LLC交換とエンジンオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回のLLC交換から5年経過したので、今回もDIYで交換しました。
今回も古河薬品工業製の希釈不要ラクラクスーパークーラントを6L用意しました。
用意したもの
古河薬品工業製 ラクラクスーパークーラント 2Lx3個
シリコングリス
ショートメガネレンチ10mm
内径9mmのビニールホース約50CM
2
LLC交換中の暖機運転でエンジン内部のフラッシングができると思い、エンジンオイルも交換しました。
今回はモノタロウの格安0W-20オイルへ交換するので、オイルフィルターも交換します。
用意したもの
MORI GREEN SELECTION 0W-20・・・フラッシングオイルとして
モノタロウ エンジンオイル 0W-20・・・樹脂製ボトルです
モノタロウ オイルフィルター TO-13-A
トヨタ用カップ型オイルフィルターレンチ
12-14mmメガネレンチ
3
オイルパンのドレンボルトを14mmメガネレンチで外し、旧エンジンオイルを排出。
ドレン口から滴下する程度になったら、ドレンパッキンは古いままドレンボルトを取付
フラッシングオイルを約3L注入
なお、採れた廃油は3.5Lほどだったので、2AZエンジン特有のオイル消費は未発生のようです。
(いつもレベルゲージの半分くらい3.5Lに合わせています)
4
ラジエータのドレンコックです
助手席側の全面下部、アンダーカバーを外すと見えます。
黄色のプラスチック製なので、手で緩みます。
コックを緩めると、穴からクーラントが排水するので、緩める前にビニールホースを付けておきます。
ビニールホースを付けないと、バンパー下部に廃クーラントが当たり、乾燥すると周囲がベトベトになります。
5
外したドレンコックです。
排水穴に触れるところが汚れています。
6
シリンダーブロック側のドレンボルトです。
エキマニに接触するので、ショートメガネレンチだとぎりぎり入ります。
ブレーキフルード交換に使った8-10mm板ラチェットで1コマ分回せました。
7
外したシリンダーブロック側のドレンボルトです
5年前は先端部とネジのない箇所が綺麗な真鍮色でしたが、先端部以外が黒く変色していました。
真鍮ワイヤーブラシで磨いたものの、あまり綺麗にならずそのまま付けました。
8
古いLLCです。
前回同様約5L抜けました。
白のテープ部はシュアラスターカーシャンプーを希釈する4Lの目印です。
9
新LLCをリザーバータンクから注入します。
2.4Lエンジンの2AZ型は下側のB-LINEまで注入します。
約5L入りました。
10
リザーバタンクキャップを外したまま、ラジエータホースの流入側と排出側をそれぞれ揉んでエア抜きをします。
コポコポ音や液面が収まったら、キャップの裏側の結晶化した汚れを清掃して閉めます。
エンジンを始動し電動ファンが回転する水温90度までエンジン2000rpmを維持して暖機します。
電動ファンが回転したら、アイドリング状態で前席、後席ともに温度HI、風量最大で暖房運転を10分程度実施します。
ヒーター回路までクーラントを循環させ、エア抜きします。
11
フラッシングオイルを抜き、オイルフィルターを交換しました。
ここで、ドレンパッキンを交換し、ドレンボルトを40Nmで締め付け。
オイルフィルタは13Nmで締め付けしました。
新オイルは樹脂製ボトル入りのためエーモンの給油ノズルを試しにつけてみましたが、はめ込みが甘く給油中に外れる事態が発生しました。
オイルジョッキに移して使うことを前提に作られているようです。
オイルジョッキの持ち合わせがないので、手持ちの4L缶に新油を移して給油しました。
12
エンジンを始動し、オイルパンドレンボルトやオイルフィルター、ラジエータドレンコックやシリンダブロックドレンボルト周辺から漏れがない事を確認しました。
翌日近所のホームセンターへ買い物に行った際、冷房で渋滞中でも水温が90度前後で安定していることが確認できました。
余ったLLCはキャップを密閉してしばらくの間は車内保管して、外出中の冷却水低下に備えたいと思います。
ODO:53,589km
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( 冷却水交換 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク