
レンタカー日記、第38回目の今回は今年春に新型になったワゴンRです!
そうです、またスズキなんです、、
スズキの回し者ではないんですよ?申し訳ありませんが、、
先代ワゴンRは第25回で掲載していますので、そちらも是非お読みいただけたらなと思います!
(ワゴンRの歴史についてもそちらの記事でちょこっと触れています。)
現行版の新型にワゴンRは6代目になるわけですが、先代の5代目と比べるとスタイリッシュさは正直薄れたと思います。
なんとなく四角くなり、躍動感は薄れましたが安定感というか安心は増したデザインですね。

先代より少しゴツっとしたシルエット
今回はハイブリッドFXというグレードに乗車しました!!
ではでは先代とはコンセプトが全く異なったワゴンRを見ていきましょう!
(エクステリア)
CMでもやっている通り、??これがワゴンR??と疑ってしまうほど先代や歴代のワゴンRとはかけ離れたデザインです。
フロントは四角いヘッドランプから細いグリルメッキが伸び、絵に描きやすそうなシンプルなデザインになりました。
リアはガラス横にあったヘッドランプから一転して下部のバンパー付近に横並びでついてます!
ずっと眺めていたら、何かに似ているな〜と思っていたのですが、よくよく考えたら、、
初代ワゴンRにそっくりなデザインなんですよ!!

初代に何処と無く似てます!
特にフロントなんかは初代の面影がガッツリ残っていまして、初代ワゴンRを現代版に復刻させましたと言わんばかりのデザインなんです。
リアのランプ配置も初代に近い気がします。
スズキも6代目で原点回帰というところなのでしょうか。確かに初代ワゴンRは軽ハイトワゴンの先駆けとしてバカ売れした歴史をもつ車ですからね。
そんな6代目ワゴンRですが、側面から見るとBピラーはリアに向かって少し寝ている形になっていまして、アルファードやベルファイアみたいです笑このおかげもあってか全長が少し長く見えるんですよね!
スライドドアでもついているんじゃないかっていう側面のデザインです。

このあたりがアルファード?笑
エクステリアから車内の広さを感じるデザインとなっています!
(インテリア)
インテリアは先代からガラッと変わっています。特にインパネ周りはホンダのミニバンのように少しテーブルぽくなっていまして、斬新なデザインです。

インテリアは先代からガラッと変わりました
またエアコンの操作スイッチ類はかなりスマートになっていまして、一見どこにあるか見失うくらいです。しかしながら操作性はとてもよく、風量と温度の操作スイッチがボタン式ではなく出っ張りを上下に動かす形になのでボタンを注視しなくても手だけで操作できる点は非常に高評価させて頂きます。
しかしながらシフトレバーより助手席側の隣にありますので、少し手が届きにくいのが残念ですね。

エアコンスイッチは使いやすさ◎!
ステアリングデザインは新しいものになっています。ソリオと共通ですかね。
先代よりもデザインのせいなのかもしれませんがステアリング直径が大きくなった気がします。先代ではステアリングの小ささが少し気になっていましたので、個人的には進化して良かったです。
この車のトピックの一つといえば、運転席前のダッシュボードについてあるヘッドアップディスプレイでしょうか。ちなみにこちらはオプション品らしいですが、普段見慣れないので結構面白かったです。
最初は視界に文字が入るのは気が散りましたが、慣れると目線の移動がほとんどなく速度やレンジを確認できるので便利でした!新型ワゴンRご購入予定の方は是非装着してみてはいかが?笑

HUDは慣れると使いやすい
シートは先代とほぼ変わらないベンチシートになっていますので、ホールド感はほぼありません。しかしながら先代よりも少し柔らかいシートになったかな?思います。高速道路走行時も疲労感は他社の軽自動車と比べると少なかったです。

フロントシート

リアシート
CMでも宣伝されていますが、後席に傘を入れるケース?的なのがあります。雨の際に傘を室内を濡らさずに入れる事ができる機能は、様々な用途で使われる事が想定される軽自動車ではベストな機能だと思います。
収納スペースは先代とほぼ変わりません。
(走行性能)
先代のワゴンRと現行版のムーヴとの一番の差は足回りの安定感だった気がします。
先代のワゴンRはキビキビ走るものの、カーブや交差点などでステアリングを切った際に車両の天井から引っ張られるようなロールが発生し結構不安定でした。
対してムーヴは同条件でも比較的低重心が感じられストレスなく曲がれるんです。
しかし、さすが新型だけありまして、今回のワゴンRでは全体的に重心が下がった感触を覚えます。交差点やカーブでの弱点も補われ、高速走行でのカーブもストレスには感じません。
エンジンはR06A型 直3 DOHC でありまして先代と同じものです。

エンジンルーム
ラインナップとしてはNAとターボのバリエーションがありまして、スティングレイという軽自動車ならあるあるなカスタムモデルもあります。
また、今回は先代から搭載されていたバッテリーでアイドリングストップの発進や動力補助を行うSエネチャージの機能も発展されていまして、NA車ではモーターのアシストがターボ車と同様の100kmまで拡張されました。
確かに、今回は何度か高速道路の合流を経験しましたが、軽だからといって不安に感じることはなかったですね。むしろ、高速域でも加速ができますから追越車線も気楽に走れました。
走行音も比較的静かで、特にアイドリングストップからの発進時はセルが回るキュキュという音がしないのは非常にストレス低減になります。
今回はそんな感じで新型ワゴンRを特集しました!
先代とは見た目も中身も乗り心地もガラッと変わりつつ、どこか初代の面影があるこのワゴンRにぜひ乗ってみて下さいね!!
FIN
次回予告
お楽しみに!
Posted at 2017/07/30 23:33:37 | |
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