
レンタカー日記34回です!
スズキ特集第2回!
今回は正確にはレンタカーではありませんが数日間運転させてもらう機会があったので掲載します。
今回は日産モコです!
つまりスズキMRワゴンですね笑
2002年に前年の末に登場していたスズキのMRワゴンのOEMとして登場しています。
(エクステリア)
スズキMRワゴンのOEMと言いましてもモコはフロントの印象がかなり異なります。というか全く違いますね笑
MRワゴンのフロントデザインは同車の広告に登場していたムーミンのいじわるミーにそっくりなのですが(このキャラクター選択は素晴らしいと思うほど)モコは子犬のようなフロントランプになっているなど、かなりかわいい車になっています。女性が乗るにはいいですが、男性のみで乗るのは少し恥ずかしい方もいそうです。

今回乗った車はフロントリアサイドにオーテックのエアロがついていました。
リアは先代同様リアガラス横に縦長にランプを配置しています。
車体シルエットはかなりスタイリッシュにくびれた先代よりも実用性を重視した箱型なデザインになっています。

リアは奇をてらわない平凡なデザイン
同じ軽でもスーパーハイト系よりも車高は高くありませんので安定性は比較的あるように見えるのではないのでしょうか(今回は乗った車がオーテックのエアロを装着していたこともありますが)
サイドのガラスが後ろに行くほど小さくなるデザインですので後席は少し狭そうには見えます。
一見好き嫌いが分かれそうなデザインですがしばらく乗ると、まるでペットのように愛着がわきます(事実です笑)
(インテリア)
インテリアはまんまスズキの軽!という感じですね。ステアリングも3世代前のデザインですし、シフトノブあたりも先代ワゴンRと同じです。
今回乗ったのは日産のモコでしたので、もちろんステアリングには日産のCIが付いていました。

インテリア
他のスズキ車と異なるところはメーターですかね。
シフトレンジか大きく表示されるので見やすいです!しかしながら、速度計のみしか付いていない点はちょっと残念ではあります。
今回乗ったモコには日産の純正ナビが付いていました。
本家のMRワゴンの方にはスマホのようにタッチで操作出来るエアコンスイッチやナビが付いているのがよくCMで見受けられましたよね!
シートはフロントとリア共にベンチシートのような形をしていますので乗り降りはとてもしやすいですが何しろ運転中にカーブに差し掛かるとシートベルトをしていても体が持っていかれます。今回は海沿いのカーブが多い道を度々運転する機会がありましたが、何度かヒヤヒヤしました。
又、後席はスーパーハイト系ほどではありませんがそこそこ余裕があり、大人4人で乗車するのもそこまで苦ではないです。しかしながら後席の天井が低いので後席にはあまり背が高い方は乗らない方がいいですね。
ラゲッジスペースは縦の長さはありますが奥行きがあまりありませんので載せられるものを選びそうです。

ラゲッジスペース
今回は乗った車は茶色の柄が施されたシートでしたがこれはこれでまた良いと思いました。柄は本革のシートでは表現できないですので、羨ましいですね!

フロントシート

リアシート(上に乗っているクッションは純正ではありません)
(走行性能)
エンジンはR06A型の直列3気筒 でNAとインタークーラーターボの2ラインナップがあります。
今回乗った車はターボだったのですが、
危険なくらいパワーあります。
さすがにクリーンディーゼルのターボのような加速力はありませんが、軽だと思ってアクセルを踏むと危険ですね。小さな暴れ馬といったところでしょうか。
低速のみならず中速でもトルクがありますので、一般道で必要とされる0〜60km/hの域でしたら他の交通をリードするくらいのパワーを感じられます。
しかしながら、車のつくりとしては普通の軽自動車ですのでターボだとますます合成不足を感じますね。
今回は山道や海岸線などのカーブを走る機会があったのですが、カーブでは怖くてスピードを出せませんでした。
又、交差点でもいきなりターボがかかるので結構ヒヤヒヤします。
若者からお年寄りまで様々な層が乗る車としては良く言えば面白い挙動をする、悪く言えば危険といったところです。
軽自動車であるが故というのもありますが、地面の凹凸をとにかく広い、凹凸を乗り越えるたびに腰に響く振動も気になりました。
自然とこの車を運転する時には、普段なら気にしない路面の凹凸までも気にして運転をしてしまいます。
しかしながら、軽ハイト系のワゴンだけありまして、ユーティリティは優れており、乗り込むというよりかは椅子に座る感覚で乗れるのは大変素晴らしいです。お年寄りや女性に人気な理由もよく分かります。
しかしながら、N-BOXやタントなどのスーパーハイト系の飛躍、そして同社のワゴンRとダブってしまいすぎているキャラが故に売れ行きに悩んだのが生産中止の要因なのかもしれません。
個人的には可愛い顔して走りはストイックというギャップがなんとも病みつきになる車なんですがね。

MRワゴン・モコよ、永遠に。
FIN
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2017/05/13 22:49:38