
レンタカー日記#24です!
前回に引き続き、セダン特集になります。
今回はインプレッサG4です!
インプレッサは1992年にレガシィの下位車種として登場しています。
セダン型のハッチバック、3代目からはXVというSUV仕様も登場していますね!
また、4代目からはスポーツグレードであったWRXが独立し、WRX STIとS4が登場しています。
なんともファミリーが多い車両ですね笑
AWDが得意なスバルですが、インプレッサだけFFが存在します。(他社からのOEMは除きます)
今回紹介する4代目のG4はカローラアクシオとレンタカーでは同じくクラスになりますが、カローラアクシオが5ナンバーサイズなのに対して寸法上3ナンバーとなります。
又、レンタカーグレードですのでAWDではなくFFです。
ではレビューを始めますね。
(エクステリア)
マイナーチェンジを挟み、フロントバンパーにL字型の装飾がつきました。
デザインしては質実剛健さが出ているデザインで、いかにも真面目なイメージが受け取れます。
逆に言うとカスタムしにくいようですが、こういった車の性能の真面目がデザインから分かる点はスバルのいいところですよね!
レンタカーのグレードでも安っぽさを感じず、飽きがこないデザインだと思います。
リアも同様で一見シンプルですが、カチッと固まった感があるデザイン。リアからも車がずっしりと安定していることが想像できます。
リアバンパーには何も装飾がないので、反射板やラインなどもう少し手を加えてもいいのかなとは思います。

リア
ちなみにですが、ドアミラーはおそらく現行版(BN型)レガシィB4と共通部品です。
ミラー端のウインカーランプなどは非装着ですが、装着できるくぼみもありましたので共通で間違い無いです。

B4と共通?のミラー
スバル車はミラーが大きいところも事故を未然に防ぐ0次安全対策でいいところだなと思うんですよね。
(インテリア)
インテリアは派手さはないですが、自動車に必要な要素はぎっしりと詰まった感じですかね。
レガシィには非搭載なのですが、それ以外のインプレッサ、レヴォーグ、XV、フォレスターなどに搭載されているセンターマルチディスプレイが搭載されています。
1.6iは走行可能距離や時計などのデジタル情報のみですが、それ以外の仕様は図が付いていて、カラフルなディスプレイだった気がします。

センターにディスプレイがあります。
ステアリングは2世代前のデザインですね。ビニール生地なのが少し残念ですが、握りやすく回しやすい質実剛健な感じです。
ステアリングの重さはかなり重い方です。同クラスのカローラに比べればかなり異なります。これは最初はしんどいですが、慣れてくると安定していてすごく運転しやすいと思います。

ステアリングは先代レガシィを思い出します笑
シートは少し硬めですがホールド性はあります。
後席から前席までのも適切な距離で、膝から前席までげんこつ2.3個分くらい。長距離移動でも疲れなさそうです。
ただ、全体的に地面に近い車ではあります。
運転席も潜り込むように乗ることになりますし、後席に座っても地面が近く感じます。普段ファミリーカーや軽自動車に乗り馴れてる方からすれば少し違和感かもしれませんね。

シートは個人的にはかっちり作られていて好みです
トランクもセダンながら広々しています。
そして!!インプレッサの素晴らしいところはセダンながらトランクスルーができること!
後席を倒せば長尺の荷物もちゃんと乗るんですよ♪ユーティリティの面からセダンを遠ざけている方もこれなら安心ですよね。
(ちなみに他社のこのクラスの車では今の所見た事がないです。)

わかりづらいですがトランクスルーできます
(走行性能)
エンジンは1.6Lと2.0Lの2バリエーション。
ハッチバックモデルにはこれにモーターを加えたハイブリッド仕様もあります。
もちろんスバル伝家の宝刀の水平対向エンジンです。
トランスミッションはリニアトロニックと呼ばれるCVT。1.6のAWDのみMT仕様が存在します。
現行版では全てアイサイト搭載となりますが、この代はアイサイト非搭載仕様も選べます。
走り味はまず、低速トルクが強いように感じます。アクセルを踏めば気持ちいい加速が楽しめます。
1.6Lは60キロ以上の中速トルクが弱いように感じましたが、2.0Lでは十分な余裕があり、ロングツーリングでも疲れを感じませんでした。
FF仕様でもコーナーでは地面にへばりつくように安定してまして、車そのものの設計の剛健さが感じられます。
スポーツモデルではありませんので、段差に対する入力はしなやかで、室内もこのクラスの中では静かに感じます。
現行版はSGP(スバルグローバルプラットホーム)導入第一弾として、更に乗り味にはこだわったと聞きますのでその辺は楽しみですね!
以上そんな形でインプレッサを紹介しました!
インプレッサは生産台数では他メーカーの車両に劣りますが、一度乗るとずっとインプレッサを乗り継ぐ人が多い気がします。
それだけ、車そのものの性能(走る、曲がる、止まる)が当然ようにしっかりでき、エアロパーツで飾らなくても満足できる、車そのものの素質に魅力がある車ではないでしょうか。
エントリーモデルだからと言って性能に手を抜かないところもスバルの素晴らしいところです。
車にも様々な楽しみ方がありますが、インプレッサの良さがわかる方は車そのものの素質にこだわる方だと思います。
ぜひ、皆さんも一度乗って車の素質に良さを感じてみてはいかがでしょうか!
FIN
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2017/03/05 22:40:07