプラーとハーネスをヘッドライトに接続して、はりきって点灯テストをしてみます!
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しかし点かない....^^;
配線の間違いかと思うも、確認してみたが問題なし。そもそもこの配線はとてもシンプルなので間違えようもない。
では車体側の回路がイカれたかと思い、純正ヘッドライトを戻してみるときちんと動作するので原因がさっぱりワカリマセン。
素人考察ながら考えられる理由は2つ。
6番の入力は左スイッチボックスのディマースイッチを経由して4番と5番のハイ/ロー配線に出力されるのですが、スイッチボックスはハザードやパッシング機能がついてボタンレイアウトの違う社外品に変えているため、純正以外のライトに交換すると不具合が生じるような配線にしているのが原因かも...とか。
もう一つは純正はレギュレター経由の交流パワーが入力されているので、バッテリー経由の直流パワーを入力するだけではだめで、どこかの配線を変更しなければならない...とか。
でも参照元のサイトではそんなことは書いてなかったしなあ。
まあ考えてもわからないので、プランBに変更することに。
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ヘッドライト電源は純正のヘッドライト8Pカプラーを経由せず、バッ直で取り出すことに。
リレーを追加してイグニッションON時に導通する配線に変更しました。
純正カプラーからはトリガーとなる7番のバッテリー線と8番のGNDの2つだけ使い、後日スイッチボックス変更時にハイビームインジケーターへ信号を返すために2番を残すことにしました。
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バッテリーに接続するパワーケーブルはプラス・マイナスともに1.25sqの少し太いワイヤーを用いて作成しました。
プラス線の途中に10Aのミニヒューズを挟んでいます。
バッテリー端子にアクセスする頻度なんて高くないので、クワ形ではなく固定が確実な丸型の端子で接続しました。
※取り付け後の画像は省略
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配線図に従ってハーネスを自作しました。
ひとまとめにした方が取り回しがしやすいと思って頑張って作りましたが、結果としては失敗作になったモノです。
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まずはオプションカプラー系統のアクセサリーとウインカーの点灯を確認し、
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ヘッドライト系統の点灯も確認します。
配線経路が単純化したので問題なく点きますね^^
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プランBの点灯テストが無事に終わったので、ヘッドライトハウジングの取り付けに移ります。
購入したヘッドライトは5.75インチのサイズなので純正よりひと回り小さく、ハウジングも少し後方に出っ張っているので、ステーを使ってちょっと前方にオフセットさせる必要があります。
そのために揃えたのがこれらのパーツ。
ヘッドライト代よりもコストがかかっています^^;
使うステーの穴径がM8/M10、CT125のライトステーの穴径がM6で、このヘッドライトの固定穴径がM8、とひと回り小さいので、ボルトのセンターを出すために変換カラーも使うことにしました。(なくても固定はできると思います)
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また、ステージ自体に少し加工が必要です。
純正のライトステーの内側がこのような形状になっているため、購入したステーのサイズが少し大きくてちょっと干渉してしまいます。
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なので長穴(M8サイズ)側の端、3方向をこのように金属ヤスリで削ってあげる必要があります。
※写真は加工後に塗装したものです
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加工後はこのようにフィットしてボルト穴に干渉しなくなります。
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最終取り付け前に、ハーネスをヘッドライト系とアクセサリー系+ウインカー系の2系統に分割しました。
先に作成した一体型のハーネスだと取り回しに融通が効かないことと、ハーネスの長さを再調整したかったためです。
こちらはヘッドライト系統のハーネス。
本来はヘッドライトをオン/オフするスイッチの増設はイカンのですが、セルスタート時の負担を軽減するために取り付けています。
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こちらは別系統にしたオプション電源とウインカーのハーネスです。
ウインカーは独立させてもいいのですが、DRL用の信号をオプション電源から取っているので一緒にしています。
配線系統を分けることで、問題が生じた際の原因の切り分けもしやすいと思います。
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雨の日に乗ることはないので、防水対策として簡易的にPVCのカバーを取り付けることにしました。
寸法は表記してあるものの、実際のサイズ感がわからないのでとりあえず大中小と3サイズ購入してみました。
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ハーネスの系統を分割したので、カバーが取り付けやすくなりました。
もう少しハーネスの長さをギリギリまで攻めたかったのですが、カプラー部はすべてカバーされたのでとりあえず今回はヨシとしておきます。
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ヘッドライトを取り付けて交換作業がすべて完了です。
ヘッドライトの径がひと回り小さくなったので、スマートな印象になって気に入りました^^
もうすぐ春だというのに、トレール仕様に戻ることができなさそうで怖いです😅
ちなみに前評判通り、ヘッドライトとしての機能は皆無です。懐中電灯で照らしているようなレベルで(実際は懐中電灯以下^^;)、ハイビームとロービームの差がほとんどありません※。ハイビーム時にほんのわずかだけ光量がアップするような気がするだけです。
まあ夜に乗ることもないし、トンネルはスポットライトを使うので妥協しています^^;
※今回、ハイビーム配線をデッドにしているのはこの役に立たない性能のせいなのです。
ですがポジションライトの光り方があまりにも好みすぎて飯が3杯いけます。
ヤマトの波動砲みたいでかっちょえーよなー(自画自賛)。
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ライト本体のインナーが黒いので、ライトが非点灯の状態でも純正からかなり印象が変わりますね。
スイッチボックス交換とあわせて別なものに交換しようと思っていましたが、壊れるまで使ってみようと思います^^
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