
長らくお待たせしました!レンタカー日記第39回はとうとう!外国車に進出です!!
今回はメルセデス・ベンツGLA180です!
まず、GLAとは何なのかと言うところから始まりますが、これはドイツのダイムラーがメルセデスブランドで展開するクロスオーバーSUVであり、今回乗ったGLA180が一番小さく、2.0L直4ターボを搭載したGLA 250 4MATIC、最大馬力350PSを誇るGLA 45 AMG 4MATICの3グレードが日本では主に展開されているようです。(Wikipediaより一部抜粋)

迫力のメルセデスブランド。
そもそもGLA180は現行版AクラスをベースにしたSUVバージョンといったところですね。少し語弊があるかもしれませんがスバルブランドで例えて言えばインプレッサスポーツとXVという関係に近いといったところでしょうか?
最近の世界的なSUV人気にメルセデスもちゃっかり乗っかっているというところでしょう笑
ではではレビューを始めます!
(エクステリア)
近頃のメルセデスの車共通に言えることですが、フロントマスクがまるで飛び出て来たかのような押し出し感の強い印象です。プレスラインやグリルなどに曲線が多く用いられている点はさすがデザインで魅せるメルセデスらしさが出ています。
改めて見るとほんとにボンネットが長いです。車体の4分の1がボンネットなんじゃないかくらいに長く見えますので、それだけスポーティさが見えますよね!
この曲線を多用したデザインにSUVの下回りは結構似合っていてバランスが取れていると個人的には思います。逆にノーマルのAクラスは少しのっぺりした印象でバランスが悪いかなとも思ってしまいますね。

スタイリッシュです!
フロントグリルのセンターにはこれでもかというほどの大きさのメルセデスのバッジが付いていますが、実はその上のボンネット上にも小さくバッジが付いています。メルセデスに乗っているというアピールはやりすぎなくらいできちゃいます。
リアに目を向けますと、リアのランプのサイズが結構大きく、しかしながらボディとの調和は絶妙に取れていますので美しいです。
個人的にはブーンやレヴォーグにリアが似ているように見えますが皆さんはどうですか??笑

話題のリア笑
リアからみても剛性の強さが伺えるデザインは日本車には結構少なめかもしれませんね。
総じて日本では生まれないような「欧州人顔」をしたクルマだと言えましょう。
(インテリア)
インテリアは日本車に乗り慣れてる人間からすれば凝りに凝ったデザインといったところです。
ステアリング1つにおいてもまるで芸術作品かのような美しい曲線でデザインされていますし、全体的に外装と共に高級感を損なわない、メルセデスブランドにふさわしい内装になっています。エアコンの吹き出し口はまるで飛行機のエンジン部のようなデザインになっていてコックピット感は満載。しかしながら、シンプルさを好む日本人からすればステアリング、インパネ付近にボタンが多すぎるのはちょっと煩わしいかもしれません。

欧州の方にはこれくらいのクオリティの高さが求められるのでしょう
シートはステッチとレザーが組み合わされたものですが案外固めでリラックスできる感じではありません。SUVという特性に合わせているのかもしれませんが、国産車より固めに作られているのは間違いないです。

フロントシート

リアもフロント同様クオリティ高いです。
後席の広さはマツダのアクセラあたりに近いですね。SUVという特性上なのか少し足元が高めなので足元が窮屈に感じるかもしれませんが、大人4人は不愉快なく座れそうです。
国産車との違いで気になるのは操作性ですが、まずウインカーレバーとワイパーレバーが逆になっていますのでこちらでまず戸惑います。
又、この車はシフトレバーがコラムシフト?になっており右側のワイパーレバーの手前についていますので、日本車のウインカー操作と間違って右のレバーを右左折時に倒してしまうとニュートラル等に入ってしまうという非常に危険な現象が起きますので、操作はお間違えなく。これが慣れないうちは結構戸惑うんですよ、、、
ヘッドライト等の操作スイッチは右側にダイヤルで行うものになっています。これも国産車にはない規格ですが、結構便利ですので国産車もこれにならないかなあなんて思います笑

このスイッチトグルは便利!
カーナビの使い方も少し難しいですが、これはメーカー毎のクセなので甲乙つけることはやめておきます。
指先でほとんどの操作が行える点は慣れれば操作性に優れた配置だと思いますので、観るデザインだけでなく操作性のデザインも考えられているのはさすが高級ブランドのメルセデスと言えるでしょう。

メーターも凝っています
(走行性能)
エンジンは1.6Lの直列4気筒にターボチャージャーがついています。指定油種はもちろんハイオクです。

エンジンルーム
アクセルを踏み込んだ感想としては、ターボラグの後にいきなり急加速といった感じで、低速というよりか中速付近から非常にトルクフルな形です。
アクセルをベタ踏みしない限りはおとなしい走行を提供してくれますが、踏み込んだ際にはホイルスピンを一瞬するくらいの加速力ですので、少しマナーの悪さが出るギクシャクとした形ですね。
ステアリングの操舵に対する応答は非常にダイレクトで意のままに操れるといっても過言ではありません。なので案外取り回しは良いです。
足回りの硬さは少し硬めですが、シートの硬さや車の特性を考えると妥当な硬さだと思います。下手にふわふわと減衰をしないわけではなく、揺れはカチッと抑えてくれますので、高速走行の疲れはあまり出にくいかもしれませんね。アウトバーンで鍛えられた?足回りらしさなのかもしれません。
走行性能とは少しかけ離れますが、全体的に死角が多い車ではあります。特にフロントガラス周辺はルームミラー付近は際立ってフロントガラスの上下高が足りなく感じます。なので狭い道を通る際はついつい背伸びしてみてしまいます。
デザイン上仕方ないのでしょうが、右左折や狭路が多い日本の道路環境には少し不向きかな?といったところですね。逆に日本のスーパーハイト系の軽やミニバンなどに外国の方が乗られたらびっくりされるのかな?なんて気になります。
今回はそんな感じで初の外国車を取り上げてみました!
運転中は終始緊張で力が入りっぱなしで、筋肉痛になりそうでしたが、この車をリラックスして乗りこなせる様になるには私の財力ではまだまだな気がします笑
メルセデスはたまに乗るくらいがいいかなあ?なんて庶民的なことを思ってしまった体験になりました。
ヨーロッパでは近い将来ガソリン車やディーゼル車が消えるという噂を耳にしましたが、この様な高い技術力が活かされなくなってしますのは少し残念かなとも思います。
読んだ方はいいねを押してくれると助かります!
FIN
次回予告
お楽しみに!!
ブログ一覧
Posted at
2017/09/03 01:26:04