
レンタカー日記、今回は本編に戻りまして第28回です。
今回はダイハツタントカスタムです!
タントを借りる予定だったのですがタントカスタムを借りることができましたのでレビューしますね。
タント、タントカスタムは2007年に登場しています。それまで背の高いジャンルの軽であった同社のムーブよりもさらに高いスーパーハイト系としてのジャンルを開拓し、他のメーカーもN-BOXやスペーシア、ekスペースなど後発で続いてきたところであります。
中でも自分が個人的に感動したのは軽自動車ながら電動スライドドアが付いている点で、一昔前はユニットの重さなどから普通車のワゴンでも片方にしか付いていない事もあった電動スライドドアを両側に付けられる構造上の剛性の向上や軽量化などの進化は素晴らしいものだと思います。
ムーブなどとともにそれまで狭い小さいという軽自動車のイメージを一転させ、さらには乗用車よりも後席の足元が広かったりするのは感動モノですね!

リア
ではでは前置きはさておいてレビューをはじめます
(エクステリア)
今回はタントカスタムになりましたが、こちらはオリジナル版と比べてかなり攻めたデザインとなっていますよね。
フロント、リアともにキラキラ光るメッキが目立つ様に配置されているのはカスタム感が出ていて、いかにもって感じです。
あまり車を派手にカスタムするのが好きではない私でも嫌にならない程度にカスタムしているのは売れる理由なのかもしれません。
タントとの値段の差は20万円ないくらい(Xというグレードでの比較)ですから、購入の際はどちらにしようか迷うところですね。
初代から大きくシルエットは変わらず、実用性や居住性を重視した形をしていますから、直線のラインが大半を占めています。したがって躍動感はありませんが、街乗りで使用する、買い物程度に使用すると考えれば丁度落ち着いて溶け込めるデザインなのかもしれません。
また、窓が格段に大きいのも特徴の一つでこれによって視界が広いのと開放感は感じられます。床も低いですので子供からお年寄りまで乗り降りしやすいのもアピールポイントですかね!
タントカスタムもそうですが、個人的にはオリジナル版のタントもそこそこシンプルにまとまったデザインでかっこいいとは思いませんが良いと思います。
(インテリア)
まずインテリアで一番注目すべきなのはCMでもやっている乗り降りらくらくピラーレスな点でしょう。
アイシスやラウム(なくなっちゃいましたね)でも採用されていますが、軽自動車の剛性でピラーレスをつけられるのは素晴らしいです。どういった構造で強度を補っているのか非常に気になるところ(すみません、自動車工学を研究したものとしてのクセがついつい笑)
とにかく乗り降りはバツグンにしやすいです。
そして前後ドアを開放して真横から見た図がカタログのカットモデルまんまになっている点も個人的には好きです笑

個人的にはこのビューが1番好きです笑
ステアリングの軽さは他の軽自動車と変わらないのですが、ダイハツ固有のウインカーはやはり使いにくいですね。
操作すると中立な位置にすぐ戻るのはいくら乗っても使いにくく、普段乗りなれない人が乗る可能性が比較的高い軽自動車にこれを搭載するのはどうかと思います。

暗くてスミマセン
後席の広さはとても広く、大人4人が広々と座れます。しかしながらラゲッジスペースが犠牲になっているので大人4人座る場合はハンドバッグやリュックあたりが限界です。

倒すとそこそこ荷物乗ります
シートの質はタントカスタムではなかなか上質で、革ではないのですがCMでやっているライオンの背中に乗っているようにスベスベの毛並みなシートです!(本物のライオンの上に座ったことがないのでなんともですが笑)

ライオンの背中?だそうです
(走行性能)
見た目から分かる通り軽自動車ながら背が高いですので、バランスはかなり悪いです。
ハンドルを急に切ると少し怖い思いをします。
しかしながら、低速で移動し狭いところなんかを入っていく街乗りでは取り回しはよく、車内も低速域では静かですので郊外ではセカンドカーとして、都心部ではこの一台で満足できそうです。

エンジンまわり
エンジンはNAは KF-VE型、ターボ車ありまして KF-DET型 排気量は共に規格ギリギリの658cc です。
乗り味としては低速域が得意なエンジンですので60キロ超えたあたりから非力さを感じますが、一般道を走る範囲では十分なエンジンでしょう。
凸凹に対する反応は同社のムーヴに比べると柔らかなイメージです。ここは好みが分かれるところですが、後席に乗るとそこそこ乗り心地はいいのかもしれませんね。
以上そのような形で紹介して来ました。
このスーパーハイト系の軽自動車はしばらくホンダN-BOXがトップに君臨していますが、タント、タントカスタムにも魅力はあることがわかりました。
軽自動車の登録台数は伸び代に悩み始めていると聞きますので、ここからどうやって生き抜いていくのか気になるところではありますよね!
皆さんも是非一度「ライオンの背中」に乗ってみてはいかがでしょうか!
FIN
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2017/04/02 15:23:12