
レンタカー日記もとうとう20回目です!
第20回と21回は2回に渡る企画を行います!
新旧プリウス企画!!!
まず第20回では3第目プリウスを紹介します!
1997年に「20世紀中に間に合いました。」と印象に残るキャッチフレーズと共に登場したプリウスは2009年に3代目のZVW30系が登場しました。
発表と共に自動車雑誌やネットのみでなく、朝のニュースで取り上げられるほど注目されていたのが記憶に残っています。
その影響なのか発表開始当時には手続きから納車まで10ヶ月以上待ちの事もあったのだとか。
1ヶ月もあれば納車が終わる中古車を乗り継いでる自分からすればあり得ません笑笑
販売も2代目の2倍となる80カ国で行われたそうで、日本車=プリウスというイメージを持ってる外国人も多いのかもしれません。ちなみに世界共通でPRIUSプリウスという名前で販売されているそうで、和製英語的な単語になっているんだとか笑
少し先にライバルとして存在していたホンダインサイトはプリウスに完敗しモデルチェンジどこらか廃止になるハメに。
それだけこのクラスでは敵なしだったというのがわかります。
前置きが長くなりましたがエクステリアから見ていきましょう。
(エクステリア)
2代目からのシルエットを継承しつつ、2代目より大きくなったように見えます。
物理的に大きくなったのもそうなのですが、丸まったデザインの2代目から3代目は少し角ばったデザインを取り入れたので大きく見えるのかもしれません。
ちなみにマイナーチェンジにより途中で一度フロントグリルまわりとリアコンビランプが改良されています。

印象的なリアデザイン
ハッチバックとセダンの間をとったようなシルエットは空力的に最適化したデザインなんだとか。
一度見たら忘れないデザインですよね笑
しかしながら室内からの後方の視認性は不評でこれがネックでプリウスを断念する方もいるそうです。
3ナンバーなので全長全幅共にコンパクトカーなどと比べれば大きく感じます。
ちなみにノアやセレナなどのミニバンが基本5ナンバーですので、日本の車検規定上はノアやセレナが小型乗用車プリウスの方が大きい普通乗用車となります笑
(インテリア)
レンタカーのグレードだからなのか内装に於いてはあまり評価が高くないです。
まずダッシュボードなどの全体の表面なのですが、プラスチックなのに加えてかなりザラザラしている(こすると指を痛めそうなくらい)な材質です。
また、ハンドルもこの素材ですので手が痛くて仕方ないです笑

写真からもザラザラ感が伝わります笑
シートはなかなか上質で繊細な生地です。また3ナンバー車だけあってシート自体の幅にも余裕がありますし、長時間乗っても疲れないです。
シートは上質
インパネ付近に目を向けるとまず気になるのがセンターの「柱」です。
これめちゃめちゃ邪魔な気がします笑もう少しスリムにしても良かったのでは?と思います笑
柱の下には収納スペースがありますが、あまりこの場所もユーティリティがよくありません。
そして柱の上にあるシフトレバーですが、指先でちょこちょこと操作するタイプは慣れないと使い難く、又シフトレバー自体が真上を向いているのでさらに使い難いです。

柱が印象的

設計の古さを少し感じます。
メーターはモノカラーで設計の古さを感じます。しかしながらスピードデジタル表示ですので速度キープはしやすいと思います。

メータ
(走行性能)
全体として車体の重さを感じる乗り心地です。段差を乗り越えた際はかなり揺れるように感じますしステアを切った際も結構ロールします。加速時もモーターの力を感じますが重さを感じます。
しかしながらスピードに乗ってくる高速域ではのびのびと走ってくれますので、北米やロシアでウケるのも納得です。
又ハイブリッドだけあって燃費もそうですが低速時のEVモードの静粛性は抜群です!
車自体が静かな上に外からもあまり音が入らないので不気味なくらい静かです。
そんな感じで3代目プリウスを紹介しました。
忘れていましたが、2012年からはZVW35系のPHVも販売されていましたね!
自宅などのコンセントから充電できるという画期的な性能の車でしたが、高額な値段が故にあまり見たことがありません笑
ちなみに標準車が15年に販売終了になったのに対して、PHVは昨年まで販売されていたそうです。

ラゲッジスペースは奥行きがあります!
この3代目から派生して3列仕様のプリウスαや小型仕様のアクア(海外ではプリウスC)などが登場し、ZVW30プリウスはまさにハイブリッドカーの歴史に残る1台となりました。
レンタカー店でも徐々に配備がなくなっているそうなので、皆さんも一度乗って見てはいかがでしょうか?
FIN
Posted at 2017/01/31 10:29:21 | |
トラックバック(0)